【引っ越し】家具はいつ買うのがおすすめか紹介
公開日:2022/03/25 / 最終更新日:2024/10/24
新居への引っ越しが決まると、必要となる家具はなにか、どのタイミングで家具を購入するべきか悩みますよね。
住んでいた家からそのまま使い続ける家具もあるかもしれませんが、新居で間取りや住環境が変わることで、家具を買い替える機会も増えるはずです。
スムーズに新居へ引っ越しをするためには、最低限必要となる家具があり、家具によって購入するのに適したタイミングがあります。
今回の記事では、新居に引っ越す際に必要となる具体的な家具と、新たな家具を購入するタイミングは入居前、入居後のどちらがいいのか、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。
新築に引っ越す際に必要な家具
引越し当日から新居での生活がスタートする場合、最低限必要となる家具があります。具体的には「ベッド」「カーテン」「照明」の3つです。
ベッド
新居への引っ越しには、ベッド、もしくは布団を必ず用意しましょう。
引越しは業者を利用したとしても、移動や家具の運搬、開梱した荷物の設置などで体力を消耗するもの。そこで、ベッドがあれば当日からしっかり睡眠を確保できます。
用意できていないと、引っ越す季節によっては、布団がなくて身体が冷えてしまい風邪を引く可能性もあるため注意が必要です。
カーテン
カーテンがないと外から部屋が見えてしまうため、防犯の観点からいっても当日から用意しておくべきといえます。とくに女性の単身住まいは、なおさらでしょう。
また、夏場であれば日差しから、冬場であれば冷気から守ってくれる役割もあるため、温度管理の観点からも必要といえます。
寸法の違いや雰囲気を変えたいなどで買い替えを検討している場合、新品が新居に届いていれば問題ありません。
まだ新品が届いていないようなら、一旦古いカーテンでもいいので、そのまま使用するといいでしょう。
照明
夜間時の視界を確保するためにも、照明は当日から必要です。
カーテン同様に、あとからの買い替えも可能となりますので、まずは古い照明でも使えるのならば当日から取り付けるようにしましょう。
一方で、ダイニングテーブルやチェア、ソファー、タンス、棚などは上記3つと比較すると優先順位が低く、新居引越し後の購入でも問題ないといえます。
新築で家具を揃える際の費用
家具一式を揃える場合、費用相場は100~150万円と言われています。
住宅金融支援機構が行った調査「住宅取得に係る消費実態調査(2014)」でも、住宅を建築・購入した後一年以内に購入した耐久消費財の平均金額は、一戸建てで201万円、建売住宅で105.1万円、新築分譲マンションで85.9万円となっています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】新築で家具を揃える際の費用と家具の選び方
家具を事前に購入するメリット・デメリット
新居への引っ越しでは、新しい家具を購入するタイミングについて悩む方が多くいます。
まずは、家具を事前に購入することについて、メリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット
家具を事前に購入しておくと、すぐに生活をスタートできます。
テーブルと椅子があれば、食事の時間も不自由せずに済むでしょう。また、ソファーがあれば快適にくつろげます。
引っ越し後は、電気やガスの開栓手続きなど面倒な作業が多いこともあるため、家具を事前に購入しておくと、他のタスクをこなすことに集中できる点もメリットといえます。
デメリット
一方、デメリットとして考えられることは2つあり、まずは家具と設置する部屋のサイズや雰囲気が合わない可能性です。
実際に生活してみないと、家事をする際の動線をイメージすることも難しいため、思っていたより家具を置くスペースがない、家の雰囲気と家具のデザインが合わない、ということが起こりえます。
もうひとつは、室内へ運び入れられないリスクです。
たとえば、ソファーや食器棚などの大型家具、あるいは冷蔵庫や洗濯機などの大型家電について、設置箇所の寸法はしたものの、通路や玄関などの採寸を忘れるケースがあります。
その場合、設置箇所まで運び入れられず、改めて買い直すことになってしまいかねません。
家具を入居後に購入するメリット・デメリット
では、入居後に家具を購入する場合はどうでしょうか。入居前と比較して考えてみましょう。メリット
まず、入居前のデメリットとしてあげていた、雰囲気やサイズ感のミスマッチを防げる点はメリットとしてあげられます。
実際に住んでみることで、生活動線についてもイメージしやすく、設置箇所はもちろん、通路や玄関の寸法についても確認できた状態で家具を選べるようになります。
また、床、壁の色や素材、広さや高さに見合ったサイズのテーブルやソファーを決められるため、使いやすく、家の雰囲気にあったものを買うことが可能です。
高価な家具や、大型家電など、単価が高いものほど買ってからの後悔を少なくしたいものです。
購入してから「こんなはずじゃなかった」といった、ミスマッチを防止できるはずです。
デメリット
