ホテルライクな空間を作るには?
インテリアの選び方・おすすめブランドも紹介

/ 最終更新日:2024/04/23

ホテルライクな空間を作るには?インテリアの選び方・おすすめブランドも紹介

リゾートホテルや高級旅館などのような独特な空間、生活感を出さないスタイリッシュでホテルライクなインテリアは、見た目の美しさや清潔感から人気があります。

しかし、「ホテルライクなインテリアに憧れるけど、どんなブランドを選べばいいかわからない、何を置けばそれっぽくなるか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

ホテルライクな空間を作るためにはどうしたらいいのか。ホテルライクな部屋にすることで、生活にどのような変化が起きるのかをご紹介します。

なお、インテリアをシンプルにしすぎると、生活に支障をきたす場合もあります。実際にやってみないとわからないことも多いので、この記事を参考にしていただいて、自分のライフスタイルに合ったインテリアを探してみてください。

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ホテルライクな空間とは

ホテルライクとは「ホテルのような」の意味合いがあります。つまり「ホテルライクな空間」とは、「まるでホテルのような空間」という意味です。

ホテルの雰囲気は、生活感漂う日常的なお部屋とは異なり、シンプルで統一感のある、丁寧さが行き届いた非日常的な空間が広がっています。

日常的な空間を非日常的なホテルの雰囲気で再現するのですから、ちょっとしたコツが必要になってきます。ポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にホテルライクな空間を実現することができるでしょう。

ホテルライクな空間にするメリットは、主に次の3つです。

  • ・お部屋がシンプルにまとまっていてお手入れがしやすい
  • ・高級感と気品さがあふれておしゃれ
  • ・清潔感があるので急な来客にも対応しやすい

詳しくご説明します。

お部屋がシンプルにまとまっていてお手入れがしやすい

ホテルライクな空間は、余計な物がなく、お部屋がシンプルにまとまっている状態なので、お手入れや掃除が非常にしやすくなります。死角になるスペースも減るので、お掃除の見落としも減り、清潔感が保ちやすくなるのは大きなメリットです。

清潔感により気分も引き締まり、気持ちがポジティブになるので、日頃のパフォーマンスもグッと上がります。

高級感と気品さがあふれておしゃれ

ホテルライクなインテリアを実現するということは、同時におしゃれな空間を再現できているということでもあります。

自分でリサーチしておしゃれなインテリアに選べば、自然と愛着も湧き、自宅が高級感と気品さがあふれる空間になれば、不思議と自信も湧いてくるもの。

おしゃれ空間は、いつも億劫になりがちな家事も楽しくなるかもしれません。

清潔感があるので急な来客に対応しやすい

予定外の急な来客があっても、清潔感がキープしやすいホテルライクな空間であれば、慌てることなく対応できます。

部屋が散らかっていると、お客さんを招き入れるのも気が引けてしまいますよね。

統一感、清潔感、高級感あふれるインテリアであれば、自信を持ってお客さんをおもてなしすることができます。

ホテルライクなインテリアにするポイント

ホテルライクなインテリアにするためのポイントは、大きく分けて6つです。

  • ・統一感
  • ・生活感をなくす
  • ・品質
  • ・証明
  • ・シンメトリー
  • ・観葉植物やアート

ホテルライクに憧れたのはいいけれど、どこをどうしたらいいかわからないという方は、これらのポイントを参考にしてみるのをおすすめします。

それぞれのポイントを解説していきます。

統一感

高級感を持たせるためには、インテリア全体のデザインに統一感を出すのがコツです。

例えばリビングやキッチン、洗面所など、別のお部屋でも照明を同じもので揃えたり、ソファやテーブルなどの色彩を統一するのもおすすめ。

配置するアイテムのブランドなども、いろんなブランドを組み合わせるより、同一ブランドで揃えたほうが統一感が出て空間自体がまとまってみえることが多いです。

生活感をなくす

不要なものを配置せず、生活感をできるだけなくすことも欠かせません。

家具や家電を必要最低限に絞るだけでも、空間がシンプルになってガラッとお部屋の雰囲気も変わります。

テーブルに上に物を置かないようにしたり、広々としたスペースを増やすことで、同時に開放感も出せるのでおすすめです。

品質

シンプルであるのと同時に、アイテム一つひとつの品質にこだわるのも大事な要素です。

テーブルやソファには重厚感のあるものを選ぶと、よりホテルライクな空間に近づきますし、100均などのリーズナブルな価格でアイテムを揃えるよりは、目に見える部分はある程度ブランド力のあるものを選ぶと自然と高級感が増します。

