花粉を撃退!お掃除のコツ

毎年のように「今年の花粉は多い!」と言われている気がします。
極力外出を避ければ大丈夫!と思っていませんか? 花粉はどこにでも舞い込んできます。もちろん家の中にも。せめて家の中だけでも快適に過ごせるように、花粉のないキレイなお部屋にしましょう。

花粉を呼び込まない

花粉の主な侵入経路は、[1]換気 [2]洗濯物や布団に付着 [3]衣類に付着 です。

1. 換気は必要最低限

花粉を呼び込みそうで怖いけど、空気の入れ替えはしたい。花粉の飛散量の多い午前11時から午後2時の間を避けて換気しましょう。
窓は10cm程度開ければOKです。必ず2か所以上開けて、効率よく風を通しましょう。網戸を閉め、カーテンを閉めておくと、かなり花粉を防ぐことができます。レースを閉めておくだけでも効果あり。すそにおもりをつけるなどしてカーテンが動かないようにしておくと、さらに花粉の侵入を防ぐことができます。

2.洗濯物や布団は払って取り込む

気持ちよく乾いた洗濯物にも花粉がいっぱい。取り込むときによく振って、花粉を振り落としましょう。
布団はパンパン叩いてもダメ。舞い上がった花粉がまた布団に付いてしまいます。下に落とすように静かに花粉を払い、取り込んでから掃除機をかけましょう。

3.付けたまま入らない

外出先から帰るときに、花粉もお土産として持ち帰ってしまいます。玄関にブラシを置いておいて、家に入る前に服や持ち物をブラッシングしましょう。花粉やほこりを落とせます。

静電気の起きやすいウールやアクリル・ポリエステル、またフリース素材などは、花粉がつきやすい素材です。レザーやデニム・シルクなど、つるつるした素材・静電気が起きにくい素材の服のほうが、花粉がつきにくく快適。市販の帯電防止スプレーや花粉対策スプレーなどをかけておくのも効果的です。

効率よく吸い込もう

掃除機image

掃除機をかける前に

花粉やほこりを空気中に舞い上がらせないようにお掃除するのがポイントです。朝や外出先から帰ってすぐは花粉が舞い上がっていないので効果的。花粉が多く飛ぶ午前11時から午後2時を避けましょう。
いきなり掃除機をかけると花粉を舞い上がらせてしまいます。フロアワイパーやぞうきんなどで一度床を拭いておくことをおすすめします。

掃除機のかけ方

畳やフローリングは、目に沿ってかけるのが基本です。掃除機をかけたあと、さらにぞうきんがけをしておくといいでしょう。
フローリングよりも花粉を吸着しやすいカーペットは、念入りにお掃除しましょう。縦方向と横方向に2回かけると、カーペットの毛足が良く動き、奥に入り込んだ花粉も吸い取ることができます。
花粉が特に多いのは窓際。舞い上がらせて家の中に運び込んでしまう前に、窓際を重点的にお掃除しましょう。

その他のポイント

・カーペットやラグは花粉を吸い寄せるので敷かない・・というご家庭も多いと思います。逆に、フローリングのように花粉が舞い上がらない、ラグを重点的にお掃除すればよいのでお掃除がしやすい、という利点もあります。どちらも一長一短。生活スタイルに合わせてお選びください。

・床以外の場所も、花粉を舞い上がらせないのがポイントです。はたきは避け、ふき掃除を中心にしましょう。使い捨てのハンディモップは静かに、滑らせるように、そして汚れたらマメに取り替えてください。

・徹底的にお掃除した後、さらに追い討ちをかけるのが空気清浄機です。人が良く通る所やエアコンなどで風が起こる場所、床に近い位置で運転させておくと効果的です。

付いた花粉は洗い流しましょう

花粉がつきやすいけど外すわけにはいかないカーテン。少し念入りにメンテナンスしましょう。

日頃のお手入れ

窓際は最も花粉が多い場所の一つ。カーテンにも花粉がたくさん付着しています。お部屋のお掃除といっしょにマメに払い落としておきましょう。ハタキは花粉を舞い上がらせてしまうのでNG。洋服ブラシなどで、下に払い落とすように静かにブラッシングしましょう。また掃除機の先に隙間ノズルをつけて吸い取るのも効果的です。ホコリの溜まりやすいヒダの部分を重点的に掃除しておきましょう。
それでも気になるときは、思い切ってお洗濯!

お洗濯でリフレッシュ

カーテンには洗濯表示(取扱い絵表示)がついていますので必ず確認しましょう。お洗濯は表示に従って行ってください。ウォッシャブルマークのあるカーテンならご家庭の洗濯機で丸洗いできます。
フックを取り外し、ホコリや花粉を簡単に払っておきます。(フックもきれいにしておきましょう)
カーテンのプリーツをきれいに保つよう、ヒダをそろえて屏風だたみにします。さらに縦に二つ折りにします。

【洗濯機の場合】
水量は最大、水流は弱にし、40度以下のぬるま湯か水で洗います。脱水はきれいにたたみ直して1分程度にします。乾燥機は生地が縮む恐れがありますので、使用しないで下さい。
【手洗いの場合】
30度以下の水で押し洗いします。もみ洗いはシワの原因になるので避けてください。
汚れのひどい時は、40度以下のぬるま湯に30分から1時間程度つけ置きしてから洗いましょう。

カーテンを洗っている間に、レールもきれいにしておきましょう。住居用洗剤をうすめた液で雑巾を絞り、細かい部分まで丹念に拭いた後、水拭きします。
カーテンにきれいに洗ったフックをつけ、レールにつるして干します。軽く下に引っ張り、全体を手でたたくとシワものびます。
乾いたら防水スプレーをかけておくと汚れやニオイがつき難くなります。花粉対策スプレーも効果的。スプレーは必ず窓を開け換気しながらかけましょう。


(2011年3月作成)


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