高反発枕vs低反発枕はどんな特徴がある?枕の素材や選び方も紹介

/ 最終更新日:2024/08/19

高反発枕vs低反発枕はどんな特徴がある?枕の素材や選び方も紹介

枕は、睡眠や休息をしっかりととるために必要なアイテムです。
枕の高さが頭と体に合っていないと、段差によって無理な体勢をとってしまい、肩こり・首こりにつながるおそれがあります。

快適な睡眠環境を整えるためには、体をしっかりと受け止めてくれるマットレスと、無理のない姿勢で頭から体を支える枕を選びましょう。

本記事では、枕の役割と重要性、材質ごとの特徴を紹介します。
低反発と高反発の違いやそれぞれに向いている人、オーダーメイド枕のメリットについても取り上げていますので、インテリア選びの参考にしてください。

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枕の役割とは

マットレスや掛け布団と並んで、枕にも重要な役割があります。
枕のもつ役割をチェックし、理想的な枕と体に合っていない枕の違いをみていきましょう。

【枕の役割】

役割 理想的な枕 合っていない枕
首を支える 脳への血流がスムーズになり深く眠れる 交感神経や筋肉が緊張状態になる コリや睡眠不足になる
頭を支える 頭の重さを支えて負担を軽減 頭の重さを支えきれず首に負担がかかる
体のバランスを整える 深い入眠で全身が整う 体の痛み 自律神経の乱れ 精神面の不調

枕は、体を横たえたときに頭や体を下から支えて負荷を軽くし、横になったときの姿勢を整える役割があります。

バランスのとれた枕を使うことで、体から脳への酸素・栄養の流れがスムーズになり、深い入眠効果によって体調と精神面が整います。

人間の頭はとても重いため、特に頭から肩にかけてのバランスをとるためにも枕の高さや幅は自分に合ったものを使いましょう。

自分に合った枕を選ぶことの重要性

自分に合った枕は、横になっていても不快感がなく、直立しているときと同じような自然な姿勢になります。

寝ていて首が詰まったようになる、頭から首にかけて不快感や違和感がある場合は、枕の高さ・硬さ・幅のいずれかが合っていない可能性があり、睡眠の質の低下にもつながるおそれがあります。

頭から首にかけて自然な体勢をつくり、重量のある頭部をしっかりと下から支えられれば、首まわりへの負担が少なく抑えられます。
血流や神経系のバランスも整うため、ストレスなく深い眠りに入れるでしょう。

低すぎる枕のデメリット

低すぎる枕は頭が沈み込みすぎるため、のけぞるような体勢になります。
気道が塞がれにくく呼吸がしやすい一方、首の骨が圧迫され筋肉が詰まったようになり、肩こりや首こりの原因に。

枕の角度は、肩の先端(肩口)から頭にかけて直線を引いたとき、その直線と床との角度から求められます。
10度以下になると枕が平たい(薄い)と判断でき、頚椎や首まわりにストレスがかかるため、10度以上の高さの枕を選びましょう。

高すぎる枕のデメリット

高すぎる枕に横たわると、自然なくの字に湾曲している首の骨が引っ張り上げられて、首まわりに大きな負担がかかるようになります。
骨と筋肉への負担から「ストレートネック」の原因になるほか、気道が狭くなりいびき・不眠・眠りの浅さにも繋がります。

高すぎる枕は、肩口から頭を結んだ線と床との角度が20度以上の高さになった状態です。
仰向けに横たわったときに目線が体を向かず、空間の上のほうを向いている場合は、枕が高すぎる可能性があります。

硬すぎる枕のデメリット

枕は頭を包んで適度に沈み込ませ、首の骨や肩まわりと一緒に頭を支えるものです。
硬すぎる枕は首のカーブにフィットしづらく、後頭部が当たったときに部分的に圧力がかかり、痛みを感じます。

硬すぎる枕は頭が沈み込まず跳ね返してしまうので、首まわりにも緊張が走り快眠が妨げられてしまいます。
筋肉の緊張は血行不良にも繋がってしまうので、圧迫感がなく首や肩が緊張しない柔らかさの枕を選ぶようにしてください。

