【カリモクソファ】人気の7モデルとチェックしておきたい特徴
公開日:2024/04/26 / 最終更新日:2024/08/19
ソファを購入するにあたり、国内メーカー製造の製品を選びたいと考えているのであれば、カリモク家具はいかがでしょうか。
中には「カリモクの特徴や魅力を知りたい」「人気の商品を選びたい」と考えている方もいるはずです。
そこで、カリモク家具の概要やおさえておきたいポイントを解説します。
また、購入を検討している方のために人気のモデルも紹介するので、多くの方から評価されている商品を選びたい場合はぜひ参考にしてみてください。
ソファの概要
ソファを購入する際は、基本的な概要からおさえておきましょう。
ソファといっても、さまざまな種類があります。
ここでは、確認しておきたいソファの概要として、タイプとサイズ、素材を解説します。
タイプ
ソファのタイプは、使用シーンに合わせて検討すると良いでしょう。
例えば、ゆったり座ってテレビを観る際に使いたいのであれば、無理することなく姿勢を保てるような座り心地の良いソファがおすすめです。
深く沈み込みだらけてしまうようなソファはリラックスタイムに寝そべりながら使うのであれば良いのですが、長時間座っていると疲れやすいので、注意しましょう。
反対に、くつろぐ際に座れるソファを探している方は、座り心地がゆったりしたものがおすすめです。
クッションと組み合わせて使うことも多いです。
空間の間仕切りとしてソファを活用する方法もあります。
この場合は、後ろ姿がスッキリしているものを選択すると良いでしょう。
急な来客時などに備えるため、ソファベッドを選択する方法もあります。
ソファベッドであれば普段はソファとして使用し、来客時はベッドとして活用できるようになるので、普段は生活感を出すことなくスッキリとしたお部屋にできるのもポイントです。
それから、背もたれ部分のタイプもよく検討が必要です。
高さがないローバックソファは部屋を広く見せる効果があります。
そのため、お部屋の仕切りとして中央に置いて使用するソファなどに向いている種類です。
ただ、背もたれ部分が高いハイバックソファと比較すると、首や肩をしっかり支えることができません。
長時間テレビを観る際に座るソファは、ハイバックソファのほうが向いています。
このように、まずはお部屋のどの場所に置くのか、どのような用途で使用するのかからタイプを検討してみることをおすすめします。
サイズ
ソファ選びをする際は、慎重にサイズを確認しておきましょう。
一般的なソファサイズは、以下が目安です。
【サイズの目安】
- ・1人掛けソファ:幅60~100cm、高さ70~100cm、奥行き70~90cm
- ・2人掛けソファ:幅120~170cm、高さ70~90cm、奥行き70~90cm
- ・3人掛けソファ:幅160~220cm、高さ70~90cm、奥行き70~90cm
高さはいずれも大きな違いはありません。
ただ、ハイバックタイプにする場合はこれよりも高さが出ることもあります。
大きなソファはゆったり座れる魅力がある一方で、お部屋のスペースを圧迫してしまうので、どこに置くかよく考えましょう。
また、同じサイズでもデザインを工夫することによってスッキリと見せているソファもあります。
座面が低いものは奥行きが広いのですが、反対に座面が高いものは奥行きが狭くなるのが一般的です。
ソファのサイズを検討する際は、テーブルとの距離にも注意しなければなりません。
例えば、ソファに座った状態でテーブルを使う場合、テーブルとソファの距離があきすぎているとテーブルを使用しにくくなってしまいます。
距離は30cmを目安にすると良いでしょう。
また、ソファと壁の間を動線とする場合は、ある程度の距離が必要です。
60cm以上を目安として、ゆとりを持ちたい場合は80cm程度あけておくことをおすすめします。
ソファの置き場所のことだけを考えてしまうと十分な動線が確保できず、生活しにくくなってしまうことがあるので、注意が必要です。
きちんとサイズを測ることなく「多分この程度のサイズだろう」と考えてソファを購入してしまうと失敗しやすくなるので、サイズは必ず確認が必要です。
置き場所をチェックし、そこに置けるサイズを確認したうえで商品の実物を確認すると失敗しにくくなります。
素材
座り心地を大きく左右するのが、素材による違いです。
例えば、やわらかい座り心地のソファを探しているのであれば、クッションに羽毛が使用されているものを選ぶと良いでしょう。
反対にしっかりとした硬めの座り心地を求めているのであれば、ウレタン材が使用されているものが向いています。
また、クッションだけではなく、カバーに使用されている素材も重要です。
暖かみのあるものを選びたいのであれば布地、高級感のあるものを選びたいのであればレザーなどが挙げられます。
同じ素材でも品質が変わればソファ自体の品質が変わってくるので、慎重に検討が必要です。
カリモク家具の概要
