村内美術館

キンセンカという花をご存じですか?

キンセンカ
                                                       今年のキンセンカ

   きんせんかと白い布
    ベルナール・ビュフェ《きんせんかと白い布》

キンセンカ


キンセンカは早春から初夏にかけて咲く地中海沿岸を原産とするお花です。

花名の金盞花(キンセンカ)は、黄金色の花の形が盞(さかずき)に似ている事から付けられたとも言われています。

日本では園芸用に育てられますが、ヨーロッパではハーブとして食用にされたり、火傷やニキビの治療薬として広く使われています。





そのキンセンカを描いた作品が当館でご覧いただけます。
この作品を描いた当時、ビュフェはプロバンスに城を所有していました。
キンセンカはその地方によく見られる花ですのでビュフェの城にも咲いていたかも知れません。

ぜひこの季節に、ベルナール・ビュフェ作《きんせんかと白い布》をご鑑賞下さい。