【リーン・ロゼ】ロゼトーゴの特徴4つと座り心地について

/ 最終更新日:2024/09/20

【リーン・ロゼ】ロゼトーゴの特徴4つと座り心地について

ロゼトーゴは、フランスのライフスタイルブランドであるリーン・ロゼのアイコンともいえるソファです。
全身を包み込むような感覚があり愛用者も多いのですが、高級家具であるため、どういったソファかよくわからないといった方もいるでしょう。

そこで、本記事ではロゼトーゴに興味がある方のため、ブランド「リーン・ロゼ」に関することや、トーゴソファの魅力などについて解説します。
トーゴ以外の代表モデルも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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リーン・ロゼについて

リーン・ロゼは1860年にフランスのリヨン郊外にあるブリオードで創業しました。リーン・ロゼは、創業者である「(アントニー・)ロゼ氏のコレクション」という意味です。最初はアントニーとその息子で、ブナの木を加工して傘とステッキを作っていました。その後、椅子の脚を製造できるようになり、事業の転換を図ります。

小さな木工所で、椅子を中心に戦後の家具配給に貢献。1950年、創業者アントニー・ロゼの孫、ジャン・ロゼは50人ものスタッフを抱えるまでに会社を成長させました。

1970年にはジャンの息子、ピエールとミッシェル兄弟が家業に参加、国内市場に活動の軸を置くことで持続性のあるビジネスへの発展を成功させます。

兄弟は国立美術学校を卒業したばかりのデザイナー、ミッシェル・デュカロワのデザインと出会い、1973年にソファを製造。今も世界中で愛され続けているロゼトーゴの完成です。

その後多数のデザイナーとコラボレーションをして本格的なコンテンポラリー家具を製造、企業として大きく発展していきます。

現在は、フランスが誇る一大ライフスタイルブランドに成長しました。約90名のデザイナーが携わり、家具だけでなく照明やアクセサリー、テーブルウェアなども製造販売しています。特徴は多彩な生地とカラーバリエーション。世界67ヶ国で展開し、世界中で多くのファンを作っています。

リーン・ロゼにとっては創造性がひとつの哲学、そしてポリシーです。また、知的好奇心は企業文化であるとし、現在も革新的なデザインの家具を生み出し続けています。

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トーゴソファの魅力

トーゴソファにはどのような魅力があるのでしょうか。

ここでは、トーゴソファならではの魅力を6つ紹介します。

魅力①一度見たら忘れられない形

ロゼトーゴは丸みを帯びてクシャッと縮んだような独特の形をしています。発売から50年が経っているとは思えない、今でも新しい感覚を覚えさせるこの形は、デザイナーのデュカロワ氏が蜂のお腹にインスピレーションを得たもの。蜂が何かを針で指すときにきゅっと体を丸めた状態と同じなのです。

曲線がいくつも重なっており、直線はどこにもありません。シャープさとは完全に対照的な女性らしさを前面に出したデザインです。

そのため、シンプルな部屋におけば場を和ませ、優しい雰囲気の部屋におけばよりリラックスムードを高めてくれます。

魅力②絶妙なクッション性

ロゼトーゴのファンは、座り心地の良さを最初に話します。

上質で高級な4タイプのウレタンフォームを組み合わせているため、深めに腰かければどのような体形の人でもしっかりフィット。全身を包み込まれるような感覚に陥るでしょう。

全身を支えながらも包み込む、絶妙なクッション性で座り心地は抜群です。

魅力③レイアウトのしやすさ

ロゼトーゴはオールウレタン製で軽いため、あまり力のない方でも気軽に移動できるのも特徴です。
頻繁にレイアウトを変更したい、他の部屋で使用するため移動したいといったことも容易にできます。

「重いソファだと一度置いたらなかなか動かせず、レイアウトが固定されてしまう」と、ソファの購入を悩んでいる方にも向いているでしょう。

3人掛、2人掛、1人掛のほか、両肘タイプやコーナー、パフ、さらにはキッズ用のミニタイプもあります。
これらを自由に組み合わせ、こだわりのレイアウトにしてみてはいかがでしょうか。