カリモク家具は「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具を作りたい」との思いを家具に込めていて、木の魅力を最大限に活かせるような家具を製造している会社です。
ここでは、株式会社カリモク家具がどのような会社なのか解説します。
歴史
カリモク家具とは、1940年に愛知県刈谷市で木工所を創業する形で創業したメーカーであり、品質にこだわった家具製作を行っています。
輸出家具の木製部の生産を開始したのは、1959年のことです。
カリモク家具販売株式会社は、その後1964年に設立されました。
人間工学の考えをベースとした座り心地研究を開始したのは、1990年代後半からのことです。
これには、できるだけ体への負担が少ない家具をつくりたいとの想いが込められています。
2010年になると刈谷木材工業株式会社とカリモク家具販売株式会社が合併し、現在の「カリモク家具株式会社」になりました。
国内では27箇所に営業所、26箇所にショールームを構えているほか、海外にも現地法人を1箇所に構えています。(※2024年4月時点)
※参考:カリモク家具株式会社:理念
特徴
安心・安全な家具作りを目指し、国内工場で生産を行っています。
資材工場があり、木材の管理から行っているのも特徴です。
資材の調達から始まり、製造、販売までを自社グループ内で手がけているのは、まれなケースといえます。
独自の耐久試験を行っており、その基準に合格した商品のみを販売しているのも特徴です。
また、万が一の故障などに備えるため、3年保証が設けられています。
保証以外にアフターサービスもあるので、何かあった時にしっかり備えられるメーカーで購入したいと考えている方にもぴったりです。
アフターサービスは有料ではありますが、さまざまな修理に対応しています。
例えば、張地が傷んで破れかけているような場合は、張替えが可能です。
長く愛用していけるようなソファを探している方にも向いています。
ロングセラー商品
カリモク家具には、人気のロングセラー商品が多々あります。
例えば、カリモク家具ソファの中でも特に人気が高いのが「ZU46/UU46」モデルです。
カリモクソファの代名詞ともいえる商品であり、座り心地だけではなく、耐久性にも優れています。
また、ハイバックコンパクトソファの代名詞といえるのが「W158」モデルです。
コンパクトでありながらハイバッグであるため、座り心地の良さを感じさせる製品です。
コンパクトで人気が高い製品として、他に「Z186」モデルがあります。
畳一帖に納まることから、カリモク家具のソファが欲しいものの大きなものは置けないような場合にも検討しやすいでしょう。
それから、座り心地研究から生まれた「Z165」モデルもロングセラー商品であり、優れた耐圧分散性により、長時間座っても疲れにくい姿勢をサポートしてくれる製品となっています。
カリモクはトータル家具メーカーであるため、ソファだけではなく、ベッドフレームやデスク、リビングテーブル、チェストなど、さまざまな家具類の製造を行っています。
カリモク家具が気になっている方は、ソファ以外の製品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
カリモクソファの特徴
カリモクソファは、高級家具に該当します。
数万円程度で購入できるソファとは異なり、3人掛けのソファで20~30万円程度するので、購入を迷ってしまう方もいるでしょう。
ですが、カリモクソファは非常に品質が高いことでも知られており、職人が一つひとつ丁寧に作り出しています。
例えば、使用している素材をみてもこだわりが強いです。
主に強度に優れたオーク材やウォールナット材が使用されています。
これらの素材は強度があるために硬く、加工が難しい素材です。
カリモクでは高い技術力を持ってこれらの素材を加工し、高品質な家具を製造しています。
保証やアフターフォローも充実しているので、思い切って購入したもののすぐに壊れて使い物にならなくなってしまったといった心配もありません。
新しい商品も登場していますが「カリモク60シリーズ」では1960年代から変わらないデザインの商品を展開しており、懐かしさを感じさせます。
デザインや性能、耐久性など、さまざまなことにこだわり抜いたソファです。
なかでも、人間工学に基づいた研究を行い、座り心地にこだわっています。
ソファのクッションと身体の疲労に関する研究を行っており、その結果生み出したのが「ニューモールドフレックス」・「モールドウェーブ」です。
ニューモールドフレックスクッションは、クッションと比較すると体圧の偏りが少ないので、快適な座り心地が得られます。
カリモクでは、快適な座り心地のためには姿勢を正しく保つことが重要と考えています。
そのためには、腹部が圧迫されないことや背骨がS字になること、太ももの圧迫が適度であることなどを目指し、ニューモールドフレックスクッションを採用しました。
