ダイニングテーブルはどこで買うのがおすすめ?
選び方も紹介

/ 最終更新日:2024/09/20

ダイニングテーブルはどこで買うのがおすすめ?選び方も紹介

新居に引っ越しする際、新しいダイニングテーブルの購入や買い替えを検討する方が多いのではないでしょうか。

食卓として利用するダイニングテーブルは、家族にとって大切なもの。毎日使うものだから、気持ちよく食事ができるお気に入りをしっかりと選びたいですよね。

この記事では、ダイニングテーブルをどこで買えばいいのか、店舗で買うメリットを挙げて最適な買い方を提案するほか、ダイニングテーブルのさまざまな種類の中から選び方や有名ブランドを紹介します。

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ダイニングテーブルはどこで買う

ダイニングテーブルは「家具専門店・小売店・通販」などで購入できます。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

購入場所 特徴
家具専門店 さまざまな家具ブランドの商品を扱っている店舗と自社のオリジナル商品を扱っている店舗にわかれる。前者は国内ブランドに加え海外ブランドを扱っているところもある。後者は詳しい説明を受けられる点が魅力。
小売店 家具に加え、食品、雑貨、衣類などを扱っている店舗。特徴、テイストは店舗により異なる。
通販 店舗の運営費がかからないため、割安な価格で購入できるケースが多い。ショップによっては送料無料の場合がある。ただし、実際に商品を見たり触ったりすることはできない。

ここからは、各購入場所について詳しく解説します。

家具専門店

ダイニングテーブルを実際に見てから買いたい場合、まず家具専門店に行く方法が一般的です。

家具専門店には、さまざまなブランドの家具が置いてある店と自社でオリジナルの家具を販売している店があります。

世界中のデザイナーズ家具が揃った専門店では、フランスやイタリア、ドイツなどヨーロッパのブランドを集めてコンセプトを統一したお店が多く、店内に入るだけで洗練された雰囲気を味わえます。また、好きなテイストのダイニングテーブルを見つけやすいでしょう。

ほかにも、日本国内メーカーの家具を集めたお店やアジアンテイストな家具を集めたお店などがあるため、取り扱っているブランドを調べて足を運ぶと効率的です。

自社オリジナルの家具を販売している専門店では、店主が製作者の場合もあり、商品に関して詳しい説明を受けられる可能性があります。愛着が湧くダイニングテーブルを購入できるかもしれません。


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小売店(無印など)

家具専門店だけでなく、小売店でもダイニングテーブルを購入できます。

たとえば、老若男女問わず幅広い人気の「無印良品」では、食品や雑貨、衣服だけでなくさまざまな家具も販売されています。

オーク材・ウォールナット材・無垢材から材質が、引出付・エクステンション・折りたたみから形が選べる「木製テーブルシリーズ」は、とくにシンプルで人気の商品です。

また「板と脚でできた木製テーブルシリーズ」は、オーク材の天板と脚を自由に組み合わせられる点が特徴のテーブルシリーズとなっています。

「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」のテーブルはオーク材・ウォールナット材から選択可能で、その名の通りリビングでもダイニングでも使える汎用性の高さが魅力です。

無印らしい、ナチュラルシンプルで使いやすいダイニングテーブルが揃っているので、ぜひ実物を見に近くの店舗に足を運んでみましょう。

また「IKEA」や「ニトリ」といった家具や生活雑貨、電化製品などを販売するお店、また家具が販売されている大型スーパーでも、好みのダイニングテーブルが購入できます。

通販

実物を見ずにダイニングテーブルをネットの「通販」で購入する方法もあります。

店舗がないため運営費がかからず、店舗で買うより安い価格で購入できるケースがほとんどです。また、通販のショップによっては送料無料の場合があるため、基本的にお得な買い方だといえます。

楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのショッピングモールから購入すると、ポイントが付くのもメリットです。もちろんポイントを利用した購入もできます。

