食器棚の選び方とブランド紹介

/ 最終更新日:2024/10/24

食器棚の選び方とブランド紹介

美味しい料理をつくるために、向き合うことになるキッチン。

キッチン周りの設備が快適か否かで、毎日の調理時間の充実度が大きく変わります。

キッチングッズとセットで欠かせないのが食器棚です。ただ食器を収納するだけに留まらず、レンジや炊飯器を置くスペースがあったりと、デザインや機能に限らず様々な種類の食器棚があります。

今回はそんな食器棚の選び方のコツやおすすめのブランドをご紹介。

これから食器棚を購入しようか迷ってる方は、ぜひ参考にしてみてください!

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食器棚の選び方

ひとえに食器棚と言えど、見た目や機能性はさまざまです。主に、次の項目を重視して選ぶことをおすすめします。

  • ・種類で選ぶ
  • ・扉の開け方
  • ・機能性
  • ・サイズ
  • ・デザイン
  • ・収納量
  • ・安全性

キッチンの広さやレイアウト、自分にとって使いやすい形などに合わせて、選ぶべき食器棚は大きく変わってきます。

それぞれの特徴と照らし合わせて、よく考えて選ぶことが大切です。

種類で選ぶ

食器棚の種類は主に5つの種類があります。

  • ・全面収納型
  • ・カウンター型
  • ・二の字型
  • ・L字型
  • ・コの字型

全面収納型はその名の通り、底から天辺までたっぷり収納できる型です。炊飯器や電子レンジなどを一緒に置けるものもあり、収納スペースがたくさん欲しい人におすすめ。

カウンター型は、下棚のみを設置して使用します。作業スペースが広くなるので圧迫感がなく、狭い空間を効率良く使いたい方にぜひおすすめしたい型です。

二の字型は、上棚と下棚を利用した食器棚。漢字の「ニ」のように、二つの棚の中間に作業スペースを確保することができ、さらにカウンター型と比べて収納スペースが多いのが特徴です。

L字型は、カウンター型とコンパクトな全面収納型を合体したような形の食器棚。大容量の収納スペースを確保しつつ、開放感もあるのが特徴です。

コの字型は、上棚、中棚、下棚を組み合わせて、カタカナの「コ」のような形に組み合わせた食器棚です。カウンター部分のちょっとしたスペースは、後で使うものを一時的に置いたり、調理家電を置くスペースとしても有用。L字型に上棚をくっつけたような形なので、さらにたっぷりの収納ができるのが魅力的です。

扉の開け方

食器棚の扉は、主に開き戸と引き戸の2種類があります。

開き戸は大きい食器の出し入れがしやすいのが特徴ですが、食器棚手前に開閉のためのスペース(約80cm)の確保が必要です。

引き戸タイプは開き戸タイプと違い、全面に開閉スペースを必要としません。狭い空間にマッチした形と言えますが、大きな食器の出し入れがしづらいのが難点です。

自宅のキッチンスペースや導線を見て決めるとよいでしょう。

機能

棚の可動域やソフトクローズ機能、コンセントの有無といった機能性で選ぶのもポイントの一つです。

食器棚によっては、各棚の幅を自由に組み替えられるものがあります。

高さのあるグラスや、大きいボウルなどの調理器具を収納する棚は広めに確保し、平皿や小鉢といった、高さのいらない食器は狭く棚などといったように、棚によって収納するものを分けることで、より食器棚を有効利用することができます。

