ライティング〜照射面と空間イメージ
照明計画を立てるとき、お部屋ごとに、自分がどのように使いたいか、演出したいか、目的をもって考えることと思います。その際、そのお部屋のどの面を中心に明るく強調するかによって、お部屋の明るさ感やイメージが大きく変わってきます。演出したい雰囲気に合わせ照射面を検討するとよいでしょう。そこで、照射面(照らされる面を被照射面)と空間のイメージについてご紹介します。
全体をバランスよく照射
影ができず光光に包み込まれるような、やわらかい雰囲気を演出します。
床面と壁面を強調
天井は光があたらず暗く落ち着いた感じになり、重厚感のある空間を演出します。
天井面と壁面を強調
天井が高く見え広がり感が感じられ、開放的な空間を演出します。
天井面を強調
壁の照明だけで天井のみを照らすことで上への広がり感が強調されます。開放的な空間を演出します。
壁面を強調
横方向への広がり感が感じられ、ギャラリーのような演出効果です。
床面を強調
非日常的な雰囲気を演出します。床の物影や人影がで強調されるのためドラマティックな空間になります。