転倒防止金具の正しい取り付け方〜地震に備えて

L字金具・ベルト式の場合

ネジ止めの仕方

壁側・・・家具を置く場所の壁に柱や鴨居がある場合は強度を確認してから固定し、そういった部分がない場合は、壁の下地の桟の位置をたたいて確認してから固定するようにしましょう。

家具側・・・壁側と同じで、家具側も固定する事が可能な芯材の位置を確認してから金具を取り付けましょう。

ネジ止めの仕方 壁の確認

L字金具・ベルト式の正しい取り付け方

L字金具もベルト式も、家具1点につき同じ形式の器具を両端に2個以上固定するのが効果的です。また、ベルト式は特に家具の設置位置が壁に近ければ近いほど固定される強度が高くなります。

耐震ベルトの付け方

ポール式の場合

ポール式の正しい取り付け方

位置・・・家具天板に対して、奥(壁側)の両側(側板部)に1本ずつ器具を設置します。

天井との距離・・・家具の天板と天井との距離は、空きが少ないほど転倒防止に効果的です。

耐震ポールの付け方

天井側・・・中の構造によっては、地震で揺れた時に突っ張り棒が天井を貫き、家具が転倒しやすくなる事があります。そのため、天井が心配な場合は、面で力が加わるように、家具と同じ横幅の厚めの板を1枚挟むと器具が固定され効果的です。

耐震ポールの付け方

ストッパー式の場合

ストッパー式の正しい取り付け方

家具の下の前側に敷くのですが、1箇所2箇所入れるのではなく、端から端まで設置する事が必要です。

ザ・ストップ

粘着マット式の場合

粘着マット式の正しい取り付け方

床の凹凸が大きいと粘着しませんので、床に凹凸が無いか確認してから取り付けましょう。

注意点

粘着力が強いので、ご使用いただいてから粘着マットを外そうとすると、床材が剥がれる場合もございますのでご注意下さい。

効果について震度6強クラスの揺れを再現した実験では、家具の上と下と、 2個以上組み合わせて使用するとより高い効果があるということがわかりました。

耐震グッズ組み合わせ

本文中に使用している家具・インテリアの写真はイメージです。当社にてお取扱いのない商品が含まれる場合がございます。また、掲載しました情報はコラム作成当時のものとなりますので予めご了承ください。

参考:東京消防庁

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