敷布団とマットレスの違いとは?それぞれの特徴やおすすめのシーンを紹介
公開日:2023/01/26 / 最終更新日:2024/08/19
「敷布団とマットレスの違いって何?」「寝やすいのはどっちなのか知りたい」と疑問に思う方もいるでしょう。
敷布団とマットレスにはそれぞれに特徴があり、メリットやデメリットも存在します。また暮らし方や体調によって、おすすめする寝具も異なってくるのです。
そこで本記事では、敷布団とマットレスの違い、それぞれの特徴や寝具の選び方について紹介します。寝具選びでお悩みの方はぜひお役立てください。
東京にある日本最大の家具店村内ファニチャーアクセス八王子本店はこちら
マットレスと敷布団の違い
改めて、マットレスと敷布団の違いは何?と聞かれると戸惑う方も多いでしょう。
こちらの項目では、それぞれの機能性や特徴について解説します。
価格
マットレスの相場は3万円〜20万円など、価格帯が幅広いのが特徴です。マットレスを置くスペースがある方や、敷布団では腰が痛くなってしまう方はマットレスを選ぶとよいでしょう。
敷布団の相場は3千円〜3万円ほどで、リーズナブルな価格帯が魅力的です。しかし、3年程で敷布団はへたってしまうことがあるため、3年周期で買い替えを検討する必要があります。
弾力性
マットレスと敷布団に比べて厚みがあります。またマットレスは、高反発ウレタンや低反発ウレタン、ポケットコイルのような素材が使われており、弾力性や復元性も高いものとなっています。
一方、敷布団は弾力性が低いのが大きなデメリットのひとつです。また、中の素材がへたってしまうと床つき感があり寝心地が良いとはいえないでしょう。
【関連記事】
ポケットコイルとボンネルコイルの違い寝心地
マットレスは、身体にかかる圧力を平均的に分散します。そのため、朝起きたときに身体が痛くならないため、快適な寝心地となるでしょう。
一方、敷布団の場合、朝起きたときに腰が痛くなる人もいます。その理由として、布団はマットレスと異なり分散する力が弱く、腰に負担が集中することで痛みが発生するためです。
通気性
敷布団は通気性が高いのがポイントです。ただし敷布団は吸水性が高いので、長期間使っていると湿気が溜まってしまう可能性もあります。
敷布団を快適に使用するには、天日干しや布団乾燥機などを利用してこまめな手入れをすると良いでしょう。一方でマットレスは厚みがあるため、通気性が低い点がデメリットといえます。
耐久性
マットレスに使用されている素材は、耐久性があり5〜10年くらいは使用が可能です。なお敷布団は平均3年前後でへたってしまうケースが多く、快適な睡眠を確保するには3年サイクルで買い替えが必要になるでしょう。
【関連記事】
家具の寿命はどのくらい?家具別の寿命と長く使うコツ収納
敷布団は畳むことを前提としているため、朝起きたら収納できます。そのため、限られたスペースを有効活用したい方には、マットレスより敷布団がおすすめです。
例えば、都会のワンルームで暮らすケースで省スペースを有効活用するには、敷布団に利用は最適解といえるでしょう。
マットレスが向いているシーンとは
居住スペースとは別に寝室が確保できるお宅では、マットレスの使用がおすすめです。また、畳ではなくフローリングの部屋は、マットレスに向いているといえます。
なお、腰痛や背中が痛いなど持病がある方や高齢者はマットレスがおすすめです。高齢者になると、布団から起き上がり立ち上がることが負担になる方もすくなくありません。そのため、マットレスのように、床との段差があると起きて立ち上がることが楽になるでしょう。
敷布団が向いているシーンとは
和室があるお宅では敷布団の使用に向いています。本来、敷布団は畳の上で使用することを前提としています。フローリングに敷布団を敷いてしまうと湿気が溜まりやすく硬いため寝心地も良くありません。
畳は湿気を吸収する役割もあるので快適に過ごせます。また布団は収納ができるため、スペースを有効に活用できるのもメリットといえるでしょう。なお布団は丸洗いが可能なので、専門の業者へ1年に1度の割合で依頼すると清潔を保てます。
マットレスと敷布団の併用について
