ベッドの寿命は?
古いベッドを使うデメリット

/ 最終更新日:2023/10/25

ベッドの寿命は?古いベッドを使うデメリット

質の良い睡眠には、身体に合ったベッドやマットレスが非常に重要です。

しかし、気に入っているからと言ってベッドやマットレスは何十年も使い続けられるわけではありません。

とはいえ、明らかに壊れたり破れたりしない限り、買い替えるタイミングを見極めるのも難しいでしょう。

そこで本記事では、ベッドの寿命や長く使う方法、古くなったベッドを使い続けた場合の弊害などについてご紹介します。

ベッドの寿命

ベッドの寿命には、ベッドフレームとマットレスの寿命が関係しています。

それぞれの寿命がどれくらいなのか、寿命を迎えるとどうなるのか、について見ていきましょう。

ベッドフレームの場合

一般的に、ベッドフレームの寿命は10~15年とされています。

あくまでも目安であるため、ベッドフレームの素材や設置環境、使い方などによって差が出ます。

さまざまな素材の中でも最も長持ちするのが木製のベッドフレームで、中でも桐やヒノキは通気性がよく腐食しにくい素材です。

折り畳みやリクライニング機能がついたスチール製のベッドフレームも多く販売されていますが、可動部が多い分、不具合は出やすくなります。

マットレスの場合

マットレスの寿命は短いもので3年、長ければ10年以上使用できるといわれています。

これらの最も大きな違いは中身の素材で、低反発ウレタンであれば平均3~5年、ポケットコイルの場合は平均して8~10年となっています。

一般的にスポンジ状のマットレスに比べ、マットレスの内部にスプリングと呼ばれるバネ状の支えがあるものの方が寿命が長いのです。

ベッドを長く使う方法

ベッドをできるだけ長く使うには、マットレスのお手入れがポイントとなります。

そこで、こちらの項目ではマットレスのお手入れ方法を解説していきましょう。

定期的にひっくり返して使う

マットレスは定期的にひっくり返す必要があります。マットレスは長期間使用すると、同じ場所に体圧がかかるためへこんでしまいます。それらを防ぐには、マットレスのローテーションが欠かせません。

ローテーションの順番は、以下の通りに交換してください。

  1. 1.頭と脚の部分を交換
  2. 2.裏返す
  3. 3.頭と脚の部分を交換
  4. 4.裏返す

ウレタンの場合は月に1回、コイル素材のものは半年に1回ローテーションすると良いでしょう。ただし、マットレスは重いため1人で行うと怪我をする可能性があります。必ず、2人以上でローテーションを行ってください。

除湿する

マットレスは裏面にも湿気が溜まります。そのため、2〜3週間に1回マットレスを壁に立てかけましょう。ただし、重くて立てかけられなかったりスペースがなかったりする場合には、マットレスの片側を浮かせ、サーキュレーターや扇風機で風を送ってください。

洗濯する

マットレスにセットしているベッドシーツは週に1回交換しましょう。また、夏場の汗をかく時期には、2〜3日に1回交換するのが理想です。ベッドシーツ以外のアイテムを敷いている場合も、同じように交換してください。

寝具との併用する

マットレスへ直接横にならず、専用の敷パッドやベットパッド、シーツを使うとマットレスの劣化が軽減されます。またマットレス自体は洗えませんが、敷パッドやベットパッドのようなものを併用すれば交換や洗濯もしやすいため清潔を保つことが可能です。

