玄関のインテリア

玄関は第一印象を左右する

玄関は我が家の顔

お客さまの第一印象は玄関で決まります。家族が家に帰ってホッとできるのは、玄関がやさしく迎えてくれるからです。
高価な家具を置いたり、ごてごてと飾る必要はありません。すっきりと片付けて、おもてなしの心遣いが感じられる、あたたかいインテリアにしたいですね。

限られた空間です。本当に必要なものを適した場所に収納し、バランスよく装飾することが大切。玄関単体で考えず、外観との調和や廊下・リビングへのつながりも意識してみましょう。

村内ファニチャーアクセス八王子本店 3F シューズBOX売場

自信を持ってお客さまをお迎えできる玄関。
家族をあたたかく迎えることができる玄関。
背伸びしない、自分らしい玄関。
玄関の収納とコーディネートは腕の見せ所です!

玄関の収納を考える

まず持ち物を整理しよう

もう何年も履いていない靴、履けなくなった靴、使わない傘、玄関に置いておく必要がないもの。そんなものたちが玄関を占拠していませんか?
玄関を飾る前に、まず必要なものを定位置に収めてから。
必要なものを収納する前に、まずいらないものを処分してから。
いらないものを処分したら、「今はいらないけどいずれ必要なもの」を分け、玄関に本当に必要なものだけ残してみましょう。「収納」と「コーディネート」はそれからです

靴箱を活用!

靴を購入した時の箱、どうしてますか? 「ゴミになるからもらわない」という方もいらっしゃるでしょうが、靴の収納にはあると便利です。
・季節はずれの靴や、冠婚葬祭用など使う場面が限られる靴。玄関に入りきらない場合は思い切って別の場所に保管してみてはどうでしょう?
靴箱に入れて、押入の空いたスペースなどに保管しておきましょう。入れた靴の写真を箱に貼っておけば、中身が一目瞭然です。
靴箱で立体収納・シューズボックスの棚と棚の間隔が広すぎる場合、一足は靴箱に入れ、もう一足靴箱の上に置けば、高さをフル活用できます。靴箱の横に切込みを入れ中に折りこんでおけば、靴箱の中の靴も簡単に取り出せます。
・靴磨きグッズもまとめて靴箱の中へ。スッキリ収納でき、さっと取り出せます。

靴箱で立体収納

壁面を活用!

壁面やドアなど、タテの面を大いに活用しましょう。
・お子さまに専用のフックをつくってあげれば、自分の物を自分の場所へ片付ける習慣が身につきます
・帽子は玄関で‘見せる収納’に
・傘が溢れてしまったら、タオルバーやつっぱり棒にかけてみてはいかがでしょう?
S字フックを使えば折り畳み傘もかけられます。また、マグネット式でマンションなどのドアに貼り付けられるコンパクトな傘立てもあります。

お子さまには専用シューズコーナーも

大人の靴より小さいお子さまの靴は、専用のラックを作ってしまったほうが片付けやすいかもしれません。空き箱を縦に置いたり、レンガなどを脚にして板を渡したり。一時的な靴箱ですからお母さんのアイデア次第。好きなおもちゃなどを飾ってあげてもいいですね。

お子さまには専用シューズコーナー

今すぐできる玄関のコーディネート

香りを演出

玄関は嫌なにおいがたまりやすいところ。家に帰ったとき、お客さまがいらっしゃった時、嫌な思いをしない・させないために、普段から気を配りましょう。ぬれた傘や靴は乾かしてから玄関に入れること、脱いだ靴を出しっぱなしにしないこと、換気をして空気を入れ替えること。空気がきれいになったら、お香やアロマキャンドルなどで好きな香りに演出してみましょう。

灯りを演出

玄関にガラス窓はありますか? キャンドルの揺れる炎やスタンドのほのかな灯りはお客さまのおもてなしにもなりますし、外から見たときに素敵なインテリアになります。

広々&身だしなみチェック

家を出る前に、もう一度全身の身だしなみチェックをしたい。・・・玄関に全身が映る大きな鏡があると便利です。奥行き感が出るので、玄関を広く見せる効果もあります。

足元見られてます

靴を脱いでスリッパを履き靴をそろえる・・・目線はどうしても下を向きます。その目線の先にあるのは玄関マット。同じマットを年中敷きっぱなしにせず、季節感のあるものに換えましょう。夏ならバンブーや麻など自然素材、毛足の短いもの、涼しげな色柄のものなど。逆に冬は毛足の長いものや暖色系・アースカラーなどあたたかみのある色など。
自分では気付きにくいけど、お客さまはしっかり見ています。

‘つかみ’が大切

お気に入りの画や装飾品、思い出の品や家族の写真など。玄関は大切なモノを飾るのにうってつけです。お客さまの目にも留まり、そこから話題が広がるかもしれません。あまりごちゃごちゃと置かず、一点に絞ったほうがいいでしょう。
高価なモノは、急いで家を出るときに引っ掛けて壊したりしないよう置き場所に気をつけて。さらに盗難にも気をつけてくださいね。(鍵も、玄関に置いておくと便利ではありますが、防犯上はあまり好ましくないので気を付けましょう)


(2009年6月作成)


本文中に使用している家具・インテリアの写真はイメージです。当社にてお取扱いのない商品が含まれる場合がございます。また、掲載しました情報はコラム作成当時のものとなりますので予めご了承ください。

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