色事典 橙・黄の巻 1

橙・黄のインテリア

色のもつイメージや意味、インテリアへの取り入れ方を考えるシリーズ。 第 1 回 【赤】/ 第 2 回 【青】/ 第 3 回 【緑】 に続いて、第 4 回の特集は 【橙】 【黄】

暖色である【橙色】は、温かく親しみやすい色です。 私たちを元気にしてくれる色。【黄色】もパワフルでにぎやかで陽気な色。 インテリアにうまく取り入れて、明るく元気なお部屋にしましょう。

【橙色】 は 「太陽の色」

「元気」 で 「健康」 で 「エネルギー」 をもっています。 「快適な温暖感」 と 「くつろぎ感」 があり、「幸福感」 を感じさせてくれます。

ダイニングルームに 【赤】 や 【橙色】・【黄色】 などの 暖色 を取り入れると、「料理を美味しく見せ、食欲を増進」 させてくれるというのは有名な話。
あまり刺激の強い色は避け、ランチョンマットを 【橙色】 に替えてみたり、橙系の花を飾ったりしてみましょう。
テーブルクロスなど大きな面積に使う場合は、ベタ一色ではなく柄の一色に取り入れたり、クリームイエローなど優しい色合いのものにしたほうが取り入れやすいかもしれません。
照明は蛍光灯の青白い灯りより、白熱灯や電球色の蛍光灯など赤みを帯びた灯りのほうが、食事を美味しく見せてくれます。

【橙色】 で、「家族の団らん」 や 「明るい食卓」 を演出してみてください。

もちろん、ダイニング以外でも 「家庭的」 で 「健康」 なイメージを演出できます。

温かく感じさせてくれる色なので冬のインテリアに最適。 「明るさ」 「楽しさ」 「暖かさ」 「陽気さ」 を感じさせ、「親しみ」 のあるお部屋になります。高級感を醸し出すことは難しいので、どちらかというと家族のプライベートルーム、くつろぎの部屋向きの色です。

また、ちょっとくすんだ 【橙色】 は 「秋」 の 「黄葉」 や 「枯淡」 といったイメージ。 「活発」 な 「若々しい」 イメージとは逆に、「落ち着いた」 「渋い」 イメージがあります。

濃い 【橙色】 は 「オリエンタル」 な雰囲気も有り、「アジアン風」 の個性的な部屋作りも楽しめます。

【黄色】 は 「陽気」 で 「健康的」 な色であると共に、「知性」 と 「好奇心」 の色

「新陳代謝を活発に」 し、「集中力をアップ」 させ、「頭の回転を速く」 してくれます。 勉強部屋の目に付くところに黄色い小物を置いてみてはいかがでしょう?「向上心」 もアップします。

差し込む日差しを、より暖かく感じさせてくれる優しいコーディネート

日差しがやわらかい暖色のお部屋

ポットいっぱいの紅茶を入れて、ゆったりくつろぎたくなるようなおだやかなお部屋。ベージュでまとめたファブリックに、黄色とグリーンがアクセントになっています。

ゆったりくつろげる大人のアジアン

大人のアジアンコーディネート

鮮やかな黄色のソファを中心に、オリエンタルな雰囲気を演出。 アジアンインテリアはセンスが問われます。 ‘個性的’で終わらない、ワンランク上のアジアンを目指してください。

大人のアジアンコーディネート

次のページでは橙と黄色に関する四方山話をご紹介します
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(2006年4月作成)

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