しかしマットレスと敷布団を併用したほうが良いケースもあります。それでは、どのような場合で併用するのか解説していきましょう。
- ・マットレスの厚みが5~6cmの場合
ウレタンの厚みが5〜6cmのマットレスは、寝たときの圧力を分散するような工夫がされています。しかし、体格が大きい人は床つき感があるため、敷布団と併用するとよいでしょう。 - ・ファイバーマットレス
ファイバーマットレスの厚みが十分でない場合、床つき感があるでしょう。この場合も、敷布団を併用することで快適な睡眠を確保できます。 - ・低反発マットレスやボンネルコイルマットレス
低反発マットレスやボンネルコイルマットレスは、柔らかすぎて寝心地が悪いと感じる方もいらっしゃいます。その場合、敷布団と併用すると硬さの調節が可能となります。
ブランド紹介
それでは、当社で取り扱っているベッドブランドを4社紹介します。
SIMMONS /シモンズ
最上級の眠りを求めてきたシモンズは、「世界のベッド」と称されています。シモンズベッドの寝心地を支えているのはポケットコイルです。
シモンズ独自のポケットコイルマットレスは、スプリングがひとつずつ独立しており”点”となって身体を支え、体圧を分散させています。
そのため、身体の一部に負担がかからず、寝返りをうっても理想的な姿勢をキープできます。血液やリンパの循環がスムーズに保てるため、疲れからの回復を促しぐっすりと眠ることが可能です。
シモンズの詳細はこちらTEMPUR® /テンピュール®
テンピュール®の低反発素材のマットレスほど、身体にフィットしてサポートしてくれるものはありません。テンピュール®素材は、体温や体重、そして体型に合わせてゆっくり沈み込むのが特徴的です。
また、沈み込みには心地よい睡眠をサポートする役割も担っています。さらに一点に集中しがちな体圧を分散させ、血液やリンパの循環がスムーズに保てます。
ちなみにテンピュール®は、ロケット打ち上げの時に、宇宙飛行士にかかる加速重圧を緩和する素材として開発されました。そしてNASAへの貢献が認められたテンピュール®は、名国宇宙財団の「認定技術ロゴ」の使用が許可されているのです。
テンピュール®の詳細はこちらSerta /サータ
サータは1931年「より快適な眠りと健康の追求」のコンセプトと共に設立されました。サータのマットレスは、コイルの太さや高さ、配列の組み合わせなど16種類の中から、身体にあったマットレスを選ぶことが可能です。
またサータはアメリカのベッドブランドですが、日本の住環境や体型、暮らしに合わせて改良を重ねており、日本国内で製造しています。
Serta /サータの詳細はこちらFrance Bed / フランスベッド
日本人の骨格や暮らし、気候などを研究しながら日本人が本当に必要としているベッドを作り続けているフランスベッド。
フランスベッドのマットレスは「ミディアムソフト」と「ハード」から選べます。快適な眠りを支える、フランスベッド独自の高密度連続スプリング®のコイルは、独自の2指示面形状となっており、体圧を分散するマットレスです。
なお、高い弾力性と通気性や耐久性、抗菌防臭も兼ね備えており、日本人の眠りを支えるトップクラスのベッドメーカーです。
フランスベッドの詳細はこちら 取扱インテリア・家具ブランド一覧へ環境や身体に合った寝具を選びましょう
本記事では、敷布団とマットレスの特徴や寝具の選び方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
生活環境やスペース、体調を踏まえて寝具を選んでください。また眠りが浅い、朝起きたときスッキリしないという方は、一度寝具を見直してみるのも良いかもしれません。
マットレスの硬さや寝心地など、購入前に試したい方はぜひ、村内ファニクチャーアクセスでご体感ください。
東京にある日本最大の家具店村内ファニチャーアクセス八王子本店で皆さまをお待ちしております。
家具選びでお悩みの際は、専門のスタッフが皆さまの家具選びをサポートさせて頂きます。
ぜひ東京で家具屋をお探しの方は、村内ファニチャーアクセスまでご相談ください。