ダイニングルームの家具の選び⽅

ダイニングボードの選び方

寸法

設置する場所の寸法をあらかじめ測っておき、スペースにあったものを選びましょう。
マンションの場合、柱や梁にぶつからないか注意。 特に高さのチェックは忘れがちです。
お手持ちの一番大きな食器が入るかどうか、内側の寸法もチェックしておきましょう。

開き戸

開き戸

引き戸

引き違い戸

  • ・開き戸は扉が全開でき、モノの出し入れがスムーズ。 反面、扉を開けるため手前に広いスペースが必要になります。
  • ・引き違い戸は扉を開け閉めするスペースが要らない代わりに、半分ずつしか開くことが出来ません。 また扉一枚分奥行きが小さくなります。
  • ・折り戸や上に跳ね上げるタイプなどは、開閉がスムーズに行えるかお店でチェックしましょう。
  • ・取っ手が持ちやすいか、金具がしっかりしているか、しっかり握って確かめてみてください。

形状

棚板か引き出しか、用途に合った形を選びましょう。 引き出しは奥の物の出し入れがスムーズにできますが、実際に物が入る部分の容量は少なくなります。

  • ・棚板は強度がしっかりしているか、高さが細かく調節できるかチェック。
  • ・引き出しはがたつかずスムーズに出し入れできるか、引き出し自体の造りがしっかりしているかチェック。

耐震性

最近では転倒防止金具付属のものが多くなっています。 強化ガラスを使ったガラス扉もあります。 せっかく転倒対策をしても、ガラスが割れてしまうと中のものが飛び出し、割れたガラスで怪我をします。普通のガラスには飛散防止フィルムをはるとよいでしょう。

開き戸タイプ

棚板は高さが細かく調節できるものを。引出しの動きもチェックしましょう。

オープンタイプ

家電が収納できるオープンタイプ。ちょっとしたものが置けて便利です。

引き戸タイプ

引き戸タイプは省スペース。狭いキッチンでも楽に開閉できます。

両面ハッチ

間仕切りに使える両面ハッチは、双方からの使い勝手をチェック。

ダイニングセットの選び方

ダイニングテーブル

長方形・正方形のダイニングテーブルは、壁付けもできて省スペース。
円形のダイニングテーブルは案外スペースを取りますが、人数が増えたときに対応しやすく便利です。
楕円形は角がなく安全。3人ずつ両側に並ぶ四角い6人掛けのダイニングテーブルよりは、2人ずつと両側に1人ずつでダイニングテーブルを囲む楕円のほうが、団らん度は増します。
その他、半円形のテーブルや八角形、片側がフラットで反対側がラウンド型の変形タイプなど、様々な形のダイニングテーブルがあります。

2本脚テーブル

4本脚テーブル

脚の形状

2本脚のダイニングテーブルは、立ったり座ったりするときにテーブルの脚が邪魔にならないのでスムーズに動けます。 脚の形によっては、椅子がダイニングテーブルの下に納まりきらない場合があります。
4本脚のダイニングテーブルは、逆に椅子が全部しまえてすっきりしますが、立ったり座ったりするときに足が当たる可能性もあります。
売り場で実際に座って、使い勝手を確認してみてください。

素材

木、合成樹脂、ガラスなど様々です。
ガラスはお部屋を広く見せる効果があります。「音」や「傷」はテーブルリネンでカバーしましょう。足元が丸見えになってしまうのでお行儀よく!
傷や水、熱に対しては素材によって得手不得手がありますが、どのダイニングテーブルも汚れたらすぐにふくこと、熱いものを直接置かないことを心がけてください。天板の表面を保護する透明なシートも市販されています。

エクステンション(伸張)式のダイニングテーブル

普段はコンパクトサイズ、イザというときに大きく広げて使えるエクステンション(伸張)式のダイニングテーブルは、空間の限られたダイニングにはとても便利です。
羽のようにたたんでおけるバタフライタイプ。二つ折りになっている天板を開くと2倍の大きさになるタイプ。天板を二つに分けて間に別の中板をはめ込むタイプ。・・・などなど、様々なタイプがあります。
頻繁に広げて使うなら操作が簡単なもの、たまのパーティー用なら広げたときの大きさに重点を置くなど、用途に合わせて選んでください。購入の際は、自分ひとりで操作できるか必ず売場で試してみましょう。

ダイニングチェア

ダイニングチェアを単独で買う場合は、チェア自体高さだけではなく、ダイニングテーブルの高さとの関係がポイントになります。
「ダイニングテーブルの高さ」と「ダイニングチェアの座面の高さ(SH/シートハイ)」との差が、25〜30cmになるのが使いやすい高さ。お店では自宅のダイニングテーブルと同じ高さのダイニングテーブルに、欲しいダイニングチェアを合わせて座ってみるとわかりやすいです。
立ったり座ったりよく動かすので、移動しやすい重さか・持ちやすいデザインかどうかもチェック。座面が回転するラウンド式やキャスター付きのものなら、立ったり座ったりが楽に行えます。見た目には背もたれが低めのほうがすっきり、座って楽なのはハイバックチェアです。
お子さまにはベンチタイプも楽しいですね。高さは座布団などで調節してあげてください。
フローリングに直接置く場合は、床を傷つけないためのフェルト状のクッション材などが市販されています。キャスター付きのチェアは、床を傷つけたり床暖房の機能に支障を与える場合があるのでご注意ください。

差尺=テーブル高さ−座面高さ=25-30cm

ラウンドキャスター付きチェア

ラウンドキャスター付きチェア。立ち座りがとても楽です。

リビング・ダイニングタイプ

リビングのくつろぎをプラスしたリビング・ダイニングタイプ。

ガラス天板

スタイリッシュなガラス天板。お部屋を広く見せてくれます。

片側を壁やカウンターにつけて、スペースを有効利用。

円形伸張式

丸いテーブルは心も和む。伸張式で人数が増えても大丈夫です→

円形伸張式

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