コラム「ちょっとインテリア」 |

鋭い陽射しとじめじめした湿気に耐え、夏の間活躍してくれたアイテムには、また来年も頑張ってもらうために感謝の心でメンテナンスしてあげましょう。■すだれ/よしずのお手入れ すだれやよしずは直射日光と人目を遮り、風を通してくれる夏のアイテム。すだれは軒に吊るして使い、よしずは立てかけて使います。 夏の間活躍してくれたそれら。安いものだからと使い捨てにせず、大切にしまってまた来年も活躍してもらいましょう。 はたきやブラシでほこりを落とし、乾いた布で乾拭きしてください。天然の素材ですからビニール袋などで密封せず、紙や布で包んで風通しの良いところに保管しましょう。 カビが生えてしまった場合は、硬めのブラシでカビを払い落とし、風通しの良いところで3日間くらい陰干ししてください。 ■夏物カーペットのお手入れ 麻やラタン、い草や竹など素足にもひんやり気持ちのよい天然素材のカーペット。秋冬はちょっとお休みですね。 吸湿性が高いので水洗いは伸び縮みの元。ブラッシングか掃除機で十分にほこりを取ってください。飛び出してしまった繊維は、引き抜かずはさみでカットしましょう。紙や布で包んで、風通しの良いところに立てて保管してください。 すだれ同様、湿気の多いところで使うとカビが生える恐れがあります。ブラシで取り除き、しっかり乾燥させましょう。 カビや伸縮は天然素材につきものの性質です。 ・湿気の多いところではなるべく使用しないこと ・ぬれたらすぐ乾燥させること ・カビ生えてしまってもあわてずに。ブラッシングや消毒用アルコールで取り除き、しっかり乾燥させること メンテナンスしながら、うまく付き合ってください。 ■衣替え、模様替え、大掃除! 衣替えの季節は家具のリフレッシュのチャンスでもあります。 タンスの中身を入れ替えるついでに引出しの中をふいて、しばらく開け放しておきましょう。家具に風を通してリフレッシュさせてあげてください。 まだまだ水仕事が苦にならないこの時期に、水を使う大掃除をしてしまいませんか? 「大掃除!?」と気負わなくても、「季節の変わり目に模様替えをして気分をリフレッシュ!」と考えると、気持ちが楽。そのついでに拭き掃除もして、家具も、部屋も、気持ちもリフレッシュさせてみてはいかがですか? 日が短く夜が長くなって、部屋の中にいる時間も長くなります。静かに本を読んだり音楽を聴いたり・・・、そういった時間を過ごすにはやはり居心地の良いインテリアにしたいですね。秋らしく、ゆったり落ち着けるお部屋にしてみませんか?■五感でぬくもり・・視覚 私たちは90%近くの情報を「目」から得ています。暖かみのある色や素材で、優しく落ち着いた部屋を演出してみませんか? 赤や橙などの暖色は、青や緑など寒色と比べて体感温度が3度違うといわれています。はっきりした色より、深みのあるくすんだ色ややわらかい色を使い、ベージュやブラウンなどをうまく取り入れて優しい印象の部屋作りを心がけてみてください。 また、一色のみ広い面積に使うより、同じ色の濃淡や他の色を組合わせるなどしてグラデーションにしてみましょう。色の境目をなくしてぼかすのも効果的です。 ■五感でぬくもり・・触覚 ふわふわ、モコモコした素材も、ぬくもりと癒し効果をもたらします。 クッションやソファカバーなどファブリックをうまく使って、インテリアを着せ替えてみましょう。 直線的で冷たい印象のフローリングも、毛足の長いラグがあるだけでやわらかい印象に。カーテンもさわやかな夏のカーテンから、ぽってりした冬用に着替えてみると、お部屋の温度が変わります。 木の家具も温かみを感じさせてくれます。これは木の「熱伝導率」が低いから。触った自分の手の温もりをそのまま感じることができるんです。スチールやガラスの無機質な家具は、ファブリックや照明でやわらかさをプラスしてみましょう。 ■五感でぬくもり・・嗅覚 ゆったり気分になるアロマオイルやお香など、暖かみというよりもリラックス効果が期待できます。ハーブの香りも気持ちをゆったりさせてくれます。香りすぎは禁物。ほんのり香る程度に。 ■照明で雰囲気作り 部分照明を使ってみませんか? 蛍光灯でお部屋全体を照らす灯りより、白熱灯のやわらかい灯りでお部屋のある部分を照らしてみると、やさしい穏やかな印象になります。 またキャンドルのゆれる炎も、心を落ち着かせお部屋を暖かい印象にしてくれます。 ■読書の秋にパーソナルチェアはいかが? 暖かみのあるインテリアに衣替えしたら、自分だけのお気に入りの椅子でリラックスタイムを楽しんではいかがですか? 売り場では冬の準備が始まっています。頭寒足熱で効率の良いコタツは、地球に優しい暖房器具。今年はこたつで一家団らんしてみませんか?■こたつを出したときの注意 使い始めの嫌なにおいは、発熱部についたホコリが原因。ホコリが焦げた臭いです。ヒーターを外して掃除機でしっかり吸い取ってください。こたつ布団は天気の良い日に干して、充分乾燥させてから使いましょう。 電機コードが破損していると火災や感電事故の原因になります。使う前にチェックしてください。 気持ちよく使えるよう、ちょっとした手間をかけましょう。 ■こたつの上手な使い方 「強」と「中」では消費電力が20%も違うと言われています。熱過ぎるのはエネルギーの無駄遣い。こまめに温度調節をし、使わないときはスイッチを切りましょう。掛け布団だけでなく、敷き布団や上掛けを一緒に使って暖房効率アップ! 脱水症状や低温やけどの危険がありますので、こたつでの居眠りはやめましょう。 またこたつの赤外線は目にはあまりよくないので、長時間見つめないで下さい。(身体には害はありません) ■ちょっと気を付けて! エアコンの噴出し口やヒーターの近くに家具を置いていませんか? エアコンやヒーターの温風は家具の大敵。反り、ひび、割れの原因になります。また、エアコンの下に背の高い家具を置くとエアコンの効率が低下することがあります。家具と暖房器具はできるだけ離して置いてください。 冬は空気が乾燥しているからカビの心配はないと油断していませんか? 暖房で暖まった部屋は結露が発生しやすくなります。特に北側や西・東側の壁に沿って家具を置くときは注意が必要。家具は壁から少し離して置き、空気の通り道を作ってあげましょう。 もしカビが生えてしまったら、エタノールで消毒して丁寧に拭き取り、しっかり乾燥させてください。 |