村内美術館

溜息の橋

溜息の橋
ベルナール・ビュフェ
1986年、リトグラフ

《溜息の橋》は10枚組の「ヴェネツィア・シリーズ」の中の1点です。

「ヴェネツィア・シリーズ」は、1986年にパリで開催された展覧会に出品した水彩画をもとに制作されたリトグラフ(石版画)です。

この作品はビュフェの特質である黒く鋭い線に加えて、以前の暗く沈んだ色調ではない明るい色が建物や水面に使われています。

ビュフェにとってヴェネツィアは、妻アナベルと何度も訪れた思いで深い土地で、愛妻と過ごしたこの場所が明るい色彩として表現されたのかもしれません。

当館では「ヴェネツィア・シリーズ」のすべてがそろって展示されています。《溜息の橋》だけでなく、全作品を鑑賞するのに良い機会です。

その展示室ではカンツォーネを聴くことができます。ビュフェが表現したヴェネツィアを感じられることでしょう。

ベルナール・ビュフェ
1928年 7月10日 パリに生まれる。
1943年 エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学する。
1946年 初めて「30歳以下の画家のための展覧会」に《自画像》を出品する。
1947年 アンデパンダン展に《肘をつく男》を出品する。
            初の個展を開催する。
1848年 批評家賞を受賞する。
1958年 作家で歌手のアナベルと結婚する。
1971年 レジオン・ドヌール5等シュバリエ勲章を授与される。
1980年 日本初来日。
1993年 レジオン・ドヌール4等オフィシエ勲章を受章する。
1994年 10月4日 フランス南部トゥールトゥールのボームの自宅にて死去。71歳

ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸

ヴィル・ダヴレー 牧草地からコローの家へと続く道

ジャン・ルノワールとガブリエル

森へ続く道

横たわる裸婦

ミモザとチューリップ

緑色のスカートの女性

月胎蔵