ルノワールとシスレーの新収蔵品のご紹介
ピエール・オーギュスト・ルノワール 「ジャン・ルノワールとガブリエル」1896年、油彩・カンヴァス ここに描かれている幼児ジャン(1894-1979)は、のちに数々の名作を生む映画監督となるルノワールの次男です。 ジャンを優しく抱く女性は、ルノワールの妻アリーヌの従姉妹のガブリエルで、ジャンの誕生の際にルノワール家に呼ばれ家事や子どもたちの遊び相手をし、ルノワールのモデルもつとめました。ルノワールの、子どもへの愛情が感じられる作品です。 |
アルフレッド・シスレー 「森へ続く道」1889年、油彩・カンヴァス シスレーは印象派を代表する画家のひとりで、同派の画家たちも認めるほどの確かな技術と豊かな感受性、才能に恵まれていました。 本作に描かれた白い雲間から差し込む陽光と微妙に変化する色彩表現は、観る者に強い印象を与えるだけでなく、この土地の空気や匂いまでも感じさせます。 |
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こちらで紹介以外にも新収蔵品を展示しております。 家具と絵画のコラボレーションをじっくりとお楽しみ下さい。 |