リクライニングチェアの選び方

/ 最終更新日:2024/10/24

リクライニングチェアの選び方

リモートワークの広まりや、家で過ごすことが多くなったことで、自宅にリクライニングチェアを導入する家庭が増えています。

長時間のデスクワークによる疲労や腰痛に悩む方も多く、より快適で体に負担のかからない、高機能リクライニングチェアのニーズが高まる昨今。

生活の中で長時間使用することが多い椅子は、生活の質を大きく左右するともいえる大切な存在です。

快適な座り心地で、日常をワンランク上げてくれるリクライニングチェアについて、その選び方や機能を、国内最大級の大型家具店、村上ファニチャーアクセスのアドバイザーが徹底ガイドいたします。

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リクライニングチェアの選び方

リクライニングチェアと言っても、機能や形はさまざま。どのようなものを選べばよいか迷ってしまいますね。

まず選び方のポイントを、いくつかご紹介します。

リクライニングチェア 選び方 01.使用する場所

選ぶときのポイントとして、まずどのような部屋で使うのか、使うシーンを考えてみてください。

主にデスクワークをメインに仕事や作業スペースで使うか、それともリビングなどで使うかによって、必要な機能やサイズ、求めるデザインも変わってきます。

リクライニングチェアは存在感のあるものなので、部屋の雰囲気を壊さないものや、長く愛着を持てるような、好みにピッタリと合うものを選ぶことが重要です。

インテリアにこだわりたい方には、おしゃれな北欧系の雰囲気のものもおすすめ。部屋の雰囲気や使用用途にマッチするものを探してみてください。

リクライニングチェア 選び方 02.機能性

特に重視したいポイントは機能性です。

リクライニングチェアには、体重をかけることで自然と背もたれが傾くタイプと、レバーやボタンなどで操作するものとがあります。

レバーの操作性は、ぜひこだわりたいポイント。機能が多くなることで、操作や器具が複雑になりがちです。操作が直感的に使えるものを選ぶことで、ストレスを感じず使うことができ、快適さが増します。

デスクワークなどで使用する場合は、キャスター付きで座面が回転するものがおすすめ。

長時間座っていても疲れにくい工夫がされているものを重視してください。

正しい姿勢を保ちやすいもの、腰をサポートしてくれる機能を備えたものは、体の負担を軽減してくれるので、作業性の向上にもつながります。

毎日使うものなので、使い勝手がよいと、より心地よく愛着も感じるものです。使用する環境や用途に合わせて、必要な機能を備えた満足のいく一点を選んでみてください。

リクライニングチェア 選び方 03.シートの素材

リクライニングチェアの張地に使われている主な素材は、レザー(革)、メッシュ、ファブリック(布)の 3タイプです。

レザー(革)

高級感・重厚感があります。デザイン性の高いものが多く、インテリアに合わせて選びたい方におすすめ。

飲み物をこぼしてもサッと拭くだけで済むなど、汚れにも強いことは大きなメリット。

耐久性もあるため、長く愛用できます。

メッシュ

通気性・分圧性に優れているため、長時間座って作業する方向け。

フィット感があり、蒸れにくいため、オールシーズン快適に使える素材です。

長時間作業するデスクワークなどに、特におすすめの素材です。

ファブリック(布)

柔らかく肌触りのよい質感。色や柄のバリエーションが豊富なため、インテリアに合わせたものを選びやすいのが魅力です。

比較的リーズナブルなものが多いのですが、水や汚れに弱いのが難点です。

張地の素材は、座り心地に大きく関係してきます。ビジュアル的な好み、体へのフィット感など、素材もよく吟味して選んでみてください。

リクライニングチェア 選び方 04.オットマンの有無

リクライニングチェアには、オットマンが付いているものがあります。

オットマンというのは、足置き場のことをいい、ソファなどに座ったときに足を伸ばして置ける台です。

オットマンがあることで、体を背もたれに傾けたときに、足を伸ばしてくつろぐことができるため、深くリラックスできます。

オットマンは、商品に付属品としてセット販売されているタイプも多いです(別途購入の場合もあり)。

チェアとは別に「独立したタイプ」と、チェアに「内蔵されているタイプ」とがあります。チェアの座面下に内蔵されているタイプは、必要なときにワンタッチで出し入れもしやすく、場所も取らずにとても便利です。

近年、昼間に30分以内の昼寝をとることが、脳のパフォーマンスを上げるという、パワーナップ効果 (積極的睡眠)が注目されています。昼間の仮眠が作業効率の改善を図ると、仮眠時間を設ける企業も増えていますね。

