彩りの詩 母娘展 小寺政子・小室美穂

彩りの詩 母娘展 小寺政子・小室美穂 10月10日(水)から10月16日(火)まで、八王子本店北3階サロン樫の木の展示会場では、小寺政子さん・小室美穂さんによる 「彩りの詩 母娘展 小寺政子・小室美穂」を開催します。



 又、個展を開かせていただくことになりました。つたない絵でございますが、見ていただけるとうれしいです。
 私の絵は句抄画です。私は毎日の生活の中で感動したことを俳句にします。また、その感動が絵になります。この絵の制作の中で私の想いは神様はこの絵を通して何を教えてくださっているのだろうと問いつつ聖書を開きます。私の絵の制作は聖書の言葉にくるまれてそれは幸せな時であります。私の生活の中で大切にしている言葉があります。主は私の牧者で始まる詩篇23篇の聖句です。私の絵の根底にあるのはこの聖句であります。
 人はいろいろなことを経験しながら生きています。それが想い出となって残っていきます。良いことばかりではありませんが、この経験の中で私は神に出会います。私は今、股間接が悪く不整脈もあります。この体調の悪いなかで守られて今回の個展を迎えることができました。感謝です。
 今回は娘が沢山描きました。若いエネルギーを感じております。私はこの69年の間に辿り着いた信仰があります。喜びのなか、この日を待っております。

小寺 政子

 早いもので昨年同じ場所で個展を開いてからもう1年になります。今年も夢中になってスケッチに出かけ、実家で日本画を描き、さまざまなところで俳句を考えてきました。
 われわれ親子は日本画に俳句をつけて作品を発表してきているが、今年は特に「想いをのせた絵」というテーマで作品を生み出しています。今回の個展でわたしがご紹介する作品25点は、思い出を喚起する静物画や風景画、もしくは思い入れの深い静物画や風景画です。静物画は旅の思い出を形にしたもの、若い日々を思い起こさせるものからなり、風景画は幼年期を過ごした多摩と実家である八王子周辺を描いたもの、現在自分が住んでいる西荻窪や吉祥寺周辺を描いたもの、買い物に何度もでかけたことのある銀座を描いたものからなります。
 わたしの歩んできた前半生と現在を、今回このような形で個展としてご紹介できる運びとなりました。この機会になるべく多くの方々にご鑑賞いただければ幸いです。
小室 美穂



■開催期間:10月10日(水)~10月16日(火)
■展示時間:10:40~17:00 (※初日は13:00から)
■会場:八王子本店北3階サロン樫の木 展示会場 入場無料