実物を見なくても写真や説明文を参考にして購入できる方や、とにかく安いダイニングテーブルを楽に手に入れたい方におすすめの方法です。


ダイニングテーブルの寿命は短くて5年、長くても10年ほどと言われています。使用年数とともにネジなどの接合部分も緩みが生じてくるため、不安定になってきたと感じたら寿命だと考え、新しいダイニングテーブルを買うタイミングでしょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】ダイニングテーブルの寿命と買い替えるタイミング

店舗でダイニングテーブルを買うメリット

家具専門店や小売店でダイニングテーブルを買う方法と通販でダイニングテーブルを買う方法を紹介しましたが、前者の方法のメリットとしてどのようなものがあるでしょうか。

店舗でダイニングテーブルを買うメリットをいくつか紹介します。

実物が見られる

まず、実際に現物を見られるのが一番のメリットです。

見た目だけでなく、実際に座った時の高さや広さが確認できるため、どのように使うのかわかりやすいでしょう。また、天板の手触りや香り、脚の当たり具合など細かい部分のチェックも可能です。

写真と説明文、コメントでしか商品の詳細がわからない通販と違い、すべてにおいて納得した上で購入ができます。

組み立てる必要がない

組み立てる必要がない点も店舗で買うメリットの一つです。

通販で家具を購入する場合、組み立てが必要な「組立品」がほとんどになります。小売店で購入する場合も組立品が多いですが、家具専門店では組み立てが不要な「完成品」、もしくは届け先で組み立ててもらえる商品が多数です。

たとえば、村内ファニチャーアクセスの場合、購入した商品は部屋の希望の場所に組立・設置してくれます。同じ部屋内なら今使っている家具の移動を行ってもらえ、有料で不要な家具の引き取りも可能です。

店舗のサービスー村内ファニチャーアクセス

意外と大変な組み立て作業や移動が不要のため、到着してすぐにダイニングテーブルが使えて助かるのではないでしょうか。

詳しい説明が聞ける

ダイニングテーブルは何度も買い換えるような消耗品ではありません。高価な商品になるため、しっかり納得してから購入したいものです。

商品そのものについてはもちろん、ダイニングテーブルに合うダイニングチェアの案内、また天板の掃除方法やお手入れの方法なども聞けるはずです。このような詳しい説明は、通販では受けづらいかもしれません。

とくに家具専門店で買う場合、豊富な知識と経験をもった店員から商品の説明が聞けます。丁寧な説明や接客サービスによって、納得の上で購入ができるでしょう。

ダイニングテーブルの選び方

ダイニングテーブルと一口に言っても、さまざまな種類があります。人数や置く部屋の広さからお手入れのしやすさまで、選ぶべきポイントは多岐にわたるものです。

ここでは、ダイニングテーブルの3つの選び方を紹介します。


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テーブルの形や種類

家族や使う人の数によって、ダイニングテーブルのある程度の大きさや形が決まります。

一人に必要なスペースは、一般的に横幅60〜70cm、奥行き30〜50cmが適当とされています。この一人分のスペースを基本とすると、2人がけで幅約80cm、4人がけで幅約135cm、6人がけで幅約180cmのダイニングテーブルが既製品として多く作られています。

4〜6人が座れる「長方形」は、家族全員が席に座れるもっとも一般的な形です。面積が広く、部屋に奥行き感が出るほか、アイテムの種類が豊富で選ぶ楽しさがあります。

一人暮らしや夫婦、カップルなどの1〜2人用として「正方形」も人気の形です。小ぶりなので場所を取らず、スペースがあまり取れない間取りの部屋でも使いやすいでしょう。

「楕円形」は、温かみがあり、親近感が湧く形状です。角がないため、部屋が広く見えるほか、ぶつけてケガをする心配がありません。小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。

「円形」は、囲んで座るタイプなので何人でも座れて、みんなの顔がお互いに見られる点がメリットです。一方、部屋の中心に置く必要があるため、広いスペースを取らなければならないといったデメリットもあります。