幅が狭い枕のデメリット

幅が狭い枕は、支えられる範囲が限られてしまうため頭や首への負担が大きくなります。
寝返りをうったときに枕から頭が落ちてしまったり、体のバランスが崩れて安眠が妨げられたりするおそれもあるため、小さすぎる枕は避けましょう。

頭の横幅を約15cm程度とすると、その左右に20cm程度のゆとりが必要です。
頭が3つ入る程度の幅であれば、寝返りをうちやすく首から肩まわりも支えられます。

枕の材質と特徴

枕の種類は豊富で、既製品・オーダーを問わず自分に合ったものが選べます。
快眠のためには就寝中の姿勢・肩幅・頭の大きさ・首の骨の状態・就寝中のお悩みに合わせて選ぶ必要があります。

ここからは、枕の素材ごとの特徴と形についてチェックしていきましょう。

【枕の材質と特徴】

素材 製造方法 素材の特徴と形状
竹材を加工して枕の形に成形する 凹凸に仕上げたものが多い
い草 い草を加工して枕の形に成形する シンプルな四角形のものが多い
そばがら ソバの実を取り除いて残った殻で作られる 平たい形で密度が高い
ヒノキ 加工したヒノキチップを詰めて作られる 平たい形状
綿 天然の綿花から採取した綿を詰めて作られる ふかふかとした弾力が出る
ポリエステル ポリエステル材を綿状にした繊維で作られる ふかふかとした弾力が出る
羽毛・羽根 鳥の羽毛・羽根を詰めて作られる ふかふかとした弾力が出る
ウレタン 薬品を固めて作ったウレタン材を詰めて作られる 平たく部分的に膨らみや凹凸に仕上げたものが多い
パイプ 小さな円柱状のパイプ材を詰めて作られる 平たく部分的に膨らみをもたせた形状
ラテックス 天然ゴム(ラテックス)を枕の形に成形する 適度な膨らみがあり柔軟性がある
メッシュ ナイロン材などを編んだものを立体的に成形する 曲線形・凹凸タイプを含めさまざまな形が揃う
ファイバー パルプから作られた繊維を編み込んで成形する ふかふかとした弾力があり凹凸をもたせたものが多い
マイクロビーズ 微細なプラスチック材を詰めて作られる 適度な膨らみがあり柔軟性がある

竹やい草、そばがらは古くから使われてきた素材で、材料の持ち味を活かし、抱き枕やストレートネック用などユニークな形状が多くみられます。

ウレタンやラテックスのような素材は柔軟性が高く、へたりにくさを活かして、首元にS字を作ったり肩まわりまでホールドしたりするものがあります。

枕を選ぶときは、実際に枕の表面を触ってみて沈み込みを確認し、横になって寝返りのうちやすさも確認してみてください。

枕における「低反発」と「高反発」の特徴と違い

衝撃を吸収する素材にはシリコンやポリプロピレン、ウレタン(ポリウレタン樹脂)があり、枕には一般的にウレタンが使われています。

低反発と高反発にはどのような違いがあるのか、詳しくみていきましょう。

【低反発と高反発の特徴】

  低反発 高反発
硬さ 適度に沈み込む 沈み込みにくい
反発力 低め 高い
特徴 体を沈み込ませて体圧を分散する 下から体を押し返して姿勢を安定させる
寝返り うちにくい うちやすい
寝心地 姿勢が安定しやすい 包みこまれるような感触

低反発は反発力が弱く、重さで沈み込みながら柔らかく包まれているような感触です。
高反発は反対に、沈み込みすぎないように下から押し返す力がはたらき、頭から首、首から肩、肩から背中まで自然な姿勢がキープできます。

枕の感触は、密度の違いによってきまります。
高密度の枕は反発力に加えて硬めの寝心地になり、低密度の枕は柔らかくふかふかとした触り心地になります。

次に、低反発と高反発の寝心地・硬さ・通気性を確認していきましょう。

寝心地

低反発枕は頭の形や大きさにフィットし、枕からかかる圧力を分散します。
硬い枕に横たわると後頭部が痛くなりますが、低反発枕はそのような圧力による不快感が軽減できます。

