疲れないソファの特徴&間違いのない選び方のポイント4選について

/ 最終更新日:2025/04/02

これからソファを選びたいと思っている方に向けて、「疲れないソファの選び方」をご紹介します。

ソファを使っていて、「立ち上がると体が痛い」「姿勢を保ちにくくて疲れる」と感じることはありませんか?
実はソファと体が合っていないと、くつろぐどころか反対に疲労の原因となってしまうことも。

そこで今回の記事では、疲れないソファの特徴と選び方のポイントを解説します。
長時間座っても快適に感じるソファを選びたいなら、選び方の参考になるはずです。

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ソファが疲れると感じる原因

疲れないソファを探しているなら、まずはなぜソファで疲れるのか原因について知っておきましょう。
ソファで疲れやすくなる主な原因は3つあります。

原因1:柔らかさが体に合わない

まずは柔らかさが体に合っていないことが原因として考えられます。
体に合う柔らかさは人によって違いますが、極端に硬すぎたり、柔らかすぎたりするソファは疲れやすいものです。

硬すぎるソファであれば、座面からの圧迫が強いため腰に負担がかかります。
おしりや太ももが痛いと感じられることもあるでしょう。
反対に柔らかすぎるソファでは正しい姿勢を維持しにくく、疲労感が高まります。
体が沈み込みすぎてしまうことで、やはり腰への負担が大きくなるためです。

「適度な柔らかさ」は、体型や座り方によって異なります。
体に合わない柔らかさのソファを選ぶと、長時間座るうちに疲れを感じやすくなるでしょう。

原因2:姿勢を崩しやすい角度になっている

ソファの座面が「姿勢を崩しやすい角度」になっていることも、ソファで疲れてしまう原因のひとつです。
座面の角度が深すぎたり浅すぎたりする場合、姿勢を正しく保ちにくくなります。
すると長時間座っているうちに腰・背中・膝が疲れてしまうことに。

また座面の角度が体に合っていたとしても、座面に深さがありすぎると背中を預けにくくなります。
座面が深すぎると、膝を曲げながら背もたれによしかかる姿勢に無理が生じるはずです。
ソファに座ると疲れやすい場合は、正しい姿勢を保ちやすい角度かどうかを確認しましょう。

原因3:背もたれの高さが合っていない

最後に、背もたれの高さが体に合わないことも原因としてあげられます。
背もたれは背中を支えるためのものであり、ソファの快適性に大きく影響するポイントです。
背中を支える力の低いソファに座っていると、肩や首への負担が大きくなって疲れやすくなってしまいます。

最近は、背もたれが低いコンパクトなソファを選ぶ人も増えています。
圧迫感がなく、部屋を広く見せる効果やスタイリッシュな印象かもしれません。
しかし背もたれはくつろぐために必要なものなので、低すぎると体がリラックスしません。
身長に合った背もたれの高いソファを選ぶことで、疲れにくくなります。

疲れないソファの特徴

それでは「疲れないソファ」とはどのようなソファでしょうか?
3つの特徴をご紹介しますので、疲れないソファを探すときに役立ててください。

特徴1:クッションが硬すぎず、心地が良い

まずはクッションが硬すぎず、座り心地の良いソファを探しましょう。
ソファのクッションが硬すぎると体への圧迫感が増すと解説しました。
適度な柔らかさがあり、体に合う座り心地のものを選ぶことが重要です。

おすすめのクッションの素材は次の2種類です。

【おすすめのクッション素材】

  • ・羽毛:柔らかく包みこまれる感覚があり、リラックスシーンに最適な座り心地
  • ・ウレタン:しっかりとしていて体圧を分散するため、個人個人の体に合わせて疲れにくい姿勢をサポート

またクッション性を見るときには、スプリングの性質も確認することがポイントとなります。
クッションが硬めでも、スプリングが効いていれば快適な座り心地になります。

特徴2:ハイバックで頭までサポートしてくれる

疲れないソファを探すのであれば、背もたれはハイバックで、頭までサポートしてくれるものを選んでください。
枕がついているようなデザインの背もたれのソファであれば、首や肩への疲れも溜まりにくくなります。

もし頭までの高さの背もたれがなかったとしても、オプションでヘッドレストをつけられるソファもあります。
オプションでつけられるものであれば、室内の圧迫感をなくしながら疲れないソファを選べるでしょう。
背もたれは、頭や首までサポートできる高いタイプを選ぶと快適です。