オットマンがあることで、足を伸ばして仮眠をとる「寝られる椅子」としても活躍します。

また、長時間椅子に座っていると、血流が悪くなり足が浮腫んでしまうことも。

オットマンを使い、足を少し上げることで、そんな足の浮腫みも解消する効果も期待できます。

リクライニングチェアの紹介

リクライニングチェアを2点ご紹介します。

ストレスレス®

ストレスレス®

北欧最大の家具メーカー、エコーネス®による『ストレスレス®チェア』は、1971年に第一号モデルを販売。半世紀以上、世界50ヵ国以上の人々から愛用され続け、累計販売台数は、1,000万台を超えます。

長く厳しい冬が続くノルウェーの暮らしから生まれたストレスレス®は、家で過ごす時間を快適にするために、ワンランク上の心地よさを追求した究極のリクライニングチェア。

洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた、魅力溢れるリクライニングチェアです。

ストレスレス®の快適を追求した機能性

ストレスレス®は、背もたれに体重をかけるだけで自在にリクライニングが可能な『グライドシステム(国際特許取得)』を搭載。

その快適性は、体に負担をかけず、自動的に一番よいポジションに整えてくれるフィット感にあります。

リクライニング機能『プラスシステム』も、国際特許を取得しているストレスレス®の代表的な機能。

シートを倒すと、同時にヘッドレストが起き上がり、首と頭をサポート。TV鑑賞や読書に最適な角度をキープしてくれます。

ヘッドレストを解除することで、フラットに近い寝姿勢にも対応可能です。

機能とデザインで選ぶストレスレス®5つのベース

ストレスレス®チェアは、まず脚の形(ベース)に注目してください。主に以下5つのタイプのベースが特徴となっています。

  1. 01.クラシックベース
  2. 02.シグニチャーベース
  3. 03.スターベース
  4. 04.オフィスベース
  5. 05.レックコンフォート

お使いになる環境や用途、お好みのデザインに合うような、最高の一点を選ぶ際の参考にしてください。

クラシックベースは、ストレスレス®を象徴する、砂時計型(アワーグラス)の木製ベースが特徴。

ヘッドレストからアームレストまで一体となったデザインで、どんなポジションでも体が包み込まれるような優しい座り心地を実現。

読書や映画鑑賞などに適した姿勢を無理なく保つことができる、ベストセラーモデルです。

シグニチャーベースは、従来のリクライニング機能に、ロッキング機能を取り入れ、心地よさを追求。

ロッキング機能とは、揺り椅子のように座面と背面がゆらゆらと揺れる機能です。

ウッドフレームとツヤ消しアルミニウムを合わせた、スタイリッシュなフレームが特徴。

優しい絶妙な揺れが心地よく、極上のリラクゼーションタイムへと誘ってくれます。

スターベースは、5本の星型の脚部分が特徴。北欧ミッドセンチュリーの都会的な風格が人気です。

ヘッドレスト調整で頭までサポートでき、使い勝手のよい大きさ。

脚部は、光沢のあるクロムと、マットなブラックの2タイプが揃い、ロッキングチェア機能も加わりました。

オフィスベースは、しっかりと体をサポートしてくれて、長時間のデスクワークにも最適なフォルム。

レバーで座面の昇降調整が可能。可動キャスター付きで、お仕事にも趣味にも、多機能に活躍するチェアです。

レックコンフォートは、シート下(座面下)に収納されているフットレストを、電動で出し入れできるタイプ。

シート側面のタッチボタンひとつで、リクライニングに合わせたフットレストの絶妙なフィッティングが可能です。

足を伸ばし、姿勢に合わせたリラックス時のオンオフも思いのまま。

フットレストの先がやや下に傾いているため、置いた足に負担がかからず、自然な状態でリラックスできます。

ストレスレス®チェアをフルリクライニングしたときの大きさは、およそ畳一畳分。

お家時間が増える中、読書などのリラックスタイムだけでなく、家族でのんびり映画鑑賞やスポーツ観戦などにも最適なリクライニングチェアです。

長時間座っていても体に負担がかからず、お仕事やデジタルライフのお供としてもおすすめです。

ぜひ最高のパートナーとなる特等席を見つけてください。

※村内ファニチャーアクセス八王子店では、ストレスレス®チェアのカタログ掲載商品を、全アイテム展示しております。

ノルウェー本国のショールームと同じような体験ができるスタイルを再現したギャラリーで、実際の座り心地をぜひじっくりご体感ください。

ストレスレス®の詳細はこちら

エルゴヒューマン

Ergohuman / エルゴヒューマン

人間工学の視点から、快適性を追求し続けたオフィスチェア、エルゴヒューマン。

腰をサポートし、ユーザーの体格に合わせた細かい調整を可能としたエルゴヒューマンは、長時間の作業にも最高のパフォーマンスを発揮できる、理想的なリクライニングチェアです。