高反発枕は反発力があるため、沈み込みによる寝返りのうちにくさがありません。
体勢を頻繁に変える方、比較的長い時間眠っている方(寝返りを何度もうつ可能性がある場合)に適しています。

反発力と密度の組み合わせによって寝心地が変わるので、枕に使われている素材・密度・形状(凹凸や平面など)・サイズ・反発力を確認し、実際に体を横たえてみて感触を確かめてみてください。

硬さ

低反発枕は適度な硬さがありながらふんわりとした感触で、押しつけた部分が沈み込む構造になっています。
高反発枕はしっかりとした硬さで、頭の重さを受け止めても形が崩れたり沈み込んだりしないため、安定感があります。

反発力が高いものは形が崩れにくいので、耐久性の高さもメリットです。
低反発タイプは硬いタイプが苦手な方に向いていますが、反発力のほかに形状にも注目してください。

凹凸がある(波型)枕は頭をのせる部分が窪んでいる、または首に当たる部分が盛り上がっているものがあります。
盛り上がっている場所はより硬さを感じるので、硬すぎて寝づらい可能性はないか、実際に頭をのせて確認してください。

通気性

枕の通気性は、使用している素材によって変わります。
メッシュ素材のように網目状のものは風が通りやすく、通気性が確保しやすいため汗をかく方におすすめです。

ウレタンのように高密度の素材はメッシュのように風が通り抜けやすい隙間がなく、汗をかいたところが蒸れる場合があります。

低反発枕が向いている方の特徴

低反発枕に向いている人には、どのような特徴があるのでしょうか。
4つのポイントをみていきましょう。

寝返りの回数が少ない

低反発枕は、頭が沈み込んで包まれるような感覚があります。
安定した姿勢で眠れますが、寝返りはうちにくいため、仰向けのまま同じ姿勢で眠れる方に向いています。

普段寝返りが多い、または頻繁に体勢を変える方は、柔らかすぎる低反発枕は仰向けの体勢で固定されたようになり、合わないと感じるかもしれません。
フィット感が必要かどうかは好みが分かれるところですが、頭の大きさや寝具のサイズ・厚みといった相性の問題もあるため、必ず製品の実物を見て確認するようにしてください。

包み込まれるような寝心地を求めている

跳ね返す力が弱く、やさしくフィットする感触が低反発枕の魅力です。
包みこまれるような寝心地で、理想的な姿勢をサポートします。
初めて反発形の枕を使う方は、跳ね返す力が弱い低反発から試してみてください。

ウレタンやラテックス素材を使った枕は、四角い形状に首まわりや左右が盛り上がった形状のものが多くみられます。
機能的な形の枕を初めて使う場合にも、低反発タイプを試すと良いでしょう。

いびきが出やすい

低反発タイプの寝具は体圧を分散する機能が備わっています。
睡眠中は姿勢や体のバランスを意識できませんが、通常であれば特定の部位にかかってしまう負担を低反発の力で分散し、どの姿勢でも負荷がかかりすぎないように整えます。

いびきをかく方の多くは気道が狭まったり塞がれたりしているため、背中・肩・首・頭にかけて負荷がかからないように整えてくれる低反発枕がおすすめです。

首や肩に痛みがある

体に合わない寝具を使うと、体の表面に圧力(体圧)が加わります。
人間の身体のうち、頭やお尻のように一定の重量がある部位は沈み込みの程度が大きいため、体圧がかかりやすくなっています。

この圧力によって頭やお尻に直接力が加わり、それを支える周辺(頭であれば首や肩)にも痛みが発生しやすくなるのですが、適度に沈み込みながらも重さを跳ね返すことで、体が受ける圧力を軽減できます。

高反発枕が向いている方の特徴

高反発枕に向いている人には、どのような特徴があるのでしょうか。
3つのポイントをみていきましょう。

寝返りの回数が多い

短時間の睡眠であれば同じ姿勢を維持できますが、睡眠時間が長くなってくると、寝返りの頻度が増えてきます。
寝返りをうつ回数が多い方は、跳ね返しの力が大きくどの姿勢でも体圧を分散できる高反発タイプの枕がおすすめです。