長い辺を壁やカウンターに付けて設置する「半円形」や「変形」は、ふだんは省スペースのダイニングテーブルとしてコンパクトに使用し、来客時には部屋の真ん中に置いて広げ、全辺を使うといった自由度の高さが魅力です。空間が限られているダイニングにはぴったりなテーブルだといえます。羽のように畳んでおけるタイプや、二つ折りの天板を開いて2倍の広さになるタイプなどさまざまなタイプがありますが、いずれも実際に操作ができるか確認してから購入したほうがいいでしょう。

テーブルの脚の形状

ダイニングテーブルのほとんどは天板と脚がセットになっており、脚には主に4本脚と2本脚の2種類のタイプがあります。

4本脚は、四隅に脚が付いている安定感のあるタイプです。短い辺にも座れるため、向かい合って座るだけでなく、角を挟んだ隣同士でも座れます。また、短い辺にはベビーチェアが置けて便利です。ただし、短い辺に座る場合は脚が邪魔になるので、椅子を大きく引かなければなりません。

2本脚は、四隅のスペースに余裕があり、椅子を大きく動かさなくて済むため、出入りが楽にできます。椅子の動きの少なさから、限られたスペースにも設置しやすく、ベンチタイプの椅子が使いやすいといった利点もあります。一方、短い辺に座る場合、4本脚タイプより座りにくくなるでしょう。

テーブルの天板

ダイニングテーブルの天板にも種類があります。

材質では、天然の木をそのまま使った「無垢材」や、板状の芯材に天然木を薄くスライスしたものを貼り付けた「突板」、芯材の表面に木の柄や木目をプリントした「プリント化粧合板」がよく使われています。

中でもとくにおすすめなのは「無垢材」です。無垢材にも、一本の木から切り出した「一枚板」と複数の木材を接着した「集成材」があり、前者は希少で味わい深く、後者は経年劣化の心配がない点が魅力です。

無垢材に比べて風合いが劣るものの、割れや反りなどの心配がなくお手入れがしやすい「突板」や「プリント化粧合板」も検討する価値があります。さらに、ダイニングテーブルには木材だけでなくセラミックやプラスチックといった素材もよく使われています。

また、材質に加えて木材の塗装にも種類があるため確認しておくといいです。

「オイル仕上げ」は、素朴な木本来の質感を生かしたナチュラルな仕上がりですが、メンテナンスが必要です。また「ウレタン塗装」は、木の表面にツルッとしたコーティングを施したもので、メンテナンス不要で利便性が高い塗装です。「ラッカー塗装」は、ウレタン塗装ほどの強度はないもののオイル仕上げよりは傷がつきにくい塗装で、両方のメリットデメリットがあります。

このように、天板には写真だけではわかりにくい種類が多くあるため、しっかりと選びたい場合、実際に見て触れてみる必要があるでしょう。

【関連記事】ダイニングテーブルの選び方

ブランド紹介

ダイニングテーブルのさまざまな種類や選び方がわかったところで、次にダイニングテーブルの代表的なブランドを3つ紹介します。

ぜひ、購入の参考にしてみてください。

カリガリス

calligaris / カリガリス

calligaris(カリガリス)は、90年以上の歴史を持つイタリア最大級のモダン家具メーカーです。

温かな色使いの伝統的なスタイルと、モダンで機能性のある洗練されたデザインが特徴で、多くのロングセラーを生み出しています。

イタリア・ウディーネ地方に本社を構えるカリガリス社は1923年に創業され、アントニオ・カリガリスが製造したマノンザ地域の工芸品である木製のフレームとストローシートが特徴の「マロッカ」という椅子から始まりました。

その後、機械化が進んで生産量も飛躍的に増え、3世代に引き継がれたカリガリスは、特に品質と技術革新に重点を置き、手作り工房から世界的レベルの家具工場へと成長を遂げます。

