色事典 橙・黄の巻 1

橙・黄色 四方山話

多用は禁物

消化器官を刺激し、食欲を増進させてくれる 【橙色】 ですが、多用は禁物。 新陳代謝が過剰になりすぎて、熱く感じてしまうこともあるそうです。 お気をつけ下さい。

オレンジの花言葉

「花嫁の喜び」 「純潔」 「寛大」 「愛らしさ」

トンネルの灯りはなぜ 【橙色】?

トンネルの灯りには 【橙色】 のナトリウム灯が使われています。
【橙色】 の光は波長が長く、より遠くまで見通すことが出来ます。また虫が集まらない、安くて長持ちするなどのメリットも。 ・・・ただ、全ての色が 【橙色】 がかって見えてしまうという欠点も有り、歩行者の多い一般道などでは、白い灯りが採用されたりしているそうです。

黄色いリボン

イギリスでは 【黄色】 は身を守るための色。 黄色いものを身につけるとその身を守ることができる ・・ と言い伝えられてきました。 アメリカでは「黄色いリボン」 に姿を変え、「愛する人の戦場での無事を祈り、帰還を願う」 シンボルとされています。

目立つ色

【黄色】 はとても ‘目立つ色’ です。・・・アメリカや中国、台湾のタクシーは黄色。
また ‘大きく見える’ こともあって、トラックの車体を 【黄色】 に塗り替えたら事故が減ったという例もあるようです。小学生のランドセルカバーや傘、レインコートも、目立つように【黄色】 です。

高貴な色

オランダやインド、マレーシア、そして中国などでは 【黄色】 はロイヤルカラー。
中国では皇帝・皇位を表す色、日本でも黄櫨染(こうろせん・・黄褐色) は天皇以外身につけることの出来ない禁色とされていました。

マイナスイメージも・・

キリスト教では 「臆病」 「俗悪」 を意味し、嫌悪されています。 またイスラム教では 「死」 を表すそうです。

最後のページでは彩り豊かな橙と黄色のバリエーションをご紹介します
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(2006年4月作成)

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