寝返りが少ない方や短時間睡眠用の枕には低反発枕でも対応できますが、寝相が良くない方や抱き枕などを使って寝ているあいだも体勢を変える場合は、高反発タイプの枕をチェックしてみてください。

むくみがひどい

朝起きたときに顔がむくんでしまうトラブルは枕の高さが原因の可能性があります。
反発力がない枕に多くみられ、頭が沈みこみすぎるために血液が滞り、顔にむくみとなって現れてしまうのです。

顔のむくみに悩んでいる方は、枕を高反発のものに替えると良いかもしれません。

しっかりした安定感が欲しい

柔らかい枕やフカフカな寝心地の枕は、素材によっては使い続けるうちに重さでへたってしまい、跳ね返す力が弱まります。
弾力がなくなってくると重さを受け止める機能が低下し、頭が沈み込んで体圧を受けやすくなります。

頭が勝手に沈まず、弾力感が持続する枕を使いたい方は高反発タイプがおすすめです。

オーダーメイド枕の魅力

オーダーメイド枕とは、一人ひとりの頭・首・肩の寸法を測定して、好みの素材や硬さを選び、最適な高さや幅に仕上げる枕です。

既存の枕は自分の体に合わせて作られていないため、寝にくさや体の痛みを感じやすい点がデメリットです。
オーダーメイド枕は正しい寝姿勢から採寸するので、肩こりや首こりが起きにくいように細かく調整し、理想的な枕を作ります。

高さの再調整や枕の打ち直しが可能なものは、メンテナンスをしながら使い続けられます。
既製品の中に理想の枕が見つからない、タオルを入れて調整するのが面倒な場合は、オーダーメイド枕を検討してみてください。

枕購入時の選び方のポイント

枕を購入するときは、大きさや硬さといったポイントで選びましょう。

【枕購入時の選び方のポイント】

確認項目 チェックポイント
大きさ 縦・横・高さ ※普段使っている枕のサイズと比較する
手触り フカフカ・もっちり・しっかり等 ※実際に手で触れて確認する
硬さ 低反発か高反発か 低密度か高密度か
フィット性 頭のフィット感を確認する 首のフィット感を確認する ※実際に枕に頭をのせて確認する
素材 素材の種類 複数の素材を組み合わせているか
高さ 高さ調節機能がついているか 何段階かの高さから選べるか
通気性 生地や素材の通気性 枕に蒸れ防止機能がついているか
その他 価格 ※メンテナンスや打ち直し時の料金も確認する 他の寝具やベッドとの組み合わせが可能か確認する

枕選びでは、実際の大きさや手触り、硬さやフィット感を確認しましょう。
特に、枕の素材は通気性やメンテナンス性を確認するうえで重要です。

枕の中には丸洗いできないものもあるため、洗濯やメンテナンスを繰り返して使いたい方は、繰り返し使えるかどうかも確認してください。

店舗やショールームでは、枕の実物を見て触ったり寝たりしながら確認できます。
実際の枕がイメージと同じかを確かめながら、サイズや素材のオーダーが可能か、掛け布団・抱き枕・足枕・クッション・マットレス・ベッドと組み合わせられるかもチェックしておくと安心です。

ブランド紹介

自分の頭や体に合わせて寝具を選べば、快適な睡眠環境が整い体の痛みや歪みも予防できます。

国内外のベッドブランドは、機能や使う人のニーズ、悩みに配慮した枕やマットレスを提供。
アスリートも愛用する一流ブランドや、国内で長い歴史をもつメーカーのベッドアイテムをぜひチェックしてみてください。

ここからは、シモンズ(Simmons)・テンピュール®・サータ(Serta)・フランスベッドについてチェックしていきましょう。

シモンズ

「世界のベッド」シモンズ社は、ベッド・リクライニングベッド・ベッド用品を取り揃えるメーカーです。

首元に特殊ポリエステル中綿素材を使用し、羽毛タッチのやわらかさで快眠をもたらす「ディープスリープピロー」シリーズは、2種類の首まわりの形状と3種類の充填量で、好みの高さとサイズ感が選べます。
硬さはミディアム(普通)とファーム(やや硬め)から選択できるので、沈み込みが気になる方はやや硬めを選ぶと良いでしょう。

