新築で家具を揃える際の費用と家具の選び方

/ 最終更新日:2024/10/24

新築で家具を揃える際の費用と家具の選び方

夢のマイホームで新しい家具に囲まれる新生活、考えただけでわくわくしてきますよね。

しかし家具を一から全部購入しようとすると、それなりの費用がかかるもの。

実際、理想とは反対に「全部でいくら必要なの?」「住宅ローンを組んだばかりなのに」と不安を感じる方も多いようです。

そこで本記事では、家を新築するにあたり家具一式をまとめて購入する費用や、それぞれの選び方などについて、分かりやすく解説します。

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新築の家具購入費用の相場

家の新築に合わせて家具一式を揃える場合、費用相場は100~150万円と言われています。

住宅金融支援機構が行った調査「住宅取得に係る消費実態調査(2014)」でも、住宅を建築・購入した後一年以内に購入した耐久消費財の平均金額は、一戸建てで201万円、建売住宅で105.1万円、新築分譲マンションで85.9万円となっています。

耐久消費財とは長期間にわたって使用される製品のことで、原則として使用期間が1年以上となり比較的購入価格が高いもの、つまり家具や家電、自動車などです。

ちなみにこの調査における「耐久消費財」にも、家具だけでなく、家電や自家用車、太陽光発電システムなどが含まれています。

しかしそれらの費用を差し引いても、家具の購入費だけで100万円前後はかかると考えておくといいでしょう。

新築で使う家具を買うタイミング

スムーズに新生活をスタートさせるためには、入居する前に家具を購入しておき、入居日に配送・搬入してもらうのがおすすめです。

ただし、あらかじめ部屋の間取りやイメージを確認しておくことを忘れてはいけません。

気に入った家具を揃えたものの、間口が狭すぎて入らなかったり、家具が家の雰囲気と合わなかったり、といったケースが少なくないのです。

「失敗は絶対に避けたい!」という方は、大型家具や高額になる家具だけ入居してから購入するのも一つです。

それでもやっぱり事前に購入したい、という場合は組み立て式のものも選択肢に入れてみましょう。

新築の家具はどこで買うのがおすすめか

新築で家具を揃えるのはワクワクしますが、いざ家具を購入する時になってどこで購入すべきか悩んでしまう方も多いようです。

基本的には、店舗で購入するか、インターネットなどの通販で購入するかのどちらかになるでしょう。

そこで、以下に店舗での購入と通販を利用する際のそれぞれのメリットについてご紹介します。

店舗で買うメリット

店舗で家具を購入する際のメリットは以下の通りです。

実物が確認できる

店舗で家具を購入する1番のメリットは、店頭で実物を確認できる点です。

サイズ感やデザインだけでなく、実際に操作してみることで、使い勝手まで確かめることができます。

専門家の意見が聞ける

家具に関して、プロの意見が聞けるのもポイントです。

一般的に、店舗には家具の専門家やコーディネーターなどが在籍しています。

そのため、分からないことや疑問に思ったことはその場で尋ねて、納得したうえで購入できます。

搬入や組み立てもOK

基本的には、購入すれば自宅への搬入や組み立てまで行ってくれます。

中には別料金というケースもありますが、通常に比べれば配送料や組み立て費用は安くなります。

通販で買うメリット

通販で家具を購入するメリットは以下の通りです。

価格が安い

通販家具は、一般的に店舗購入に比べて値段が安いのがメリットです。

販売側からすると余計な人件費や管理費用がかからず、その分商品の値段が安くなるのです。

また、送料無料や送料込みの場合も多く、費用を抑えたい方におすすめです。

いつでも手軽に注文できる

インターネット通販であれば、24時間365日どこにいても家具が購入できます。

気に入る家具が見つかるまで、いくつも店舗を見て回る必要もありません。

忙しくてなかなか時間が取れない人も、効率的に複数の家具を比較できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