照明

各部屋の照明を揃えることはもちろん、ペンダント照明などを規則的に並べることでも、ホテルライクを演出できます。

小型の照明を並べることで、シャンデリアとはまた違った華やかさを楽しむことができ、照度を暗く調整することで、非日常空間へと導いてくれるのです。

シンメトリー

インテリアは、シンメトリー(左右対象)を意識することで全体に規則性が生まれ、よりホテルライクにできます。

また、シンメトリーは心を落ち着かせる効果があると言われており、特に寝室などのコーディネートに取り入れるのがおすすめです。

洗面所やクローゼットの照明を、左右で揃えて統一感をだすだけでも、簡単にホテルライクにできます。

観葉植物やアート

ホテルライクなインテリアを目指すにあたって、観葉植物やアートは欠かせません。

廊下などにおしゃれな絵画を飾ったり、様々な大きさの観葉植物をバランスよく組み合わせてお部屋に飾ると、こなれた雰囲気に。

観葉植物を置くときは、枝が小ぶりのものや、反対側が透けるくらいの葉の量のものが圧迫感がなくおすすめです。

部屋別ホテルライクなインテリア術

上のポイントを押さえつつ、ご自宅のエリア別で、おすすめのインテリア術をご紹介します。

「ポイントはわかったけど、もっと具体的に知りたい!」「リビングやキッチンなど場所別に具体的なホテルライクのインテリア術を知りたい!」そういう方のために、こちらにまとめてみました。

  • ・寝室
  • ・リビング
  • ・廊下
  • ・キッチン

以上の4箇所をメインにご説明いたします。

各所で微妙にコツやポイントが違うので、こちらを参考にどんどんチャレンジしてみてください。

寝室

寝室には、ブラックやホワイトなどのモダンなベッドフレームが最適です!

木目調の主張が強すぎるベッドを合わせてしまうと、カントリー調な印象が強くなってしまい、ホテルライクとはまた違った印象の空間になってしまいます。

また、ベッドの両脇に左右対称に照明を置いたり、間接照明をプラスしたりするとよりホテルライクに仕上がります。

ベッドの家具の種類と選び方を紹介していますのであわせてご覧ください。

ベッド〜家具の種類と選び方

リビング

リビングに置くソファや壁紙、天井をホワイトやモノトーンなどのシックなカラーに統一するだけで、ホテルライクにできます。

また、照明は大きなライトを一つ照らすよりも、小ぶりなペンダント照明をいくつか並べることで、ホテルかのような華やかさが演出できるのです。

ペンダント照明の灯りをあえて落としたり、灯す個数を減らしたりすれば、部屋のニュアンスチェンジも可能。

そのほか部屋の角に大きめの観葉植物を置くと、一層ホテルライクなインテリアにできます。

廊下

廊下にはぜひとも、絵画を飾ることをおすすめします。動線として利用する以上、できるだけ物は置きたくない場所です。

絵画であれば、壁に飾ることができ、フレームを変えればイメージもガラッと変えることができます。

だからといって何枚も飾っては雑多な雰囲気になるので、枚数は厳選しましょう。

床には、他の部屋とは違った色の絨毯を敷き込むことで、シンプルながらも飽きのこない空間にすることが可能です。

キッチン

キッチンは、できるだけシンプルに、そしてリビングにさりげなく溶け込ませるのがコツです。

調味料や調理器具、食器等の収納はできるだけ見えないようにし、生活感をおさえるのがポイント。

また色合いはほかの箇所と同じよう統一させたいものの、キッチンは特に白を基調にすると広く見えたり清潔感が出せるのでおすすめです。

家具ブランド紹介

ホテルライクなインテリアにぴったりなブランドを5選紹介します。

それぞれにブランド特有の特徴があり、あなたの好みにあったものを見つける手助けになれば幸いです。初心者の方は、お気に入りのブランドを1つ決め、それに沿ってアイテムを揃えるのがおすすめです。

