ファブリックでプラスアルファ

床に+α

足元のイメージプラスに大活躍するのが、「ラグ」。
インテリアのアクセントになるので 「アクセントラグ」 と呼んだりします。

インテリア性のほかにも、
 足元が暖かい / 音を吸収してくれる / 床に傷がつかない
ほこりをキャッチしてくれる / 滑りにくく衝撃が少ない
などの効果があります。
ひと続きのリビングダイニングを、リビングはリビング、ダイニングはダイニングと視覚的に区切ることもでき、空間にメリハリが生まれます。

どこに敷く?

リビングならセンターテーブルを中心に。ソファに座ったときの足元までカバーしましょう。
ダイニングテーブルの下に敷くときは、座ってイスを引いたときの床までカバーできるサイズが必要です。
ベッドの下には、気持ちよく起きるために優しい感触のラグを。
子供部屋には音を吸収しクッション性のあるラグがオススメ。 部屋全体をカバーする大き目のものなら、育ち盛りのやんちゃなお子さまにも安心です。

選ぶときはしっかり触って、肌触りを確認
化学繊維は静電気でほこりを吸い寄せてしまいますし、肌触りから言ってもやはり天然素材のものがオススメです。
ホットカーペットにはホットカーペット対応のものを。大きさは、「○畳対応」などの表示ではなく、「○cm×○cm」の具体的なサイズで確認しましょう。

ファブリックはファブリックとコーディネート

デザインが多種多様で、思いっきり遊べるのがラグ。 ちぐはぐなインテリアにならないよう、カラーコーディネートを意識しましょう。

はっきりした大きな柄は色数を抑えて。
カラフルなラグなら、カーテンやソファカバーはその中の1色を選んでみましょう。
部屋のイメージ、特に大きな面積を占めるカーテンやソファとの調和を意識して選んでみてください。

壁に+α

インテリアにアートを取り入れるのはちょっと敷居が高いかもしれない・・・でも、
お気に入りの布をふわりと掛けてみるだけで、お部屋の雰囲気は変わります。 「軽くて石膏ボードにも飾りやすい」 「比較的安価」 「カーテンやラグともコーディネートしやすい」・・・こんなファブリックアートはいかがですか?

タペストリー

タペストリーとは、風景や模様を色とりどりの糸で織り出した装飾用の織物のこと。 本来、プリント生地やパッチワークなどはタペストリーではないですが、広い意味で「布製の壁掛けインテリア」のことをそう言ったりします。
手作りキットも市販されていますので、お気に入りのファブリックでオリジナルタペストリーを作ることもできます。
季節によって掛けかえたり、お客様に合わせて掛けかえたりしても楽しいですね。

ファブリックパネル/ファブリックアート

北欧発祥。 木製のパネルにファブリックを貼って壁に飾るインテリアアイテムです。 カチッとしたパネルなので、タペストリーとはまた違った雰囲気になります。小さなものなら壁にピンを刺してそこに掛けることもできますから、気軽に掛けかえて楽しむことができます。

ちょっと頑張って手作りしてみませんか?

1,パネルを準備する・・木枠を作るのは大変ですが、市販の木製パネルならサイズも豊富で便利です

2,お気に入りの布をパネルより大きめにカット

3,パネルに巻き込み、イス張り用のタッカーや大き目のホチキスで裏側の枠に留めます。布を少し引張り気味にすると、シワができずきれいに仕上がります。角は目立たないようきれいに折り畳んでください

4,余った生地はきれいにカットして、布テープなどで木枠に固定しておきましょう。

窓に+α

窓辺のイメージプラスには 「カフェカーテン」 がおすすめです。

主につっぱり式のポールなどに通してかけることが多い、丈の短いカーテン。
キッチンの窓や玄関・廊下の小窓など、ちょっとした窓に目隠しとインテリア性をプラスすることができます。フランスのカフェで使われていたので、こう呼ばれるそうです。
窓の上部にかける 「バランス」 タイプと、下部にかける 「ティアーズ」 タイプの2種類があります。

窓にインテリア性をプラス! 「カフェカーテン」

バランスとティアーズを組合わせたり、カフェカーテンとレースのカーテンを重ねて掛けたり。
お気に入りの布をカーテンクリップで留めるだけでも、素敵なアクセントになります。カフェエプロン(※)をカフェカーテン代わりにしても楽しいですね。

カフェエプロン・・カフェや雑貨屋の店員さんがよく着用しているショート丈の巻エプロン。

いろんなところに+α

出入り口にのれんを掛けたり、ソファにカバーを掛けたり、ストリングスカーテンを間仕切り代わりにしたり、テーブルにクロスを掛けたり。
ファブリックを使えばインテリアの+α は自由自在!
柄や素材で季節感を出すこともできるし、色で空間を区切ったり、家族一人一人の物や空間を区別したり、大切な物を汚れや傷から守ることもできます。

ファブリックをうまく使ってインテリアを楽しもう!

注意したいのは、‘布製品はほこり・においが付きやすい’・・・ということ。 まめに取り替えたりお洗濯したりしましょう。

たためばかさばらず、洗えばきれいになる便利なファブリック。 うまく取り入れて、インテリアを楽しんでください。


(2007年5月作成)


本文中に使用している家具・インテリアの写真はイメージです。当社にてお取扱いのない商品が含まれる場合がございます。また、掲載しました情報はコラム作成当時のものとなりますので予めご了承ください。

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