また、モールドウェーブは2種類のコードが異なるモールド形成により、耐久性と座り心地を両立させたものです。
ソファの中には座る位置によって座り心地が大きく左右されてしまうものがありますが、これを防ぐためにもモールドウェーブが活躍しています。
カリモクでは、官能検査・官能評価・人体寸法計測・体圧分散測定・骨盤傾斜角測定・血流測定・着座姿勢角度測定といった7つの項目を定めて座り心地の研究を続けています。
各項目をクリアしている製品には認定マークがついているので、このあたりもチェックしてみてはいかがでしょうか。
カリモクソファのモデル紹介
カリモクソファにはさまざまなモデルがあるため、どれにしようか悩んでしまう方もいるはずです。
そこで、ここでは代表的な人気モデルを紹介します。
特徴などを比較しながらぴったりのものを選んでみてください。
1 ZU46/UU46モデル
ZU46モデル(革)/UU46モデル(布)は、カリモク家具のソファの中でも特に人気が高いモデルです。
大きな特徴として、ハイバックであることが挙げられます。
座り心地がゆったりとしているので、長時間くつろぐのに適したソファを探している方に向いているでしょう。
【標準モデル】
- 2人掛椅子ロング(幅1740)
- 2人掛椅子ロング(幅1890)
- ・長椅子
- ・長椅子ロング
- ・右肘2人掛椅子
- ・右肘2人掛椅子ロング
- ・右肘長椅子
- ・右肘シェーズロング
- ・左肘2人掛椅子
- ・左肘2人掛椅子ロング
- ・左肘長椅子
- ・左肘シェーズロング
- ・スツール
360度きれいなデザインを目指して製作されました。
壁際ではなく、お部屋の中央に置いて間仕切り代わりに使うソファとしても向いています。
特徴的なデザインとして、脚がソファの奥側に取り付けられており、正面から見るとまるでソファが宙に浮いた状態です。
横から美しいデザインにするためにこういった形になりました。
上げ脚デザインにより、お掃除ロボットにも対応しています。
後ろ側のデザインにもこだわっており、背もたれを曲面状にすることで床面が多く見え、お部屋の窮屈さを感じにくくなっています。
クッションにはニューモールドフレックスという座り心地と耐久性に優れた素材を選択しました。
2 ZU49/UU49モデル
ZU49モデル(革)/UU49モデル(布)は、まるで包み込まれるような、ゆったりとした座り心地が特徴です。
使い込むことにより愛着がわくようなソファを目指して作られました。
【参考モデル】
- ・肘掛椅子
- ・2人掛椅子ロング(幅1620)
- ・2人掛椅子ロング(幅1820)
- ・長椅子
- ・長椅子ロング
- ・右肘2人掛椅子ロング
- ・右肘シェーズロング
- ・左肘2人掛椅子ロング
- ・左肘シェーズロング
- ・スツール
カリモクが独自の座り心地研究によって開発したクッション構造であるのが大きな特徴です。
複数の素材を組み合わせることにより、高次元の耐久性・クッション性・体圧分散性になっています。
上げ脚デザインであるので、お掃除ロボットに対応可能です。
また、シート下があいていることで立ち上がりもしやすくなっています。
3 ZW73/UW73モデル
ZW73モデル(革)/UW73モデル(布)は、日本人の骨格に合わせて設計された人気ソファです。
ハイバッグの背もたれが採用されていることから、首部までしっかりサポートしてくれます。
【参考モデル】
- ・肘掛椅子
- ・肘掛椅子(回転式)
- ・2人掛椅子ロング(幅1680)
- ・2人掛椅子ロング(幅1830)
- ・長椅子
- ・長椅子ロング
- ・スツール(幅685)
- ・スツール(幅580)
長時間座った際、腰が痛くなってしまう方もいるのではないでしょうか。
ですが、こちらのソファは座った際に背骨が自然なS字型の生体湾曲が維持できるように設計されているため、腰部への負担が軽減されます。
また、上層部分にはスリットが入っていることから、猫背姿勢の防止効果も持つのが特徴です。
上げ脚デザインであり、お掃除ロボットは前後方向に通ります。
大型のソファだと開口部を通らない可能性がありますが、こちらのモデルは脚部を取り外した状態で搬入可能です。
4 UU40モデル
UU40モデルは、アームレス&ローバックタイプの布ソファです。
脚を取り外せばローソファとして活用することもできます。
暮らしや気分に合わせてアレンジして使用できるのも魅力です。
【参考モデル】
- ・長椅子
- ・長椅子ロング
- ・2人掛椅子(右)
- ・2人掛椅子ロング(右・幅1590)
- ・2人掛椅子ロング(右・幅1840)
- ・右肘シェーズロング(小)
- ・右肘シェーズロング
- ・2人掛椅子(左)
- ・2人掛椅子ロング(左・幅1590)
- ・2人掛椅子ロング(左・幅1840)
- ・左肘シェーズロング(小)
- ・左肘シェーズロング
- ・スツール
- ・スツール(大)
- ・ハーフクッション
- ・クッション