魅力④安全性

安全面にもこだわって作られています。
ソファの中には部分的に尖っていたり固かったりするものもありますが、ロゼトーゴにはそのような部分がありません。

また、特に小さなお子様がいる場合は座面から落ちてしまったときのことが心配になることもあるでしょう。
ロゼトーゴは脚がないタイプのソファであることから座面が低く、万が一落ちてしまったとしても大怪我をするリスクを抑えられます。

魅力⑤とにかく軽くて移動も楽々

ロゼトーゴは女性一人でも楽々と動かせるほど軽いと評判です。

たとえば、2Pソファのサイズは横131cm、奥行102cm、高さ70cm、座面の高さ38cmと一般的であるにもかかわらず、その重さはわずか14kgです。3Pソファでも約19kgと、大きさの割にかなり軽く感じるでしょう。

部屋の中での移動が簡単なので、どこでもリラックススペースを作ることができます。

魅力⑥張替えやウレタン補充ができる

上質な作りで形や硬さを長年崩さず愛用できるロゼトーゴですが、やはり経年劣化はあります。公式ではソファ生地の寿命は10年〜15年とのこと。しかし、そこで破棄する必要はありません。

リーン・ロゼではソファの張替えやウレタンの補充依頼ができます。価格は生地ランクや大きさによっても違いますが、3Pソファで12〜70万円となかなか高価です。そのため、家具の修理専門業者に依頼する方もいます。

トーゴ以外の代表モデル

ロゼトーゴはリーン・ロゼを代表する相場ではありますが、リーン・ロゼには他にも人気のモデルがあります。

ここでは、代表的な人気モデルとして、ロゼプラドとロゼプルムの2つについて特徴を解説します。
リーン・ロゼのソファを購入したいけれどロゼトーゴ以外にも検討してみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

モデル①ロゼプラド

ロゼプラドは、自由な配置が可能なタイプのソファであり、ソファとしてだけではなく、ベッドとしても利用できます。
背クッションと本体がセパレート式になっているのも特徴で、背クッションの配置を変更するだけでソファやカウチとして使用可能です。

背クッションは底面部分に滑り止めがついているため、床に置いて使用することもできます。
また、滑り止めによって壁に置いてもたれかかった際に滑ってしまうこともなく、安定するのも魅力です。

コンパクトな空間においても快適に使用できるスモールタイプから、3人掛けできるロングサイズもあります。
さらに、専用の背クッションのほか、アームクッション、ボルスターといったオプションも多数あるので、使用する環境に合わせて組み合わせて活用してみると良いでしょう。

モデル②ロゼプルム

ロゼプルムは、熟した果実をイメージさせる特徴的なデザインのソファです。
定番の形には飽きてしまったといった方も注目していてはいかがでしょうか。

ロゼプルムのために独自開発された高密度のウレタンフォームがベースに使われています。
パブリックにはストレッチタイプのニット生地が採用されており、まるで包み込まれるような座り心地を感じられるのも特徴です。

角がなく、やさしいフォルムもロゼプルムならではの魅力といえるでしょう。
横幅が170cm、202cm、250cmといった3種類が展開されています。

内部に使用されているのは、耐久性に優れたスチールフレームです。
また、底面にはクッション性と通気性を高める効果が期待できるワイヤーメッシュが採用されています。
デザインはもちろんのこと、素材や座り心地にもこだわり抜いたソファです。

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リーン・ロゼのロゼトーゴで極上のリラックスタイムを

フランスのライフスタイルブランドであるリーンロゼは、さまざまな家具やインテリアアイテムを使って洗練されたスタイルを提供し、世界中の人々を魅了しています。多数の家具の中でも、1973年の発売以来、変わらぬ人気を誇るのがロゼトーゴです。

デザイナーのデュカロワ氏が蜂を見てデザインした可愛らしいフォルムのソファは、4つのウレタンを使用した上質な家具。一度座れば至福のリラックスタイムが約束されるでしょう。



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