一般的な枕は長方形に近い形をしていますが、シモンズ社の枕は首まわりがカーブしているので、寝ていて肩まわりが邪魔になりにくく自然なホールド感が得られます。

シモンズの詳細はこちら

テンピュール®

テンピュール®社は、オリジナルピローをはじめとするアイテムを揃えるマットレス&ピローブランドです。

枕は「寝心地」と「寝姿勢」にこだわって選べるように、豊富にラインナップ。
寝姿勢は横向き寝用・仰向け寝用・うつぶせ寝用と、硬さは柔らかめ・普通・硬めから好みや用途に応じて選べます。
形にもこだわり、なじみのある形の「コンフォートピロー」と、うつぶせ寝や寝返りにも対応しやすい「エルゴノミックピロー」の2種類から選べます。

枕と同じく寝心地が選べるマットレス、マットレスとや寝具をサポートする2タイプのベッドも用意。
ベッドは電動リクライニングと木製から選択できます。

テンピュール®の詳細はこちら

サータ

サータ社はアメリカ・イリノイ州を拠点に世界へベッドマットレスやベッドアイテムを提供しています。

ピロー製品は、熱伝導率の高いグラフェンをウレタンに混ぜた低反発枕「グラフェンピロー」と、ふかふかの手触りが嬉しい「ダウンピロー」の2種類です。

グラフェンピローは体の凹凸に合わせた低反発タイプで、4種類のサイズ(ワイドと高さ)を用意し、マチ部分に通気性の良いメッシュ生地を採用しました。

ダウンピローはダウン率85%の羽毛を充填し、暑すぎず寒すぎない心地よさを作り出す「アウトラスト生地®」を採用。

気候や温度条件によって、肌を適温に保つ機能を搭載しています。

サータの詳細はこちら

フランスベッド

フランスベッドはベッド・インテリア製品や在宅介護・在宅医療のためのアイテムを提供する日本の企業です。

シニア向けの寝装品を数多く手掛けてきた実績から、枕・ピロー製品は仰向け以外の姿勢や通気性・寝心地にこだわった製品を豊富に揃えています。

「ニューショルダーフィットピロー」は、ウレタン材を100%使用した低反発タイプの枕です。

枕の中央部分を凹ませて、首の骨にかかる圧力を軽減し、自然な寝姿勢を作り出します。

横向き寝専用まくら「スリープバンテージ」シリーズは、横を向いた寝姿勢が多い方のために作られ、就寝中の姿勢を安定させるアイテムです。

フランスベッドの詳細はこちら

枕選びは、横になったときに首から肩にかけて痛みや違和感が出ないものを中心に、一定時間快適に寝姿勢を維持できるものが理想的です。

枕で背中から上の姿勢を安定させ、背中から足にかけてはマットレスや抱き枕のようなアイテムを活用すると良いでしょう。

マットを床に直接敷いて寝ると、就寝中に「底つき感」や埃っぽさが気になるかもしれません。
寝装品を重ねたり並べたりして使うときは、ベッドのサイズや機能にも注意が必要です。

枕・マットレスにこだわる場合は、体を安心して横たえられるベッドにもこだわってみてはいかがでしょうか。

高反発・低反発の特徴から自分に合う枕を選ぶ

今回は、枕の素材・種類・選び方を中心に、機能的な寝具を提供する国内外のブランドを紹介しました。

枕は頭と体を保護し、体と心のバランスを整えて、快適な睡眠環境を得るために欠かせないアイテムです。
手触りや価格だけを見て判断するだけではなく、体にかかる負担を軽減できる機能面も重視したいところです。

寝心地にこだわる方は、ベッドまわりのアイテムと一緒にベッドにも注目し、快適に睡眠時間が過ごせるものを選んでみてください。



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