家具用語辞典

<<あ行>>

例:あり組み継ぎ—ありぐみつぎ
木と木を組む伝統的な技法の事で、引出しの接合部などによく用いられる。組み合わせる事により反りを止め合い、強度な接着をする。木々を組み合わせる部分が蟻の頭に似ている事から、蟻組みという名前がついている。


<<か行>>

例:炬燵・火燵—こたつ
語源・・この字は五山の僧がつくった和製漢字。「火榻子(かとうし)」の唐宋音に由来するという説が有力(「火榻」=(コタツ)、「子」は道具や物の名につく接尾語)。「榻(しじ)」というのは牛車の乗り降りの際に使う踏み台のことで、形がコタツやぐらに似ていることから名付けられた。


<<さ行>>

例:象嵌仕上げ—ぞうがんしあげ
材料に模様を刻んで、他の材料や金・銀などをはめ込む仕上げ。


<<た行>>

例:低反発フォームマットレス—ていはんぱつ…
体重をかけると、体の凸凹に合わせてゆっくり沈み、包み込むように支えてくれるマットレス。体圧分散性に優れている。


<<な行>>

例:猫脚—ねこあし
(=カプリオール・レッグ)18世紀ロココ様式の椅子や机の脚の形状。猫の脚に似ている。


<<は行>>

例:ホルムアルデヒド
人体に有害なホルマリンを生成する。合板、塗料、接着剤などに含まれるが、最近では低ホルムアルデヒド、ノンホルムアルデヒドの商品も増えてきている。


<<ま行>>

例:曲木—まげき
木材を蒸したり煮沸したりして曲げ加工すること。18世紀後半、ドイツ出身のミヒャエル・トーネットが発明した曲木椅子が有名。


<<や行>>

例:UV塗装−ユーブイとそう
ウルトラバイオレットの略。UV塗料に人工紫外線を照射することで驚異的な速さで硬化する。堅牢な鏡面仕上げとなる。



<<ら行>>

例:リビングダイニングセット
食事ができるダイニングの機能とゆったりくつろぐリビングの機能を兼ね備えた家具。ダイニングセットより低めで椅子がゆったりしている。


<<わ行>>

例:ワードローブ

衣類を収納するための家具。または個人の手持ちの衣装。




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