智内 兄助作《ばこ(TASHIGOMANG of BHUTAN)》

《ばこ(TASHIGOMANG of BHUTAN)》

新たな椅子を2脚展示しました

《ばこ (TASHIGOMANG of BHUTAN)》はブータンのTashigomangを連想させる、奥行のある額縁に表装されています。
この立体的な作品は、画家智内氏が語った本作品についてのコメントと共に展示中です。

《ばこ (TASHIGOMANG OF BHUTAN)》
《ばこ (TASHIGOMANG OF BHUTAN)》1987年

愛媛県今治市出身で幼いころに「大般若( だいはんにゃ)くぐり」を経験した智内氏は、後にブータンに赴き移動式仏塔-タシゴマン-に出会い、この《ばこ (TASHIGOMANG of BHUTAN)》を描きました。

大般若くぐり

四国・九州などに江戸時代から続く風習。 経典(きょうてん)・大般若経(だいはんにゃきょう)を納めた経箱(きょうばこ)の下をくぐり、病気(びょうき)平癒(へいゆ)・厄難(やくなん)退散(たいさん)などを祈る伝統行事です。

タシゴマン

ブータンの僧侶が、仏教の教えを広めるため担いで村々を廻る小型の寺院。仏塔の形をしていて、たくさんの扉の中に仏像が安置されています。