リビングにさらなる快適な空間を!
おすすめのラウンジチェアの選び方
公開日:2022/09/28 / 最終更新日:2024/08/19
リビングでくつろいでいるときに、ソファではなく、自分専用のラウンジチェアで快適な時間を過ごしたい、と考えたことはありませんか?
ラウンジチェアを併用することにより、今感じている不満を解消、もしくは軽減することができます。この記事を読んでいただき、ご自宅のリビングに合うラウンジチェアのご参考になれば幸いです。
ラウンジチェアとは
ラウンジチェアとは、幅や奥行きがダイニングチェアよりも大きめの一人掛けの椅子です。リラックスするための椅子で、パーソナルチェア、という呼び方を聞いたことがあるかもしれません。
ラウンジチェアは、主にホテルのロビーや待合室などに設置されることが多いです。
ラウンジチェアのメリット(魅力)
ここからは、ラウンジチェアのメリット(魅力)について紹介していきます。
自分専用の快適空間をつくりたい方は、下記のメリットがおすすめポイントなので、参考にしてください。
【ラウンジチェアのメリット(魅力)】
- ・リラックスしやすい
- ・デザイン性が高い
- ・1人の空間を作ることができる
上記メリットを解説していきます。
リラックスしやすい
まず、リラックスしやすい、という点が魅力です。ラウンジチェアをおすすめする大きな理由の1つです。
座面の幅・奥行き共に広めのサイズとなり、背もたれに傾斜がついています。そのため、リラックスしやすい姿勢で、長時間過ごすことも可能です。
種類によっては、背もたれも高くなっており、首や頭まで支えてくれるものもあります。とくに映画やドラマを頻繁に見る方は、ラウンジチェアを使用することで快適に過ごせるでしょう。
デザイン性が高い
ラウンジチェアはシンプルなデザインから、凝ったデザインのものまで多くの種類があります。
見た目の美しさを追求したもの、機能性にこだわったデザインのものと、さまざまです。選んだ1脚がリビングのインテリアのアクセントにもなります。
座り心地ももちろん大事です。しかし、長期間にわたって大切に使い続けられるように、自分が一番の好みだと思うラウンジチェアを選ぶことも同じくらい重要です。
1人の空間を作ることができる
リビングのソファは1人掛けのソファでない限り、主に家族が複数人で座るものです。ダイニング空間も、1人で過ごすときがあったとしても、途中から誰かがそばに座ることが可能です。
しかし、ラウンジチェアであれば、座っているその空間は自分だけのものです。近くに来ることはできても、誰かが隣に座ることはできません。同じリビング内にいても、自分だけの快適なスペースを作ることができます。
わかりやすくラグを敷いてゾーニング(見た目から空間を分けること)をすれば、さらにパーソナルな空間を強調することができます。
ラウンジチェアの選び方
ラウンジチェアは種類がありすぎてどのように選べばいいかわからない、という方もいらっしゃいます。
ここからはラウンジチェアの選び方を解説していきます。
【ラウンジチェアの決め方のポイント】
- ・座り心地で決める
- ・デザインで決める
- ・サイズで決める
- ・機能性で決める
- ・デザイナーで決める
1項目ずつ解説していきます。
座り心地で決める
まず、座り心地です。ラウンジチェアごとにクッション性もサイズも違いますので、座り心地の良さは人それぞれ変わります。
【座り心地のポイント】
- ・背もたれに無理なく寄りかかれるか
- ・脚が楽に床に着く
- ・立ち座りの動作に不便さがない
- ・座面が固すぎる、もしくは柔らかすぎるといった不快感がない
上記のポイントが問題なければ、座り心地は合っていると思われます。
リラックスするためのラウンジチェアなので、ここを間違えないようにしなくてはいけません。
デザインで決める
メリットの紹介でも少し触れましたが、座り心地が良くても、自分が好きなデザインでなければ好きになれず、愛着も湧きません。
自分専用のラウンジチェアを検討中でしたら、妥協することなく自分の好みに合うラウンジチェアを見つけましょう。
サイズで決める
ラウンジチェアは部屋に設置できるサイズのものを選びましょう。
LDK空間の広さや、現状設置しているソファや、ダイニングセット、他家具・家電のサイズなどから、設置可能かどうか判断しなければいけません。
人が通る動線も必要です。ラウンジチェアの周囲に横幅が600mmのスペースがあれば、人が1人分通ることができる幅となります。
しかし、通ることができる最低寸法のサイズ感のため、おそらく600mmの動線幅では狭く感じます。窮屈さや圧迫感を感じないスペースの確保が必須です。
機能性で決める
機能性の有無も1つの判断材料です。
【機能性の例】
- ・リクライニングが可能
- ・ヘッドレストが付いている
- ・フットレストが付いている
- ・スツールがセットで購入可能
- ・移動が必要になった際に運びやすい
とくに、スツールを同じシリーズでセットで販売しているかどうかは重要です。脚を伸ばしてリラックスができるかどうかで、過ごし方は大きく変わります。
また、同じラウンジチェアと同じシリーズのものがセットでなければ、デザイン性が異なるスツールを選ばざるを得なくなります。そうなると、見た目がアンバランスになる可能性があります。
こちらでは、リクライニングチェアについて解説していますので、迷われている方はぜひ参考にしてください。
デザイナーで決める
特定のデザイナーの他の家具を使っているのであれば、同じデザイナーのラウンジチェアを選ぶのも一つの手です。
デザインやコンセプトに共通しているものがあるため、同じデザイナーの家具を複数部屋に設置すれば、インテリアに統一感が生まれやすくなります。
ラウンジチェア紹介
次に、世界中で長年にわたって有名な、不朽の名作ともいえるラウンジチェアを2脚紹介します。
エッグチェア
デンマーク出身のデザイナーである、アルネ・ヤコブセンによってデザインされました。
エッグチェアが生まれたのは1958年、デンマークの首都、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのロビーに設置するために作られました。
体を包み込む卵をイメージさせるデザインから、エッグチェアと名付けられました。このデザインを作り出すために、石膏を使った試作を何度も繰り返し行い、エッグチェアの完璧なフォルムを作り上げました。
デンマークのメーカー:Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)社が取り扱い、世界中で販売されています。
フリッツ・ハンセンの詳細はこちらスワンチェア
こちらのスワンチェアもエッグチェアと同じく、アルネ・ヤコブセンの作品です。エッグチェアと共にSASロイヤルホテルのロビーに設置するために作られました。
白鳥をイメージして作られたラウンジチェアです。左右のアームレストは白鳥の羽のようです。全てが曲線で構成されているシェルのデザインからは、圧迫感のない柔らかなイメージが連想されます。
こちらも、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)社が取り扱い、世界中で販売されています。
フリッツ・ハンセンの詳細はこちらラウンジチェアだからこそ作り出せる空間がある
いかがでしたでしょうか?
この記事では、ラウンジチェアの特徴や選び方について紹介・解説してきました。
ラウンジチェアが1脚あるだけで、リビング空間のイメージが大きく変わります。また、紹介したエッグチェア、スワンチェアと同じような不朽の名作となるラウンジチェアは多くあります。世界中の、過去そして現在のインテリアデザイナーたちが魂を込めて作り上げた名作たちです。
どれにしようかとインテリアショップで迷う時間もまた、楽しいものです。ぜひラウンジチェアを、ご自宅のインテリアに取り入れてみてください。
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