学習づくえの選び方
学習づくえのあゆみ
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
1960年代
子供専用の机が登場。勉強道具や秘密の宝物を全部ひとつにしまっておける子供だけの空間は団地生活にも最適で、進学ブームと共に注目を集めます。後半にはスチール製が主流に。
1970年代
電動鉛筆削りなど様々な付属品がつけられ、キャラクター商品化がエスカレート。しかしオイルショックなどで装飾過多に疑問が投げかけられ、シンプルな木質デスクが主流になります。
1980年代
ナチュラル志向・本物志向の流れ。子供部屋は生活環境としてトータルで考えられるようになり、より快適で文化的な空間に。学習机にも本格的な天然木製のクオリティが求められます。
1990年代
本棚やチェスト、ベッドなどを同じデザインでそろえ、子供部屋をトータルでコーディネートできるシリーズ商品が登場。学習机選びの主導権を握るお父さんお母さん好みのシンプルなものが多く、インテリア性も高くなります。
パソコン対応のデスクが増え、その他様々なコンセプトで新しいデザインの学習机が登場します。
今オススメは、成長に合わせた使い方ができるセパレートタイプ。省スペースでコンパクトな一体型から、天板が広く使えるユニットスタイル、本棚を独立させるセパレートスタイルなど、年齢・使い方に合わせてレイアウトを自由に変更できるつくえが登場しています。
リビングに置いても違和感の無いデザイン。環境と健康に配慮した安全性の高いつくえ。常に正しい姿勢を保てるよう設計されたつくえといす。など、コンセプトもさまざま。
ライフスタイルやインテリアに合わせて選択肢もぐんと広がっています。お子さまの将来のこともしっかり考えて、賢く、楽しく、選んでください。
学習づくえを買う前に
お子さまがこれから先何年も使う大切な家具です。じっくり時間をかけて選びましょう!
まずは下見をオススメします。できれば土日の混雑を避け、親御さんだけでまず下見をしましょう。お子さまは可愛らしいキャラクター商品や、ベッド一体型のユニットなど変わった商品に目がいきがち。価格帯やデザイン、機能性、安全性などを、じっくり品定めしてみてください。
もちろん最終的にはお子さまと一緒に選んであげてください。
置く場所をあらかじめ決めておくことも大切です。どのくらいの大きさのものが置けるのか確認しておきましょう。
トータルコーディネートできるように、壁紙の色や床の色、同じ部屋に置いてある家具の色もチェックしておきましょう。
一部、組立ではない商品(完成品)もありますので、廊下の幅や入り口の大きさもチェックしておくと納品までがスムーズに行えます。
学習づくえのえらび方
実際に学習机を使うのはお子さまです。お子さまが使いやすいものを選ぶのが一番。
立ったり座ったりがしやすいか?椅子は引きやすいか?引出しの取っ手は握りやすいか?引出しは開けやすいか?照明が目に入らないか?
など、売り場で座ってみて、使い心地をチェックしましょう。
椅子
成長に合わせて使えるように高さ調節できるものを。足置きも高さ調節できれば常に正しい姿勢を保てます。キャスター付きのものは、座ると固定されるタイプのものが安全です。
照明
照明は天板全体をまんべんなく照らす明るいものを。一番使うのは机の手前ですから、手前が明るくないと意味がありません。使うときは、必ず部屋の照明と併用してください。
デザイン
お子さま好みのかわいいデザインやキャラクター商品などは始めのうち喜ばれますが、何年か経てば好みも変わります。何年も使う家具ですから、シンプルで飽きのこないものがオススメ。お子さまが小さいうちは文房具やデスクマットなどでかわいらしく演出できます。
パソコン対応
パソコン以外にも、鉛筆削り、携帯電話の充電器、ミュージックプレイヤーなどつくえ周りで使う電化製品はたくさんあります。コンセントはたくさんあったほうが便利。普通のプラグだけでなく、ACアダプターが挿せるかもポイントです。
学習づくえの役割は、「自分だけのスペースを持ち、自分の責任で整理整頓する」、そして「正しい姿勢で集中して勉強する」これらを習慣付けること。
お子さまにとっては初めての自分の城です。
お子さまにも、そしてご家族の皆さまにとっても納得のいく買い物をしていただきたいなと思います。
学習机を買うべきタイミングについてこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
【関連記事】学習机はいつ買うべきか?おすすめのタイミングや選び方
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