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家具選びのコツ

家具を一からまとめて選ぶのは、思った以上に時間がかかる作業です。

スムーズに購入ができるよう、それぞれの家具の選び方について解説します。

ベッド・マットレスの選び方

ベッドフレームはデザイン性を重視して選ぶ人も少なくありませんが、床板の素材やマットレスとの相性なども配慮したいところです。

日本は一年を通して湿気が多いため、カビの発生を予防するためにも通気性の高いすのこタイプが人気です。

一方で、床板部分の隙間が広すぎると、ポケットコイルタイプのマットレスを十分に支えることができないこともあります。

また、ベッドフレームもシンプルなものから多機能なものまでさまざまです。

収納の有無やベッド下の掃除のしやすさなど、まずは重視する点を決めてから検討しましょう。

マットレスは好みが大きく影響するもので、購入時はサイズや硬さで絞ると選びやすくなります。

ある程度絞れたら、実際に寝転んでみて寝心地や寝返りのしやすさを確かめてみましょう。



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ソファの選び方

ソファは一般的な横長のものからコーナー型、リクライニング型など多くのタイプがあります。

まずは、置き場所を考えてどのタイプにするのかを考えましょう。

タイプが決まったら、高さやサイズ、素材などについて検討します。

ソファは家具の中でもかなり大型になるため、店頭で実物を見たとしても、自宅に設置した時のことをイメージしにくいものです。

また、購入したもののいざ搬入の時になって、部屋に入らない、部屋の雰囲気と合わない、というトラブルが少なくありません。

そういったことを避けるためにも、あらかじめソファを置きたい場所に新聞紙などを敷いて、具体的にイメージしておきましょう。


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ダイニングテーブルの選び方

ダイニングテーブルは、使用する人数に合わせて選ぶのが基本です。

4〜6人用の長方形がスタンダードですが、楕円形や円形、さらには人数や用途によって大きさが変えられる伸長タイプのテーブルもあります。

ダイニングテーブルセットとしてイスと合わせて販売されていることも多いですが、バラバラに購入する場合は、座る時にテーブルの脚が邪魔にならないか、イスのイメージに合うか、といったことを確認して購入しましょう。


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イスの選び方

先述した通り、テーブルとセットで販売されているのが一般的です。

しかし、製品によっては気に入ったイスを組み合わせられます。

もちろん、イスだけを単体で購入することも可能です。

イスを購入する際は、まず座面や背もたれの高さから選びます。

特にテーブルと合わせる場合は、実際に座ってみて、作業しやすい高さであるか確認しておきましょう。

他にも、キャスターが付いたものや回転式のものなど、多様なスタイルのイスが販売されています。


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食器棚の選び方

ソファと同様に大型家具となるため、購入前にサイズを確認しておくことが重要です。

設置するスペースだけでなく、搬入口の高さや幅も合わせてチェックしましょう。

食器棚と言えば、食器専用の開き戸タイプが主流でしたが、最近は炊飯器や電子レンジまで収納できるオープンデザインのキッチンボードタイプも人気があります。

上段扉は引き戸、下段扉や家電スペースは引き出しというデザインが主流で、奥まで出し入れしやすいのが特徴です。


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高級家具を買う魅力

高級家具の大きな魅力は、その見た目と耐久性にあります。

高級家具は、使用する素材選びからデザイン、仕上げまで全てにこだわって製造されています。

高品質な天然素材は傷みにくく、長期間にわたって愛用できます。

大量生産される一般的な家具とは違い、一つひとつ風合いが異なるのも特徴です。

使い続けるうちに色合いや手触りが変わっていきますが、それが少しずつ家具の味わい、日々の記録になるのです。

ふと気付けば、他にはない味わい深い家具となっていることでしょう。

家具の寿命

生活するにあたり必要不可欠な家具ですが、一度購入すれば永遠に使えるというものではありません。
ベッドからソファ、テレビ台に至るまで、どの家具にも「寿命」があります。

では、それぞれの寿命は一体どれくらいなのでしょうか。
こちらの記事では、家具の寿命や長持ちさせるためのコツ、買い替えるタイミングなどについてご紹介します。

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高い家具と安い家具の違いは?おすすめのブランドも紹介

家具ブランド紹介

こちらでは、品質に定評のある家具ブランドを3つ紹介します。

しかし、こちらでご紹介するブランドは、おすすめしたい家具ブランドの中のごく一部です。

より詳しい情報は当ホームページでご紹介していますので、ぜひ一度ご覧ください。

モーダエンカーサ

モーダ・エン・カーサ

日本在住のデンマーク人により、2000年に創業された家具ブランドです。

「家の中のファッション」という意味合いを持つブランド名にふさわしく、ヨーロッパ各地の最新トレンドを取り入れたファッショナブルなアイテムを展開しています。

日本のスタイルに合わせたインテリアはどれもデザイン性抜群。

それでいて、機能性や遊び心まで忘れないのが魅力です。

モーダエンカーサの詳細こちら

マスターウォール

MASTERWAL / マスターウォール

1946年婚礼家具の製造を中心に始めた「アカセ木工所」が、2006年新たに立ち上げたブランドです。

素材をウォールナット無垢材に限定しているのが大きな特徴。

「100年後の人たちにも愛着を持って使い続けてもらう家具づくり」をコンセプトに全て受注生産、オーダーを受けてから木の選定を行います。

精度の高い機械加工とプロのハンドワークで、他にはないたった一つの家具が生まれるのです。

マスターウォールの詳細こちら

シーヴ

SIEVE / シーヴ

ホーム家具からオフィス家具まで幅広く扱うインテリア商社「株式会社弘益」により、2010年に誕生したブランドです。

シーヴとは「篩(ふるい)」の意味。

デザインから品質、コンセプトに至るまで全てを篩にかけて見つめ直すことをモットーに、日々オリジナリティ溢れる製品開発に尽力しています。

木材の加工から仕上げまで、ほぼ手作業で行われているのも特徴。

そこに高精度の機械作業を組み込むことで、品質と価格のバランスの取れた上質な家具を販売しています。

シーヴの詳細こちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ

正しい家具選びで長く愛用できるものを見つけよう

いかがでしたでしょうか。

この記事を読んでいただくことで、新築時の家具購入費用や、家具の選び方についてご理解いただけたと思います。

長く使える上質な家具を選びたいという方は、ぜひ一度村内ファニチャーアクセスまで足をお運びください。

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