ほかにも、引き戸タイプの扉が勢い良く閉まることがないように、ゆっくり閉まっていく機能のソフトクローズ機能。

小さなお子様がいるご家庭や、音の響きやすい集合住宅にお住まいの方でも安心できる機能です。

コンセントの有無も電子レンジやトースターを置く場合、必須となってくるためあらかじめ食器棚に置きたいものを選別しておくとスムーズに選ぶことができるでしょう。

サイズ

日頃、頻繁に出し入れする食器棚は、低すぎても高すぎても使いづらいものです。

よく使う人が誰なのかを考え、その人に見合ったサイズ感の食器棚を選ぶようにしましょう。

小さなお子様がいるご家庭では、割れやすい食器類に子供の手が届かないように、あえて高さのある食器棚を選ぶのもおすすめです。

収納が多いことばかりに気を取られて大きい食器棚を買ってしまうと、圧迫感が強すぎたり、キッチンスペースに入らなかったりなどで失敗しがち。

自分のライフスタイルと、設置するスペースに合わせたサイズを選びましょう。

デザイン

食器棚も、テーブルやソファなどのように、部屋のインテリアを彩る家具の一つであることを忘れてはいけません。

天然素材を使用した木目調のものは、お部屋にやさしさや温もりを与えてくれます。

ホワイト基調の食器棚であれば、狭い空間でも開放感と清潔感をプラス。

反対にブラック基調であれば引き締まった印象を与え、キッチンがシックでかっこいい空間になります。

部屋の色彩イメージやインテリアに合った、カラーやデザインの食器棚を選ぶとよいでしょう。

どうしても迷う方は、ナチュラルカラーやブラウン系の食器棚を選ぶのが無難です。

収納量

たくさん収納できるものほど、食器棚のサイズは大きくなり、設置スペースが必要になります。

逆に、小さすぎる食器棚を設置しても、十分な収納ができなければ本末転倒です。

収納したい食器の大きさや数、種類をしっかり把握したうえで、最も適した大きさの食器棚を選ぶことが重要になってきます。

日頃からよく使う場所であるからこそ、少しでも圧迫感を与えてしまう大きい食器棚は、ストレスの原因にもなりえます。

安いお買い物ではないからこそ、収納量とキッチンスペースに見合ったサイズ感の食器棚を選びましょう。

安全性

地震大国と言われるほど、大きな地震が頻発する日本。

食器棚に限りませんが、家具の地震対策はとても大切な項目です。特に割れやすい食器を多く収納してる食器棚には、より安全性の高い対策が求められます。

一般的には、開き戸よりも引き戸のほうが揺れには強いです。食器棚の中には、大きな揺れを感知すると自動で扉にロックがかかる開き戸も。

割れたガラス片が細かく飛び散らないように、飛散防止のガラスを使用してる食器棚もありますし、家具転倒防止用のつっかえ棒を使用できるタイプであれば、合わせて使用し地震対策をするようにしましょう。

食器棚を長持ちさせたい方は、こちらを参考にしてください。
食器棚の寿命は?長持ちさせる方法と選び方

ブランド紹介

ここからは、おすすめの食器棚を販売しているブランドをご紹介します。

各ブランドによって、特徴やデザインが違いますので、ぜひ参考にしてみてください。

クラッセ

CLASSE / クラッセ

生活に心のゆとりや楽しみ、豊かさの本質を家具を通して提供することを目指した、佐賀県の家具メーカーによるオリジナルブランド「クラッセ」。

オークや話題のウォールナットなど、無垢材を使用した家具ににこだわって、全ての家具を自社で仕上げてるのが特徴です。

省スペースに対応した極細長型や、たっぷり収納できる全面収納型の食器棚などがあり、お部屋の置き場所に困らないシンプルなデザインのものが多数。

ソフトクローズ機能や、飛散防止ガラスを使用している食器棚もあり、痒いところに手が届く細かい機能があるのも見逃せません。

温かみのあるデザインが好みの方や木目調・木の素材の家具が好きな方におすすめです。

CLASSE/クラッセの詳細はこちら

パモウナ

Pamouna / パモウナ

1955年、アメリカの小さな町工場から歴史が始まった日本メーカー「パモウナ」。

シンプルでカラフルな家具にこだわり、木目基調だった当時の日本のインテリアに新たな風を起こしました。

上台と下台のアイテムが豊富にあり、それらをセミオーダー感覚で組み合わせてカスタマイズすることができます。

どんな空間にも馴染む色合い、スタイリッシュで高級感のあるルックスはあるだけで気分が上がるんです。

選定された素材とそれらを使った商品設計は、耐久性にも優れており、機能性は高いのにおしゃれに使えます。自分で食器棚をカスタイマイズした方やルックスにこだわりたい方におすすめです。

パモウナの詳細はこちら

丸庄

丸庄

1945年、福岡県大川市に創業した「丸庄」。

漆塗りの美しい婚礼家具や、大手百貨店向けの高級家具を手がける、オリジナル家具のブランドです。

ブラックチェリー、レッドオーク、ウォールナットなど、無垢材をふんだんに使い、木材の優しさや、温もりをダイレクトに感じ取ることのできる高品質な家具を作ってるメーカーになります。

食器棚はどっしり構えた、重厚感と存在感のあるものが多いのが特徴的で、すべての商品が国内生産という点も安心できます。

木目を全面に出した大胆なデザインから、お部屋を自然の温もりあふれる空間にしたい方や、昔ながらの日本家屋に住んでる方におすすめのブランドです。

丸庄の詳細はこちら

綾野製作所

綾野製作所

香川県丸亀市で創業し、高感度、高品質な自社ブランド商品を作ることを目的とした家具メーカー「綾野製作所」。

2001年にはすでに、空間をコーディネートするかのような、セミオーダー式の画期的な家具の生産方法を開発していました。食器棚に限らず、液晶テレビやテレビボードの開発など、多岐にわたる実績を残しています。

組み合わせ自在のユニット式食器棚は、自分の理想の形をそのまま具現化する、魔法のようなクオリティを実現。限られたスペースをいかに効率的に使うか、国内トップレベルの多彩なアイデアとアイテムの中からご自身で組み合わせ、好みの空間を創造することができます。

人に優しい素材で作られた綾野製作所の最高級食器棚は、すべてにとことんこだわりたい人に自信を持っておすすめできるブランドです。

綾野製作所の詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ

食器棚は自分のライフスタイルに合わせた物を選ぶのがおすすめ

食器棚の選び方と、おすすめのブランドをご紹介してきました。

キッチンという、決して広くはないスペースに置くことが多くなるであろう食器棚。

設置スペースの間取りや使う人の背丈、機能性の違いやインテリアに合わせたデザインなど、自分のライフスタイルに合わせた食器棚を慎重に選ぶことが大切です。

決して安くないお買い物ですから、失敗しないためにも今回ご紹介したポイントを踏まえつつ、実物をご自身で見て触って、キッチンに立つ姿をイメージしながら選ぶのも良いかもしれません。

長く付き合うことになるであろう食器棚、慎重に選び、気持ち上がるキッチンスペースにしてください。

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