彩りの詩 母娘展

主の御名を感謝します。
私たち母娘はこの度、美展をすることになりました。私の大切にしている聖書の言葉、詩篇の２３編がこの美展のテーマとなっています。どんな時もこの言葉が私を支え豊かに導いてくれます。時にはこの詩にあるように死の谷を歩むこともあるのですが、神様が本当に一緒に歩いてくださいます。よきことも悪しきことも皆恵みであります。特に試練は神の深い愛であります。この鞭をくださる神様の心を思うとき私は涙が出ます。私はクリスチャンなので朝、昼、夕、と聖書を読み祈ります。そして、日曜日は教会へ行って礼拝を捧げます。そんな私はいつしか、神様の愛の中に暮らすようになりました。
今回の絵は神様の御力をお借りして描きました。
私は３４歳の頃ある人から自分が老いたとき、自分を慰めるものを若いときに作っておくといいと言われ絵を習い始めました。転勤が１３回もあって先生も変わり、絵は油絵、水墨なども習いました。俳句も長くしていて、私の絵は晩年になって句抄画となり、日頃の感動が俳句となり、絵となり、そんな中でわたしは聖書の教えを学びます。これは私自身の勉強であります。
私は６８歳になりました。ようやくキリストさまの十字架の救いをいただきまして、私は寡婦でございますし病のある身でございますが日々が天国でございます。
神様を称え、感謝して歌います。

母が絵を習っていたため、幼い頃から母の絵の道具を使って家で水彩画や油絵を描く機会に恵まれましたが、日本画は画材の扱いが難しいこともあり、長いこと描いたことがありませんでした。２００５年に実家に一ヶ月ほどいる機会があったため、初めて日本画を母から習い、静物画を描きましたが日本画を本格的に教えてもらったのは２０１０年１０月から２０１１年５月までの約半年間、母と二人で銀座や多摩動物公園に屋外スケッチに行くようになってからです。屋外スケッチに行けないときには実家で人物画のスケッチもしたので、風景画、動物画、人物画といろいろな日本画を半年間で集中的に描くことができました。それらの絵１３点を今回このような形で個展として紹介できる運びとなったので、是非ご鑑賞ください。