エッグチェアの座り心地は?スワンチェアとの違いやフリッツ・ハンセンについて

/ 最終更新日:2023/10/25

エッグチェアの座り心地は?スワンチェアとの違いやフリッツ・ハンセンについて

デンマーク生まれの家具の名門フリッツ・ハンセン には、様々な名品といわれるイスがありますが、その中でも人気なのがエッグチェア。

その名の通り、卵型のおしゃれなイスで、誕生から多くの方に愛用されていることから、今も購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方のために、エッグチェアとは?から、エッグチェアの座り心地、取扱ブランドあるフリッツ・ハンセン についてもご紹介。

またよく比較されるスワンチェアとの違いについて、あわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

エッグチェアとは

エッグチェアとは、北欧家具で有名なメーカー「フリッツ・ハンセン 」が生み出した、ロングセラーの椅子です。

その名の通り、卵のような丸いフォルムが特徴的で、そのおしゃれさと座り心地が認められ、日本の高級ホテルや公共施設等で利用されています。

デザインを手がけたのは、デンマーク家具の巨匠と呼び声高い“アルネ・ヤコブセン”。

持っているだけでステータスともいわれるほどで、北欧家具が好きな方やおしゃれな家具を探している方にはおすすめの椅子です。


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エッグチェアの座り心地

エッグチェアの素材は、布と革から選ぶことができます。

そのため張地によって、座り心地が大きく変わってくるのです。

エッグチェアは、背もたれからお尻までまるっと脚以外の上半身を包み込んでくれるため、リラックスして座りたい方にぴったり。

身体を包むフォルムは、ある程度視界を制限してくれ、自分だけの空間を演出してくれます。そのため、安心感があるのです。

形からくる座り心地の安定感とは別に、エッグチェアにはリクライニング機能が搭載されています。

背もたれを倒せば自分好みの角度になり、姿勢を戻せば自動的に元の位置に戻る仕組み。

そのときの気分によって背もたれの角度を変えられたり、もたれればロッキングチェアのようにユラユラ揺れながら座ったりすることもできます。

これだけの機能性を兼ね備えていながらも、ルックスはとてもシンプルな作りで、リビングや書斎などどこに置いても馴染んでくれるのです。

スワンチェアとは

スワンチェアとは、どこから見ても美しい、曲線美を活かしたデザイン性の高い椅子です。

セブンチェアと同時期に発売されており、よく比較されるアイテムの一つ。

スワンチェアも、セブンチェア同様、アルネ・ヤコブセンによって生み出された椅子です。

羽を広げた状態の白鳥のような見た目から、その名前がつけられました。

エッグチェアのように身体全体を包みこむよりかは、上半身を包むデザインが特徴的。

何よりも曲線のみを使ったルックスが当時としては革新的で、“スタイリッシュ”という言葉がよく似合う逸品です。

フリッツ・ハンセンの詳細はこちら

スワンチェアの座り心地

スワンチェアも、エッグチェア同様、布と革から素材を選ぶことができ、それによって座り心地も異なります。

腰周りをしっかりと包み込むスワンチェアは、背筋がスッと伸びるような座り心地で、姿勢よく保てるのです。

エッグチェアのようなリクライニング機能はないものの、座面の高さを選べるのはスワンチェアならでは。

座面の高さはスワンチェア独自の機能、エッグチェアよりも自分の体格に合った座り心地が実現できます。

フリッツ・ハンセンについて

1872年に創業したデンマーク・コペンハーゲン生まれの家具メーカーで、近代的かつ革新的な家具作りを行ってきました。あらゆる家具がある中でも、椅子は名品が並びます。

エッグチェアやセブンチェアを手がけたアルネ・ヤコブセンをはじめ、世界中の有名なデザイナーとの共作アイテムも多く、モダンなデザインと高い機能性が持ち味です。

時代を超えて愛される個性的な家具が多く、パッと見ただけで、フリッツ・ハンセン だとわかるから驚き。

長い間使え、後世に受け継げるようなデザイン・耐久性で、多くの家具好きからタイムレスで愛されています。

フリッツ・ハンセンの詳細はこちら

村内ファニチャーアクセスとフリッツ・ハンセンの歴史について

村内ファニチャーアクセスの相模原店は、フリッツ・ハンセンの正規販売店です。

フリッツ・ハンセンと村内ファニチャーアクセスには、家具ブランド同士のつながりがあります。

村内ファニチャーアクセスは、1948年に東京・八王子市で誕生した木工所でしたが、空襲の影響を受け、木工所の8割が消失。復興の一つとなるだろうと家具製造を始めた背景があります。

家具製造として順調に成長を遂げ、2号店を出すころには海外の家具にも目を向けるように。

そこで目についたのが、国内ではかなり貴重だったフリッツ・ハンセンでした。
当時の日本としては最先端の目の付けどころで、フリッツ・ハンセンの家具の展示・販売を行い、記録は現在でも残っています。

国内でもっとも古くからフリッツ・ハンセン を取り扱っていたメーカーとして、現在でもつながりがあるわけです。

FRITZ HANSENと村内ファニチャーアクセスの関係

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エッグチェアは温かみのある座り心地で快適

今回はフリッツ・ハンセン のベストセラーアイテム“エッグチェア”についてご紹介してきました。

上半身全体をすっぽりと包み込んでくれるような温かみのある卵型フォルムと、安心感のあるリクライニング機能は、リラックス効果抜群!

落ち着いた自分だけの空間で読書したり、お菓子を食べたりと、心地よい時間をアシストしてくれるでしょう。

憧れの家具、「フリッツ・ハンセン」エッグチェアで、毎日の生活をワンランクアップさせてください。

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