エルゴヒューマン 人気の秘密3つ

エルゴヒューマンは、ランバーサポート、ハイブリットレバーなどにより、高い機能性と操作性の融合を実現しました。

長時間のデスクワークでは、操作にストレスを感じず、体をサポートし続ける機能を重視したいと考える方も多いのではないでしょうか?

そんなニーズをとことん叶えてくれるエルゴヒューマンの魅力について、3つのポイントをご紹介します。

一つ目はランバーサポートです。

ランバーサポートは、背中をなるべく立った状態の「S字カーブ」に近づけるようサポートする機能です。

腰部分をサポートし、腰痛にも効果があると言われますが、自分の腰のS字カーブを支えられる位置についていないと意味がありません。

エルゴヒューマンは、背面から独立した「独立式ランバーサポート」を開発。

高さ調整も可能なため、長時間のデスクワークでも疲れを感じにくい体勢を無理なくキープすることが可能です。

二つ目の機能はハイブリットレバーです。

高機能オフィスチェアに求められるのが、レバーの操作性。

エルゴヒューマンのハイブリットレバーは、3つの機能調整を1本のレバー操作に完結させ、直感的な操作性を可能としました。

  • ・リクライニング調整機能:レバーを後方へスライドさせてリクライニング調整
  • ・座面昇降調整機能   :レバーを上げ、座面をラクラク昇降可能
  • ・座面スライド調整機能 :レバーを前面にスライドさせて座面位置調整

三つ目に、座面の素材にも特徴があります。

エルゴヒューマンには主に2種類のメッシュ素材が使われています。

分圧性・通気性・耐久性に優れたメッシュ素材で、長時間の使用でも快適さが保たれます。

  • ・エラストメリックメッシュ:通気性・耐久性に優れたメッシュ素材
  • ・3Dファブリックメッシュ :ナイロン繊維の強度と、コットン素材の肌触りのよさを追求した素材
 

張地素材は、メッシュのほか、レザーを選択できるタイプもあります。

細部までカスタマイズできるエルゴヒューマンのアジャスト機能

ハイブリットレバーにより、座面の昇降、前後へのスライド、背面のリクライニング調整が可能なエルゴヒューマンの各シリーズ。

背面の高さ、ヘッドレストの高さや角度、アームレストの高さや角度など、細部の調整(アジャスト)も思いのまま。

きめ細かなアジャスト機能で、どんな体型にもフィットする、ベストポジションの演出が可能となります。

それだけでなく、座面横のハンドルでリクライニングの固さも調整できるため、休憩時の快適さもアップ。

作業時のフィット感とリラックス時の解放感、どちらも快適に味わえる、まさに「長時間座ることが可能なチェア」です。

また、ランバーサポートが、姿勢をサポートするとき以外に邪魔になりそうと疑問に持つ方も多いようです。

実際に座って試していただくと、ランバーサポートがあっても、支障なく思いきりリラックスできることをご体感いただけると思います。

エルゴヒューマンは、まさに一人一人の体型やワークスタイルに合った抜群の座り心地を得られる、比類ない高機能チェアと言えます。

エルゴヒューマンの詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ

実際の座り心地を確かめにぜひご来店ください

今回ご紹介したストレスレス®チェアとエルゴヒューマンは、村内ファニチャーアクセスの店舗で、実際に座り心地や寝心地などを自由に体感していただけます。

もちろん、この2種以外のリクライニングチェアも、国内外の製品を多数展示しています。

快適なチェア選びは、まず直接座ってみることが欠かせません。ぜひ一台一台、じっくり座り心地をお試しください。

国内最大級の売り場面積となる村内ファニチャーアクセスには、カフェやギャラリーなど、休憩できるスポットも完備。「家具選びは疲れる」というお客様にも、ゆっくりとくつろいで家具選びを楽しんでいただくため、一日過ごしても飽きない『インテリアパーク』でありたいと考えています。

カタログでは伝えきれない商品の魅力を、実際の商品に触れて、とことん時間をかけて体感してください。

ご自宅がお客様の一番のお気に入りの場所となるような、日常をより快適にしてくれる一脚との出会いをお手伝いいたします。

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