- ・クッションロング
奥行が広くフラットなシートであることから、座ってゆっくりくつろぐのに適しています。
カバーは取り外しが可能であり、ウォッシャブル張地ならば家庭で水洗いも可能です。
5 WW64モデル
座り心地とデザイン性の両方にこだわって開発されたすっきりデザインのソファです。
革と布の両方が用意されています。
【参考モデル】
- ・2人掛椅子
- ・2人掛椅子ロング
- ・長椅子
- ・シェーズロング
- ・スツール
- ・クッション(2個セット)
上げ脚であることから浮遊感があり、奥行きはそれほどないのでお部屋を広く見せたい場合にも向いています。
後ろの見た目がスッキリしているので、お部屋の中央に置けば間仕切りとしても活躍してくれるでしょう。
アームがないので4人で座っても広々しています。
また、オプションではクッションも用意されているので、アームがあったほうが良い方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。
パーツの分解が可能なノックダウン仕様であることから、間口の狭いお部屋へも搬入できます。
6 WB90モデル
革・布タイプが用意されているモデルです。
【参考モデル】
- ・肘掛椅子
- ・長椅子
- ・スツール
木製家具だけではなく、工芸品や医療機器など幅広い分野で活躍するデザインチーム「イノダ+スバイエ」によってデザインされました。
無駄のないスタイリッシュなデザインです。
7 UW91モデル
布製のソファです。
さまざまなインテリアとの相性を良くするため、シンプルなデザインとなっています。
どの角度から見てもスッキリしたデザインであるため、お部屋の壁際はもちろん、中央に置いても圧迫感を抑えられるのも特徴です。
【参考モデル】
- ・2人掛椅子ロング
- ・長椅子
- ・長椅子ロング
- ・肘無2人掛椅子ロング
- ・肘無長椅子
- ・肘無長椅子ロング
- ・肘無シェーズロング
- ・右肘2人掛椅子ロング
- ・右肘長椅子
- ・右肘長椅子ロング
- ・右肘シェーズロング
- ・左肘2人掛椅子ロング
- ・左肘長椅子
- ・左肘長椅子ロング
- ・左肘シェーズロング
- ・シェーズロングセット
- ・肘無シェーズロングセット
- ・右肘シェーズロングセット
- ・左肘シェーズロングセット
- ・スツール
アイテムとサイズの選択肢が非常に豊富です。
そのため、自由に組み合わせてお気に入りのソファコーナを作るのも良いでしょう。
クッションの硬さはレギュラーとソフトの2種類から選択できます。
カバーリングタイプで、ドライクリーニングも可能です。
座面が平らであることから立ち上がりやすい仕様になっています。
カリモクソファをお探しなら村内ファニチャーアクセスへ
カリモクソファの購入を検討しているのであれば、実際に商品を確認して購入することをおすすめします。
通販で購入する場合、購入前に実物の確認ができないので、届いてみたところ「何となくイメージと違う」といったケースも少なくありません。
また、画像を見るだけではサイズ感も分かりにくいといえます。
失敗してしまうのを避けるためにも、実際に店舗で実物を確認するのがおすすめです。
また、ソファを選ぶ上で座り心地も重要です。
座り心地は、実際に自分で座ってみなければ判断できません。
村内ファニチャーアクセスでは、専門知識のあるスタッフが在籍しているので、わからないことや気になることがあれば、質問しながらぴったりのソファ選びができます。
カリモクソファはもちろんのこと、他にもさまざまな家具を豊富に取りそろえています。
日本最大の家具店村内ファニチャーアクセス八王子本店は200を超える国内外の一流ブランドの家具を扱っており、アドバイザーによる家具探しのサポートが可能です。
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店舗 | 八王子本店 | 相模原店 |
住所 | 東京都八王子市左入町787 | 神奈川県相模原市南区鵜野森3丁目50-1 |
営業時間 | 10:30~18:30 | 10:30~18:30 |
定休日 | 水曜日 | 水曜日 |
アクセス | 八王子駅前郵便局の正面入口側、地下駐車場出口より村内専用無料シャトルバスを運行 | 町田駅(横浜線、小田急線)南口から徒歩15分 |
URL | https://www.murauchi.net/store/hachioji/index.html | https://www.murauchi.net/store/sagamihara/index.html |
魅力が詰まったカリモク家具のソファ
いかがだったでしょうか。
カリモク家具のソファについて、概要や特徴、人気のモデルなどを紹介しました。
どのような魅力があるのかご理解いただけたかと思います。
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