古くなったベッドを使うデメリット

ベッドを購入してからかなりの年数が経っていても「まだ大丈夫!」と使い続けていませんか。

特に古いマットレスは、さまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。

確かに明らかな故障がない場合は使えそうな気もしますが、その裏にはどんなトラブルが潜んでいるのでしょうか。

良質な睡眠が出来ない

古くなったマットレスは、身体の中でも最も重たい腰やお尻の部分にへこみが出やすくなります。

へこみがあるにも関わらず同じマットレスを使い続けると、同じ場所に体圧がかかってしまい、血行不良を引き起こします。

血行不良が生じると何度も寝返りを打つことになり、十分な睡眠時間を取れたとしても、結果的に安眠できていない状態となるのです。

疲れが取れないだけでなく、徐々に不眠に陥る可能性もあるため注意が必要です。

腰痛

身体に合わない古いマットレスを使い続けていると、身体の不調を感じやすくなるものです。

中でも多いのが腰痛で、先述したように常に同じ場所に負荷がかかってしまい、血行不良を起こすことが原因です。

本来、マットレスは寝ている間の寝返りをサポートする存在であるべきです。

しかし、古いマットレスではクッション性が低下してしまい、十分に寝返りを打つことができなくなるのです。

腰痛だけでなく肩こりや首の痛みが出るケースも多いため、不調を感じたらまずはマットレスの状態を確認しましょう。

【関連記事】ベッドでの腰痛の原因と対策方法

カビなどによる健康被害

マットレスは洗濯ができないため、カビやダニが繁殖しやすくなります。

それらを寝ている間に吸い込んでしまうと、アレルギーや感染症を引き起こすリスクがあり非常に危険です。

被害が大きくなると、気管支喘息や肺の内部にカビが生える気管支肺アスペルギルス症などを引き起こすケースもあるため、マットレスは常に清潔に保つようにしましょう。

交換の目安

マットレスの寿命は3~10年と紹介しましたが、それ以外にも交換した方がいいタイミングがあります。

どのような時が交換の目安となるのか、具体的に見ていきましょう。

へこんだ部分が戻らない

通常5~8時間ほど身体を預けているマットレスなので、起きたばかりで一部にへこみが見られるのは珍しいことではありません。

しかし、夜寝る時にへこんだ部分が残っている場合は問題です。

既にマットレスが身体を支えきれなくなっているため、交換時期と考えましょう。

背中にスプリングを感じる

ベッドに横になった時にスプリングを感じたら、クッション性が低下している証拠です。

人によっては、寝起きに腰痛や肩こりなどの症状を感じることもあるでしょう。

寝ている間に身体に余計な負担がかかったり、理想的な寝姿勢が保てなくなったりするため、買い替えを検討しましょう。

きしむ音がする

ポケットコイルなどスプリング式のマットレスに起こりやすい症状で、支える力が弱ってきているサインです。

耐久性の低下したスプリングは十分に身体を支えられないだけでなく、ふとした拍子に転倒する恐れもあります。

また、マットレスではなくベッドフレーム自体がきしんでいるケースも少なくありません。

どの部分できしみ音が鳴っているのか確認し、対処することが大切です。

ニオイがする

マットレスからニオイがする場合、内部でカビが発生している可能性があります。

そのまま使用を続けると、アレルギーの発症や持病の悪化などに繋がる危険性があるため、早急に買い替えましょう。

ベッドの処分方法は8種類

こちらの項目では、ベッドの処分方法を紹介します。さまざまな処分方法を確認した上で、ご自身にあったベストな方法を選びましょう。

1.粗大ごみとして回収してもらう

ベッドのような大きな家具を処分する場合、自治体の粗大ごみで回収する方法があります。自治体の粗大ごみであれば、1,000〜2,000円程度で処分が可能です。しかし、回収までに1週間から1ヵ月ほどの時間がかかり、指定の場所までベッドを動かす必要があります。

2.自治体のごみ処理施設に持ち込む

ベッドを自分で、自治体のごみ処理施設に持ち込んで処分する方法もあります。費用はほとんどかかりませんが、持ち込むための車両や積み込みや運搬をしなくてはいけません。

なお、ベッドを運搬する車両がない場合は、トラックなどの大きな車両を用意する必要があります。

3.引越し業者に引き取ってもらう

引越しのタイミングでベッドを処分したいとお考えなら、引越し業者に引き取ってもらう処分方法もあります。無料で処分してくれる引越し業者もあるため、引越しを検討している方は、ベッドを処分してくれるのか確認しておくと安心です。

4.買い替え時に引き取ってもらう

新しいベッドを購入すると、引き取ってくれるお店もあります。処分費用はかかりますが、新しいベッドが届いたと同時に古いベッドも引き取ってくれるため、余計な手間がかからず処分できる方法です。

