家具用語辞典-ま行

マイクロファイバー

ベルベット調の布。ゴミ・埃がつきやすい欠点を改善している。

蒔絵(まきえ)

漆の加飾技法。筆を用いて漆液で絵を描き、漆が乾かないうちに金、銀、錫などの金属粉や朱色、黄色などの色粉を蒔いて紋様をあらわす。

曲木(まげき)

木材を蒸したり煮沸したりして曲げ加工すること。18世紀後半、ドイツ出身のミヒャエル・トーネットが発明した曲木椅子が有名。

柾目(まさめ)

柾目(まさめ)

マツ

→パイン

マットミー

マットミー

マホガニー

センダン科の広葉樹:世界的な銘木の一つ。マホガニー色という家具の塗装色があるほど、その赤褐色は人々に深く馴染んでいる。木材は光沢をもち、加工性、耐久性、寸法安定性に優れている。

水屋(みずや)

水を扱う所。台所。またそこに置く、茶器・食器類を入れる箪笥のような形の戸棚。(=食器棚・茶箪笥)

ミッドセンチュリー

直訳すると「世紀の半ば」。1940年から1960年代にかけてアメリカを中心に起こった新しい家具デザインのムーブメント。C&R・イームズの「プライウッド製チェア」「FRP製シェルチェア」やパントンの「パントンチェア」などが生まれた。

ミラーカーテン

光の屈折を起こしやすくする糸を使い、視界や日光を防いでくれるレースカーテン。プライバシーの保護や省エネ、日焼け防止に役立つ。

明式家具(みんしきかぐ)

15世紀から17世紀にかけて中国の明の時代に造られた家具。スッキリした流れるようなラインと気品ある装飾が特長。

無垢板(むくいた)

天然木の一枚板。重厚で高級感があり、使い込むほどに味わいが出る。自然素材ゆえに狂いが生じることもある。「ソリッド」ともいう。

虫食い仕上げ(むしくいしあげ)

アンティーク調に仕上げるため、虫が食ったような小さな穴をわざとあけること。

銘木(めいぼく)

材質や木理、色調などが優れていて、装飾的にも希少で、貴重な木材のこと。唐木やケヤキ、神代杉、屋久杉など。

メープル

カエデ科の広葉樹。
鳥眼杢とも呼ばれる、小鳥の目のような小さな玉粒模様のものをバーズアイメープル(写真)と呼び、高級家具材として重用されています。硬くて重く、緻密な柾目が特徴です。シルクのような光沢が美しく、家具や楽器に用いられます。
メープルシロップは幹から出る樹液を加工したもの。またメープルシロップの産地カナダの、国旗はメープルの葉をデザインしたものです。

メラミン樹脂化粧合板(じゅしけしょうごうはん)

合板の表面にメラミン樹脂を熱圧縮したもの。硬く美しい光沢があり、耐久性・耐熱性にすぐれている。

杢(もく)

木目の紋様で、特に装飾性の高い美しい木理。バーズアイ、虎斑(とらふ)など。

木理(もくり)

「木目」。年輪による模様。

モケット

羊毛や化学繊維をパイル糸とした、ビロード風の縦パイル織物。

モダンスタイル

個性的で、無駄を省き洗練されたインテリア。モノトーンやガラス、シンプルなデザインなどが特徴。

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