インテリアで春を先取り
まだまだ寒いこの季節。いっぱい着こんでぬくぬくのお部屋にじっとしていたいですよね。春が待ち遠しい！！
ならば、インテリアに少しずつ春を取り入れて気分から変えてみませんか？ まだまだ寒い・・まだまだ・・と思っているうちに春はすぐ来てしまいます。まだまだ寒い今だからこそ、この春のインテリアはどうしようかな？・・と考えるのが楽しいんです。
2005年春のインテリア計画、スタートです！
色と素材で春を呼ぶ
人間の感覚は80％以上視覚から影響を受けます。春らしい色や素材でお部屋を演出すれば気持ちもリフレッシュ。いつもよりちょっぴり明るく、前向きになれるかもしれません。
テーマカラーを決める
春の日差しに映えるライトグリーンやレモンイエロー、優しいラベンダー、ほんのり色づいたピンク・・などのパステル調の色は、「春」や「草花」をイメージさせてくれます。春らしいテーマカラーをひとつ決めて、その色を中心にコーディネートしてみましょう。
ファブリックは柄物を使いすぎるとごちゃごちゃした印象になります。無地で統一感を出したり、同じ色の濃淡でまとめてすっきりと。柄物を選ぶなら、大きなパターンの柄やはっきりした色使いのものより、細かくて淡い色柄のほうが優しく暖かい印象になります。
インテリア小物もイメージに合わないものは思い切って片付けて、色やテイストの合ったものをチョイス。あまり置きすぎず、ひとつひとつが引き立つように置くと部屋全体が引き締まります。
素材にこだわる
重いドレープカーテンはしばらくしまっておいて、光沢のある生地や綿・麻などナチュラルな素材のカーテンに掛けかえてみませんか？ 軽やかでさらりとした手触りのものが明るい春にはぴったり。また、たくさんのヒダよりもフラットな面のほうが軽やかな印象になります。
普通レースを窓側に、ドレープを部屋側に掛けますが、逆にレースを部屋側に掛けて透け感を楽しんでも素敵です。
小物も質感にこだわって選んでみませんか？ 光沢のある素材やガラスをうまく使って、明るいお部屋を演出してみてください。
インテリアにグリーンを取り入れると気持ちもリフレッシュします。鮮やかな緑や可憐な花などインテリアの一部として楽しんでみてください。鉢や花瓶もお部屋のイメージに合うようこだわって選びましょう。
すっきり見せて春を呼ぶ
ざっとお部屋を見回してみてください。背の高い家具が入り口にすぐドンと置いてあったり、背の低い家具と高い家具がごちゃごちゃに置いてあったり、家具で窓や入り口をふさいでいたり、していませんか？
家具や家電、観葉植物のレイアウトを変えてみるとお部屋のイメージはずいぶん変わります。気分を変えて、お部屋にも風を通して、すっきりと春を迎えませんか？
広く見せる工夫
部屋に入ってパッと目に付くところには、背の高い家具や大き目の家具を置かず視界をすっきりさせてください。ポイントは
・部屋の奥に背の高い家具、手前に低い家具
・同系色の家具、高さが同じ家具をまとめておく
・四隅に分散させないで、できるだけまとめて置く
ソファやテレビボード、また色や素材的に存在感のある家具は、他の家具と並べず独立させ、空間にゆとりを持たせて置きましょう。窓はできるだけふさがないように。
壁を飾る
空間にゆとりが出来たら写真やポスター、絵画などで壁を飾ってみませんか？
壁全体、あちこちに飾るのではなく、ポイントを見極めましょう。大きな額をひとつだけでもいいし、小さな額をいくつか並べてみてもいい。小さな写真やポストカードも何枚かまとめて額に入れると引き立ちますよ。
お子さんの学校のプリントや道具など壁に掛けるときは、市販のコルクボードやパネルなどを使って一ヶ所にまとめ、すっきり見せましょう。
さっぱりキレイに春を呼ぶ
窓を拭いてみよう！
日差しが強く明るくなる春。芽が出て、花が咲き、虫や鳥が活動を始め、気持ちが外へ外へと向いていきます。そうなると目立ってくるのがガラス窓の汚れ。内側からも外側からもきれいに磨いてみましょう！
窓回りにごちゃごちゃと物が置いてあるなら、すっきりと片付けて。出窓にも、例えばグリーンをひとつだけ置いて空間を大きく取ってみてください。外との境界をすっきりさせると気分も開放的になりますよ。
照明を拭いてみよう！
照明器具の大掃除はお済みですか？ もしまだなら、春が来る前にきれいにしておきませんか？ 1年間掃除をしないと、明るさは20％・・キッチンなど汚れやすいところでは40％も低下すると言われています。シェードをぴかぴかに磨いて、電球も「まだ大丈夫・・・かなぁ・・・？？？」と迷うくらいなら思い切って交換しましょう。
（2005年2月作成）
本文中に使用している家具・インテリアの写真はイメージです。当社にてお取扱いのない商品が含まれる場合がございます。また、掲載しました情報はコラム作成当時のものとなりますので予めご了承ください。