ダイニング〜家具購入時に知っておいてほしいこと

椅子

キャスターや回転盤などの稼動部分は、緩んできてしまうため定期的に締めましょう。

ネジなどは使用していると、木の「やせ」や振動などで緩みやすいです。そのまま使用し続けると危険ですので、定期的に締めていただくようお願いします。

キャスターチェアの使用には注意が必要です。

小さいお子様やお年寄りなど、立ち上がる時に椅子を支えにすると、転倒する恐れがあります。
ちなみに・・・床面の傷防止や、キャスターが簡単に動かないようにしたい場合には、毛足の短いラグやマットを敷くことをお薦めします。
マンションなどの床暖房材は柔らかいので不向きです。(床材をだめにすることも、床暖房に影響することもあります)

ダイニングチェアの回転部分は消耗品です。

回転部分の部品である*ベアリングは消耗品ですので(使用頻度によるため、一概に耐久年数は言えませんが)、交換する事が可能です。(動きが悪くなったら交換時期です。動きの悪いまま使用し続けると、ベアリングの削り粉が落ちて来ることもあります)
*ベアリング→軸受けの事

ダイニングチェアの木製脚にはフェルトキーパーを、スチール製脚にはチェアーキャップなどをお薦めします。

床を傷から守るためです。(柔らかい床に細い脚のいすを直接使うと、脚の跡がつく場合があります。)

危険ですので、椅子を踏み台替わりに使わないように。

使用目的以外の利用は、転倒の恐れがあります。

テーブル

天然木・天然大理石は、一つ一つ杢目・石目などが違います。

無垢板や天然大理石天板などは、展示品とお届け品との杢目・石目は全く同じものではありません。杢目・石目を選んでいただくことはできないため、ご注意ください。

天板の塗装仕上げがオイルフィニッシュの商品は、専用のオイルセットも一緒に購入することをお勧めします。

表面に塗装膜が無いため、汚れや輪染みが付きやすくなるので、取扱説明書に従い定期的にオイルを塗る必要があります。

テーブルの天板には、食器などにより擦り傷や打ち傷、輪染みが付きやすいものです。傷防止や輪染み防止には、クロス・ランチョンマット・ビニール保護マットがお薦めです。
しかし、この保護マットにも使用上の注意があります。

保護マットの使用時注意点

注意1 天板の湿気は完全に拭き取ってからでないと、天板に張り付く事や水をこぼしたような模様が出る事もあります。
注意2 マットは敷きっぱなしにせず、時々空気を通して湿気を取る方が良い。
注意3 熱いもの(60度以上)を乗せると変形・変色の原因になります。
注意4 天板の形に合わせて作成できますが、ビニールの性質上、気温等により若干収縮することがあります。
注意5 化学薬品(シンナー・除光液など)で拭かれますと表面が解けますのでご注意下さい。

強化ガラスは割れには強いですが、割れた時は粉々になります。

力には強い反面、ひび割れや一点集中の衝撃には弱く、小さな傷などがある場合、部屋の温度変化などにより、突然割れてしまう事があるのも、強化ガラスの特徴です。また割れたときは爆発的に割れ、小さな粒状の破片となります。

ガラス天板のキズ防止には・・・ビニール保護マット(プレオンマット/PSマット等)の“Bタイプ”(裏面に凹凸があるもの)が、おすすめです。

ダイニングボード

ダイニングボードは、購入前に、置く場所の幅・天井高・奥行を必ず確認します。

設置スペースよりも食器棚もの方が大きく、設置出来ない事例が大変多くあります。
特に新居の場合、寸法を測るときには冷蔵庫や他のキッチン用品が無い状態が多く、納品時に他の家具が入っていて入らない事もあります。また、天井に梁が出ていて高さが入らない事もあります。

ちなみに・・・高さ・幅の余裕が1cm程度だと、水平等で入らないケースや、設置作業もできないケースが出てくるため、2cm以上は空いているのがベストです。

強化ガラスは割れには強いですが、割れた時は粉々になります。

力には強い反面、ひび割れや一点集中の衝撃には弱く、小さな傷などがある場合、部屋の温度変化などにより、突然割れてしまう事があるのも、強化ガラスの特徴です。また割れたときは爆発的に割れ、小さな粒状の破片となります。

ダイニングボードのオープン部分には、熱いままのナベ・ヤカンを置かないようにしましょう。

熱により変色・変形の原因になります。

高熱や蒸気を発するスチームレンジや、電子レンジをオープンボードに置く場合、電化製品の取扱説明書に従い隙間を空ける必要があります。

蒸気により家具の反り・割れ・剥れを起こす可能性がある為、スチームレンジに関しては、スチームレンジ対応のダイニングボードを購入してください。

扉は、同時にいくつも開くと、重心のバランスが崩れ危険です。

手前に重心が移動し転倒の原因ともなります。

引き出しの開閉について、新しいうちは硬い場合があります。

展示品は何度も開け閉めされているので、スムーズになっている場合が多いのです。

開き扉の蝶番は、長年使用していると動きが悪くなったり、割れたりする場合がでてきます。

蝶番のみのお取り寄せもお受けできます。(同じ蝶番が無いときは、違うもので代用する場合があります)

納品後、少しの間臭いが気になる場合があります。そのときは扉や引き出しを少し開け、換気をすれば、少しずつ消えて行きます。

F☆☆☆☆の合板を使っていても、臭いがあるものもあります。臭いは接着剤だけでなく木の臭いの場合もあります。
臭いが気になる場合は、コーヒーの絞りかすや消臭炭などを入れておくのも一つの方法ですし、臭い吸着シートなどで臭いを取るのも効果的です。

ちなみに・・・「炭」には極めて小さな細孔があり、この細孔に吸着成分(有害化学物質・臭い成分など)がぴったりと入り込むことで脱臭効果が得られます。また、導電性があるので炭は電磁波を遮断する効果もあります。

つっぱり棒や、ダイニングボードに付属で付いているL字金具など、転倒防止金具の取り付けはお客様にお願いしています。

どのタイプの転倒防止金具も、取り付ける際には、「壁・天井の構造・強度」、「ダイニングボードの裏側・天板の状態」を確認した上で、強度の保てる場所へ取り付けをする必要があります。

本文中に使用している家具・インテリアの写真はイメージです。当社にてお取扱いのない商品が含まれる場合がございます。また、掲載しました情報はコラム作成当時のものとなりますので予めご了承ください。

東京にある日本最大の家具店村内ファニチャーアクセス八王子本店で皆さまをお待ちしております。
家具選びでお悩みの際は、専門のスタッフが皆さまの家具選びをサポートさせて頂きます。
ぜひ東京で家具屋をお探しの方は、村内ファニチャーアクセスまでご相談ください。

インテリアの知識トップへ