5.リサイクル業者で買い取ってもらう

処分予定のベッドがまだ使える状態なら、リサイクル業者で買い取ってもらう方法もあります。買い取り費用はベッドの状態によってさまざまですが、処分費用が掛からない上に買い取り代金が入ってきます。

ただし、ベッドの状態が悪い場合やベッドの買い取りを行っていないリサイクル業者もあり、事前にベッドの買い取りが可能かどうか店舗に確認すると良いでしょう。

6.不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者は、どんな状態のベッドであっても回収してくれるため持ち込む必要がありません。費用は業者によって異なりますが、5,000円〜10,000円程度が必要です。

また状態が良いベッドであれば買い取りをしてくれるケースもあり、処分費用がかからず買い取り代金が入ります。ただし自治体と比べると、処分費用が少し高くなってしまう点がデメリットといえます。

7.フリマアプリで売る

フリマアプリでベッドを売ることも可能です。ただし、送るとなると梱包の手間や高額な送料が必要となるため、近県在住で引き取り可能な方へ売ると手間が少なくなります。

8.友人に譲る

使用可能なベッドの場合、知人や友人に欲しい人がいないか引き取り手を探すのも良いでしょう。引き取り手が見つかった場合ベッドを運搬できる車両の手配や、運び出しの人数を確保するとスムーズです。

ベッドはどこで買う?おすすめ場所と選ぶ時のポイント

ベッドは専門店や量販店、ネットショップなどさまざまな場所で購入できます。
購入のきっかけは引っ越しや生活状況の変化など人によって異なりますが、多くの人が「種類が多すぎて選べない」「ベッドを選ぶポイントは?」と頭を抱えてしま方も少なくありません。

初めて自宅にベッドを導入する、という場合はなおさらですよね。

そこでこちらの記事では、ベッドが購入できる場所と実際にベッドを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

【おすすめ記事】ベッドはどこで買う?おすすめ場所と選ぶ時のポイント

ベッドメーカー紹介

これまで、ベッドやマットレスの寿命についてご紹介してきました。

最後に、人気の高いベッドメーカーをご紹介します。

シモンズ

1870年に創業し140年以上の歴史を持つ、業界トップクラスのベッドメーカーです。

各国の高級ホテルでも多く採用され、ポケットコイルの生みの親としても知られています。

シモンズのベッドは、一つずつ独立したポケットコイルを使って「点」で身体を支えるのが特徴。

しっかりとした寝心地で寝返りを打っても響かず、朝まで快適な眠りをサポートしてくれます。

シモンズの詳細はこちら

テンピュール®

原点は、宇宙飛行士を打ち上げの際の荷重から守るためにNASAが開発した素材です。

体温や体圧で柔軟に変化し、身体にかかる圧を分散することができることから、マットレスや枕として商品化されました。

通常、寝ている間は肩や腰に負担がかかりやすくなりますが、テンピュール素材が圧を吸収・分散してくれるため、まるで雲に包まれているような寝心地が味わえます。

テンピュール®の詳細はこちら

サータ

全米人気No.1を誇る海外メーカーです。

国内ではライセンス委託された自社工場で、完全受注販売を行っています。

寝ている間に圧がかかりやすい腰やお尻の部分に強度の高いポケットコイルを使用し、身体全体がバランスよく支えられる構造になっているのが特徴です。

また、万が一の時に炎をシャットアウトする「ファイヤーブロッカー」も標準装備され、非常に安全性の高いメーカーと言えます。

サータの詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ

今使っているベッドを見直して快適な眠りを手に入れよう

いかがでしたでしょうか。

この記事を読んでいただくことで、ベッドの寿命や買い替えるタイミングなどについてご理解いただけたと思います。

「すっきりと目覚めることができない」「寝起きは身体が痛い」これらの原因は、古いベッドにあるかもしれません。

東京にある日本最大の家具店村内ファニチャーアクセス八王子本店で皆さまをお待ちしております。
家具選びでお悩みの際は、専門のスタッフが皆さまの家具選びをサポートさせて頂きます。
ぜひ東京で家具屋をお探しの方は、村内ファニチャーアクセスまでご相談ください。

コラム「ちょっとインテリア」トップへ