現在では、LVMHグループに入り、世界100ヶ国以上に家具を輸出しており、2008年にはミラノに最初の旗艦店、その後パリとロンドンに旗艦店をオープンさせました。

多数のデザイナーによるコラボレーションでも有名で、チェア・テーブルをはじめ、キャビネットやソファ、アクセサリーまでトータルな提案を行っており、その独創的なデザインは世界中で愛されています。

また、カリガリス社は品質マネジメントシステムに関する国際認証規格であるISO9001を取得しており、環境問題への意識も高く、FSC(森林管理協議会)の認可を受けています。

カリガリスの詳細はこちら

浜本工芸

浜本工芸

浜本工芸は、創業70年以上を誇る老舗の家具メーカーです。

創業者の浜本八右衛門氏が広島市に設立した聾唖授産所をもとに、その後1948年(昭和23年)、財団法人広島聾唖福祉木工協会授産場として発足しました。

戦後復興の中、学習机の原点となった「No.128片袖机」を発売、さらに、テーブルやキャビネット、学習デスクなどを製造し、中でもダイニングセットが人気を博します。現在でも学習デスクを中心に、創業以来変わらぬ理念が生み出す“浜本らしさ”で多くの人から愛されています。

硬く耐久性に優れた楢(ナラ)の無垢材にこだわり、職人の優れた加工技術と徹底した品質管理体制のもと、加工から仕上げまでを一貫して国内で行っています。

どの商品も末永く使用できるよう高い耐久性を持ったこだわりの構造で組み上げているほか、基本に忠実なスタイルを貫き、商品のデザインやテイストを統一。とくに、曲木や磨き加工で手間をかけて作り出した美しい曲線が、浜本工芸最大の特徴です。

浜本工芸の詳細はこちら

マスターウォール

MASTERWAL / マスターウォール

MASTERWAL(マスターウォール)は、AKASE(旧アカセ木工)が2006年に「100年後のアンティーク家具へ」をコンセプトとして立ち上げたウォールナット無垢材のオリジナル家具ブランドです。

ウォールナットへのこだわりと美しさを尊重し、素材を追及し続けており、その代名詞ともいえるダイニングテーブル「ワイルドウッド」をはじめ、デザイナーの手によるシリーズでソファからベッドまでをラインナップしています。

AKASEは、1961年(昭和36年)、岡山県に「アカセ木工所」として創業し、婚礼家具を中心として製造販売していました。その後、90年代に無垢材とスチールの異素材を組み合わせたダイニングテーブル「ワイルドウッド」を発売。ウォールナット無垢材の製品開発の原点となり、のちにマスターウォールの代表作ともなりました。

マスターウォールの製品はすべて受注生産です。精度の高い機械加工と熟練した木の専門家たちによるハンドワークで作られ、梱包までの工程を一貫して自社で行っています。

100年後の人たちにも愛着を持って使い続けてもらう家具づくりがマスターウォールのコンセプトです。長い年月をかけて育った貴重な木材は、受注後に木取りし製造されるため、それぞれの特性を無駄なく活用されており、自然への恩恵と過剰な森林伐採を防ぐという環境保護への取り組みにもなっています。

マスターウォールの詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ

材質やサイズをよく確認して購入を決めましょう

いかがだったでしょうか。

ダイニングテーブルを買いたい場合、店舗や通販で購入可能です。また、さまざまな種類があるため、人数や置く場所などに合わせた選び方が大切になります。

ダイニングテーブルは高価で何度も買うような商品ではないので、できれば家具専門店で実際に見て触って確かめ、しっかり商品説明を受けてから購入したいものです。

「村内ファニチャーアクセス」なら、上記の有名ブランドを含め、多種多様なダイニングテーブルを店舗に用意しています。商品に詳しいスタッフ、配送や組み立て、アフターフォローも万全で、納得の買い物ができることでしょう。ぜひ一度足を運んでみませんか。

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