ジョージ・ナカシマ George Nakashima｜デザイナー辞典
ジョージ・ナカシマ George Nakashima （1905-1990）
旅の好きな彼はヨーロッパや中国、インドに若いうちに訪れ感性を磨きました。日本でもアントニン・レイモンドの建築事務所で2年間働き、戦時中は収容所の中で日本人家具職人から技術を学ぶなど、紆余曲折の後にペンシルバニア州に自身の工房を開きます。
西洋のフォルムと東洋の職人技を併せ持つ家具は、複雑な人生経験が生み出した奇跡の形態と言えます。
1905年 ワシントン州スポーケンに生まれる
1929年 ワシントン大学卒業
1933年 ヨーロッパ旅行の後東京のアントニン・レイモンド（コルビジェの弟子、建築家）事務所に入る
1945年 日本人大工に大工道具の使い方や指物について学んだ後、ペンシルバニア州のニューホープに自身の工房を開設
1952年 クラフツマンゴールドメダルをアメリカ建築家協会により送られる
1990年 没