デメリットは、家具がない状態での生活を強いられることです。そのため、不自由な生活となるでしょう。
たとえば、食事の時にテーブルがない、ソファーがないため床に直接座る、収納家具がないため散らかりやすい、といったことが起こりえます。
しかし、これらはあくまで一時的なことであり、少し辛抱すれば気に入った家具を手に入れられるでしょう。
目先の生活感を優先させるため、確認不足でサイズが合わない家具を購入してしまうようなリスクを考えると、大きなデメリットとはいえないかもしれません。
家具ブランド紹介
新居に最適な家具を提供してくれるおすすめの家具ブランドを3つ紹介します。
それぞれのブランドに特徴があり、ダイニングテーブル・チェア、マットレス、キッチンボードなどの購入、買い替えを検討中の方には参考となるでしょう。
カリガリス
カリガリスは、イタリア最大級のモダン家具メーカーとして知られており、伝統的な色使いと、機能性の高さ、そして都会的なデザインを併せ持っていることが特徴です。
1923年に創業し、「マロッカ」という地域の工芸品でもある椅子の製造からスタートしました。現在ではLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの傘下となり、世界100ヶ国以上に家具を輸出しています。
カリガリスの詳細はこちらカリガリスは原料の伐採から、家具の生産までを自社で行っており、ダイニングチェア・テーブルを中心に、キャビネットやソファ、小物アクセサリーまでトータルに提案してくれるブランドです。
また、多くのデザイナーとコラボレーションしたアイテムも人気を集めており、フェラーリやマセラティのデザインも手がけている「ピニンファリーナ」が担当した製品もあります。
カリガリスのダイニングテーブルとチェアは、さまざまなデザインやカラーが用意されているため、ご自宅の雰囲気に合った一品を見つけられるでしょう。
さらに、数多くのロングセラー商品を生み出しながら、環境問題への意識が高いことにも注目です。
FSC(森林管理協議会)の認可も受けているため、カリガリスが販売するFSCマークが入った家具を買うことは、間接的に世界の森林保全に貢献することにも繋がります。
パモウナ
パモウナは日本国産の家具メーカーであり、1968年に「パモウナ」の自社ブランドを発表しました。
自社ブランド発表当時、日本の家具・インテリア業界では木目のデザインが主流だったなか、パモウナは、いちはやくシンプルでカラフルな家具の開発に着手したことで知られています。
商品の開発から製造、販売店への出荷までを一貫して自社で行い、食器棚や、キッチンボード、カップボードを中心に、壁面収納やソファ、ダイニングセットなど、幅広いシリーズを展開しています。
パモウナが提供する家具は、美しいシンプルなデザインでありながらも機能的で、品質や耐久性が高いことから、長く使用できる点にも注目です。
中でもキッチンボードは、豊富なパーツからセミオーダー感覚で選んで希望のカスタマイズが可能となっています。
より機能的かつ快適に使用できるようになるでしょう。
パーツの組み合わせ次第で、使い勝手がよくなることはもちろん、天井までの高さを有効活用し、収納力と耐震性をアップすることができます。
長く住む家だからこそ、パモウナのように長く使用できて、愛着もわく、流行に左右されないシンプルなデザインの家具を選んでみてはいかがでしょうか。
パウモナの詳細はこちらサータ
サータは、アメリカ発のベッドメーカーで、2018年度の全米ランキングでは、8年連続で「全米売上No.1マットレスブランド」に輝いた実績を誇ります。
現在は、世界27カ国にて60社近いライセンス契約を結んで展開するグローバルなブランドです。
日本国内におけるサータ社の製品については、70年以上の歴史を持つ国内大手ベッドメーカーのドリームベッド株式会社が製造しています。
サータのマットレスはオートクチュール発想で、豊富なラインナップから好みの寝心地をチョイスできることも特徴のひとつ。
また、アメリカのブランドであることは述べた通りですが、日本で製造されるため、日本の住環境や日本人の体型に最適化されていることもポイントです。
世界的な実績と、安心の日本品質、マットレスの耐久性や通気性に対する評価も高く、最高の寝心地を実現してくれるでしょう。
サータの詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ家具が必要となるタイミングを正しく見極めよう
新居へ引っ越ししたその日から、新生活がスタートします。
そのため、最低限の家具を準備しておくことをおすすめします。
とくに、ベッド、カーテン、照明は買い替えることを検討していたとしても当日から必要ですので注意しましょう。
また、新居での生活をより豊かにするためにも、配置する家具にはこだわりたいところです。
家具・家電の設置は、住宅の雰囲気やカラー、サイズ感なども影響してくるため、購入するタイミングもよく検討しましょう。
入居前なのか、入居して生活してからなのか。それぞれのメリット、デメリットを比較して購入するようにしてください。
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