空間に統一性が生まれ、高級感と清潔感にひときわ磨きがかかり、1から全て自分で考えるより簡単にホテルライクなインテリアにできます。

シモンズ

シモンズは、150年以上も前に創業された、睡眠科学と独自のテクノロジーを採用した老舗のベッド専門のブランドです。

「世界のベッド」と称されるシモンズベッドは、身体を「線」ではなく「点」で支える画期的な製法により、常に自然な寝姿勢を保って深い眠りへと強烈なサポートをしてくれます。

ホテルライクなインテリアにぴったりな、シックな色合いのベッドが多数あり、自分好みの商品が見つけやすいのがポイントです。

シモンズの詳細はこちら

【関連記事】シモンズ(Simmons)のおすすめマットレスとメーカーならではの特徴やよくある質問について紹介

テンピュール®︎

テンピュール®︎も同じく、ベッド専門の老舗ブランドです。

NASAのロケットに搭載する、高重力を緩和するためのマットレス開発から始まり、進化させるとともにブランドへと発展した特異な経緯があります。

NASAに認められた特殊技術は、世界90ヵ国以上で愛され続け、「寝心地でテンピュール®︎に勝るブランドはない」として、顧客満足度1位に選ばれるほどです。

機能性はもちろん、シンプルながらも高級感漂うデザインは、ホテルライクの雰囲気によく合います。

テンピュール®︎の詳細はこちら

サータ

1931年、13社のメーカーにより設立されたサータは、当時世界で最も快適なマットレスと称されていました。

サータを代表するマットレスは、コイルの大きさや配列の組み合わせが絶妙で、16種類ものラインナップより自分に最適なマットレスを提供してくれます。

マットレスの衛生面や耐久性はピカイチで、燃えにくい素材による安全性も見逃せません。

気品あふれるベッドフレームは、あなたの夜を優雅なひとときに変えてくれるでしょう。

サータの詳細はこちら

カンディハウス

カンディハウスは、国内有数の家具産地といわれている北海道の旭川で、木材一本一本を丁寧に生かした家具を作り続けている国内ブランドです。

家具の存在感を全面に出し、かといって主張しすぎない、その絶妙なシンプル加減を実現しており、特徴的で独特なデザインは他のブランドでは見られません。

自然を愛し、自然と手を取り合うからこそ生まれるカンディハウスの家具は、温かみのあるホテルライクな空間を演出します。

カンディハウスの詳細はこちら

リーン・ロゼ

曲線美が非常に美しい、ふんわりとした印象が強い家具を製造しているリーン・ロゼ。

背クッションと本体がセパレート構造のソファは、カスタマイズの自由度が高く、自分の個性を出したい人におすすめしたい商品です。

かわいらしく柔らかいイメージのデザインは、見ているだけでも力が抜けそうなほどにリラックス効果があり、ストレスや疲れも全て優しく包んでくれます。その見た目のかわいらしさから、特に女性におすすめのブランドです。

リーン・ロゼの詳細はこちら

ホテルライクなインテリアで日常をグレードアップ

ホテルライクなインテリアは、日常をグレードアップしてくれます。

高級感や気品さなど、見た目のメリットだけでなく、スペースが広くなることによる開放感、清潔感を維持するために欠かせないお手入れのしやすさなど、非常に理に適った新しい生活を送ることが可能です。

敷居の高そうなイメージがあるかもしれませんが、勇気を出して一歩踏み出してみると、案外楽しんでレイアウトできたりするものです。

ぜひ、この記事を参考に、あなたの新しい生活スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

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