特徴3:座面が広く姿勢が変えられる

座面が広く姿勢が変えられるソファも疲れにくいはずです。
どれほど快適なソファでも、同じ姿勢を続けると体は疲れます。
座りながら少し姿勢を変えられるなら、長時間座り続けていても疲れにくいものです。
たとえば横座りやあぐらをかいたり、寝転んだりできるほどの座面の広さがあるソファが適しています。

疲れないソファの選び方

疲れないソファの特徴を踏まえたうえで、快適性の高い製品の選び方について解説します。
選び方のポイントは、次の4つです。

選び方1:背もたれの高さや角度を確認する

ソファを選ぶときには、背もたれの高さと角度を確認してください。
背もたれの高さは、背中の面積をどれだけ広く支えられるかを決める要素です。
また角度については、ソファの使い方によって選ぶ基準が異なります。
短時間だけくつろぎたいなら角度が浅いほうがよいですが、映画を見るなど長時間座ることが多いなら深いほうが快適です。

基本的に長時間にわたりソファに座ることが多い方には、背もたれが高くヘッドレストがついた、角度が深いソファをおすすめします。
ソファを「リラックスできる椅子」のように使いたいなら、背もたれの角度が浅いソファの方が適しているかもしれませんが、背もたれの高さは40cm以上のものを選ぶのが理想です。

ソファで疲れると感じることが多いなら、ご自身の使い方とソファの選び方が合っていない可能性があります。
ソファの使い方を考え、背もたれの高さや角度が合っているか確認しましょう。

選び方2:座面の奥行を確認する

座面の奥行きを確認することも、ソファの選び方において欠かせないポイントです。
奥行きの深さによっては、背もたれに寄りかかりにくくなってしまうことがあります。

しかし座面の奥行きが合っているかどうかは、座る方の体型によって変わる要素。
たとえば180cmの男性と150cmの女性であれば、適した座面の奥行きは大きく変わるはずです。
座面とは膝上からおしりまでを乗せる部分なので、身長や体格によって適切な広さは変わります。
そのため、ソファは必ず試しに座り、座面が自分の体に合っているか確認しましょう。
座面が深すぎると、背もたれに背中を預けにくくなるかもしれません。
そのような場合にはクッションを背中に敷く、オットマンを使うなどの工夫も必要です。

一般的な体型の方であれば、座面の奥行きは50~60cmが適切です。
座ったときに膝が直角に曲がるくらいであれば、膝にも負担がかかりにくく体に合っているでしょう。
自分の体に合った座面の奥行きなら、快適に座れます。

選び方3:ひじ掛けの有無を確認する

座面や背もたれを確認したら、次にひじ掛けの有無も確認しておきましょう。
ひじ掛けの有無は、ソファの使い方によって適するかどうかが変わります。

たとえば本を読んだりスマートフォンを見たり、座っている時間が多かったりするならひじ掛けはあったほうがよいはずです。
しかし、寝転んでくつろぎたい場合は、ひじ掛けが邪魔になることもあります。

座っていて疲れないソファを求めるのであれば、ひじ掛けがあるものを選んでください。
しかし姿勢を変えながら使いたいのであれば、ひじ掛けがないものの方が疲れないはずです。

選び方4:素材を確認する

ソファの選び方においては、座り心地のよい素材を選ぶことも大切です。
素材は座り心地を左右する重要な要素。
柔らかさやサポート力は素材によって決まると言っても過言ではなく、疲れないソファ選びに欠かせないポイントのひとつとも言えます。

たとえば羽毛であれば、ふかふかしていて柔らかな座り心地となるでしょう。
ウレタンは種類によって硬めであったり柔らかめであったりするため、好みの座り心地の製品を探しやすいはずです。
スプリングの素材でも、座り心地は変わります。
体勢に合わせてくれるスプリングを求めるなら、ポケットコイルが優秀です。

ソファを選ぶときには、どうしても座面の広さや背もたれの角度を重視してしまうもの。
ただし、座り心地は素材によっても変わるため、素材ごとの特徴を把握したうえで選ぶことが重要です。

疲れないソファを購入したいなら選び方のポイントを押さえよう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、疲れないソファについてご理解いただけたと思います。
「ソファに長時間座っていると疲れる…」と感じているなら、今回ご紹介したポイントを重視してソファ選びをしてみてください。
驚くほど快適なソファに出会えるかもしれません。



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